プロデューサー|第5話 あらすじ&感想

pdc1プロデューサー

KBS 全12話 2015年

脚本:パク・ジウン

演出:ピョ・ミンス、ソ・スミン
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【主な登場人物】

ラ・ジュンモ(「1泊2日」のプロデューサー)/チャ・テヒョン

タク・イェジン(「ミュージックバンク」のプロデューサー)/コン・ヒョジン

ペク・スンチャン(KBSの新人プロデューサー)/キム・スヒョン

シンディ(デビュー10年目の人気アーティスト)/IU

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第5話

シンディに傘を差してやったスンチャンだったが、カメラマンがずぶ濡れなのに気づくと、シンディに差していた傘をカメラマンに持っていく。
シンディよりカメラの方が水に弱い。
それが理由。

せっかくシンディの乙女心をきゅんとさせたみたいだったのにね(笑)
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雨の中でテントを張るスンチャン。
シンディは一緒に張ったことにしてほしいと頼むが、スンチャンは「嘘はつけません」と要求を却下。

真面目なスンチャンは、こんな厳しい状況下にあっても予定を変更することなく、シンディに夕食をかけた「運試しゲーム」をやらせた。
失敗続きのシンディに残されたラストチャンスは「友達の応援」。
親しい友達に電話をかけて、応援の言葉を言ってもらえれば成功となる。
ピンキー4のメンバー ユジュにかけるが「ただいま電話に……」の自動音声が。
続いて同じくメンバーのクリスティーンに電話をかけたシンディ。
が、クリスティーンは収録中だと言ったにもかかわらず、「応援でもしろと言うの?ずうずうしいわね。二度とかけないで」とけんもほろろな対応だった。
結局シンディは夕食も食べることができないまま、テントの中で野宿することに。

よく眠れるようにとヘッドホンと本を貸してくれたスンチャン。
シンディはスンチャンに「電話した場面をカットしてください」と切り出す。
仲間外れなわけではなく、みんなが忙しいだけ。
誤解されてはクリスティーンさんも困るから、と。
何も言わずにテントを出るスンチャン。
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翌朝。
シンディはスンチャンと朝食をかけたクイズに挑戦する。
スンチャンがヒントを出し、シンディがお題を答えるのだが、スンチャンのヒントがとにかくやたらと難しい。
何のことを言っているのかまるでピンと来ないシンディだったが、なんとか1つだけ正解した。

その様子を見ていたピョン社長がまたも怒鳴り込んでくる。

ピョン社長がジュンモに、シンディはわが社のコンテンツであり、彼女次第で株価が変動するのだとまくし立てる。
「1泊2日」への出演を発表してから株価は下落しっぱなし。
「あんな新人にシンディを任せるなんてひどい」と言うピョン社長に、「ひどいのはそっちだ」と反論するジュンモ。
ジュンモはシンディを「コンテンツ」と表現したことを指摘し、「あの子と同じ目に遭わせる気か?」と詰め寄った。
自分を犠牲にしてスターを育て上げてきたと主張するピョン社長。
とんだ思い込みだと返すジュンモ。

あの子とは?
ジュンモとピョン社長の確執の原因はそこにありそうです。

「数字の話(株価のことですね)をしたければ競馬場へ行け」とジュンモはピョン社長を責めたが、視聴率のためにシンディをひどい目に遭わせて喜んでいるジュンモも同じだと反論された。

楽しそうに盛り上がるメンバーたちの輪から外れ、1人ぽつんとヘッドホンで音楽を聴いているシンディを見て、切ない表情になるジュンモ。

ピョン社長の言葉がジュンモには響いたようです。

ジュンモはシンディにひどい扱いをしたスンチャンを怒鳴りつける。
状況に応じて融通を利かせるべきだった。
おまえのことを叱るのはもううんざりだ。
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ジュンモに怒られるスンチャンを見て、カメラマンがスンチャンも食事を一切取らなかったとかばう。
それでも「すぐ俺に連絡すべきだ」と怒ったままのジュンモだった。
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帰りのバス。
乗り込んでくる先輩に席を譲っているうちに、後部座席にいたジュンモの隣に座る羽目になってしまったスンチャン。
最初は気まずそうにしていたが、疲れ切っていた2人はいつしか仲良くもたれ合いながら眠り込む。
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イェジンが「ミュージックバンク」のスタッフと打ち合わせ。

BIGBANGの振り付けが変更になったことをその場ですぐ本人たちに連絡するダジョンに驚きつつも、お小言を言うイェジンです。

そこへ「1泊2日」チームが帰ってきた。
イェジンは姿の見えないジュンモが気になり、スンチャンに聞くと、会食の会場へ行ったと言う。
スンチャンが酒を飲んでうっかりジュンモとの同居のことを誰かにしゃべってしまわないかが気になるイェジンは会食の場所を聞く。

というのは言い訳で、実はジュンモに会いたいだけかな?( ̄▽ ̄) ニヤ
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シンディは不利な場面をカットしてもらうために会食の場へやってきた。
そこへイェジンたちも到着し鉢合わせ。

イェジンに「メイクが薄くて気づきませんでした」と憎まれ口をたたくシンディです。
ほんと怖いもの知らずよね~。

イェジンもイェジンで「ある歌手のせいで放通委に呼ばれたから、反省モードだ」など、あからさまにシンディを攻撃。
ジュンモにもシンディの悪口を言い、スンチャンにはシンディが身勝手な行動をしなかったかと詮索したり。

ジュンモとシンディが仲良さそうに話をしているのを面白くなさそうに見ているイェジンをスンチャンが見ていました。
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シンディの前でジュンモに放通委には何を着ていけばいいかと聞くイェジン。
「私のせいで呼び出されてすみません」とシンディ。
と、言いつつも「あの衣装はそんなに問題なんですか?」と蒸し返した。
そんな中、ダジョンがあの日シンディはイェジンに怒られた腹いせでそんなことをやったのかと思っていたと言い出し、イェジンを慌てさせる。

イェジンは後輩たちを楽屋から出したあと、シンディを褒め殺し&泣き落としで口説いたんですよね。
でも、後輩たちには叱ってやったと見栄を張ったんです。

ごまかすかのように笑顔で「乾杯して水に流しましょう」とグラスを差し出したイェジンに、「ビールは飲みません」とシンディは乾杯を拒否した。
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スンチャンに飲み過ぎだと注意するイェジンだったが、女子トイレの前で靴を脱ぎ、ご丁寧に揃えてから中に入っていった。
明らかに酔っている!
それでも、酔っていない、しっかりしていると言い張るイェジン。
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カメラにイェジンの「酔ってない」は酔ったということだと説明するジュンモ。
イェジンは酔うと秘密のことまでべらべら話すうえに、急に甘えるのだと言う。
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イェジンは「私がジュンモと住んでると誰にも言ってない?」と大声でスンチャンに確認し、スンチャンを慌てさせる。
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ジュンモが言った通り、イェジンはいつもは見せたことのないようなかわいらしい仕草で、「イェジンは屋台に行きたいのぉ」とジュンモとスンチャンに甘えだした。
ジュンモとスンチャンの間に入り、2人の肩を抱きはしゃぐイェジン。
シンディがそんな3人の様子を車の中から見ていた。

マネージャーが「傘のPD」のことを聞いてました。
2日あれば夢中にさせることは簡単だと言っていたことに突っ込むと、シンディはまだ行動に出ていないだけだと言い訳してました。
マネージャーはめちゃめちゃ楽しそうにあれこれ聞いていたけれど、シンディには面白くない会話です。
毎度空気の読めないマネージャーだよね(笑)

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屋台で飲んでいた3人。
イェジンはジュンモに「美人の検事とお見合いするくせに、なぜ私にキスを?」とごくごくフツーに質問する。

寝てしまいそうだったスンチャンの目が一気に覚めました(笑)

「私をその気にさせておいて、自分は恋愛やお見合いをするなんて身勝手すぎる」と言い出したイェジンに「もう飲まない方が」とグラスを取ろうとするスンチャン。

「私は誰かを好きになると、いつもジュンモに相談してたけど、あなたが好きだから、誰にも話せないのよ。それがすごく辛いの」

イェジンはそうつぶやくと、テーブルに寝落ちした。
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朝、目が覚めたイェジンは昨日自分がしたことを思い出し、青くなる。
が、ジュンモはいつもと何ら変わらない態度。
イェジンは、酔うと記憶をなくすジュンモのクセに感謝する。

ソファで寝ているスンチャンを見つけて驚くイェジンとジュンモ。
ジュンモは「1人で自由に暮らしたくて親に譲り受けた家なのに、なぜか居候が増えていく」とぶつぶつ文句。
そこへもう1人の居候イェジュンが絶妙なタイミングで帰宅した。
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4人で朝食。
イェジュンはスンチャンの家が向かいの棟だと知り、姉の売り込みを始める。

向かいの棟の方が広いんですって。

スンチャンはイェジュンに外泊が多いのかと聞く。
「弟さんが外泊したらお姉さんは男と2人きりになりますよね。それは望ましくないので、なるべく早く帰ってください」と真剣な表情で訴えるスンチャンを複雑な表情で見つめるイェジュンだった。

あらら。
スンチャン、まさか……( ̄▽ ̄) ニヤ

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スンチャンを屋上へ呼び出したイェジン。
私は酔うと嘘をつくクセがあると言い、どんな嘘をついていたかと確認する。
お見合いをするのになぜ私にキスをしたのかと言ったことを告げると、それをジュンモが聞いていたかと探りを入れる。
イェジンはスンチャンにお金を渡し、ジュンモがそのことを覚えているかを探るように頼んだ。
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スンチャンが何気なく昨日のことを聞いてみると、ジュンモは屋台での代金をカードで払ったことを覚えていなかった。

明細を見て驚いたようです。

スンチャンは早速そのことをイェジンに報告したが、帰宅するときの歩き方が泥酔したときの歩き方ではなかったので、再び手掛かりを見つけるようにと指示される。

今回の歩き方、泥酔したときの歩き方を互いに披露し合う2人です(笑)
ちなみに、イェジンは「1泊2日」の会食代をカードで支払ったことをスンチャンから聞かされ、絶望的な顔になってました。

「行って」と言われて、戻りかけたスンチャンだったが、意を決したように切り出した。

「もし何かを誰かに話したいのに、話し相手がいなくて辛いときは、僕に話してください」と。

「ありがとう。何かあったら話すわ」と小さく笑うイェジン。

スンチャンの言葉の意味に気づいてないみたいですね。
温かいスンチャンの言葉にうるうる来ちゃいました(TωT)

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「1泊2日」の編集作業が始まる。
独房のような窓もない狭いスペースで血のにじむような努力が続くのだ。
すぐ上の先輩から先輩たちの差し入れの当番を引き継ぐスンチャン。
言われた通りに準備したが、文句が出る。
FDに相談すると、的確なアドバイスをくれる。

完全に空腹になる前に何を食べたいか聞くことがポイント。
それぞれ専門店に注文すること。
何でもいいと答えた人には「山菜ビビンバ」が無難だが、子どもっぽい好みの人には好まれない。
そこを区別するのはコーヒーの好みを見ればいい。
長い名前のコーヒー(いちごキャラメルなんちゃら~みたいなww)を好む人は好みが子ども。
……なるほど。
彼、すごいです(笑)

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ジュンモが飲み過ぎた次の日には食べないジャージャー麵を食べていたことから、思ったより飲んでいなかったのかもとイェジンに報告するスンチャン。
が、二日酔いでもちゃんぽんを食べたがるときもあるので決め手にならないとイェジン。

戻ろうとしたイェジンにスンチャンが「覚えていてはダメですか」と切り出す。
「もし昨日の話が事実だとしたら、覚えておいてほしいのでは?」

すると、イェジンが答える。
「あなたも編集すれば分かるようになる。誰かの言葉に相手が無反応だったら、その言葉はカットされるの。あなたが言ったように、もし昨日の私の話が事実だったとして、ジュンモが聞いてたと仮定する。でも、ジュンモの私への態度はいつも通りだった。もし私の話を覚えてるのに何も反応がないということは、ジュンモは私の気持ちをカットしたってことよね」

「だから、覚えてないことを望んでるんですね。カットが怖いから」

おおお。
隠している本当の気持ちをずばっと指摘されたイェジンです。

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シンディは不眠症。
どうせ眠れないと思いながらも、スンチャンから借りたヘッドホンで音楽を聴き、本を開くと、いつの間にか眠りについていた。
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編集作業をしているジュンモ。
シンディの映像が平凡すぎて全く面白くない。
みんなが笑える面白いテロップのアイデアをスンチャンに求めるが、ろくなアイデアが出てこない。

頭を抱えていたところでスンチャンがシンディの靴紐を結ぶシーンを発見したジュンモ。
これは使えそうだとほくほく顔になる。

ジュンモの無邪気な一面が視聴者に好かれそうだとカメラに話してました。
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シンディの顔写真入り差し入れを大量に振る舞うピョン社長。
ジュンモとスンチャンがいる編集室にもやってきて、封筒を置く。
中に入っていたのはロト。
「連絡がなかったら、当たったと思って噂を流すわ」と言い、シンディの編集をうまくやるように圧力をかけてきた。
差し入れを断り、屋台でのり巻きを買ってくるようにとスンチャンに指示するジュンモ。
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スンチャンが昨日の屋台に行くと、店主から思いがけない言葉を聞かされる。
あなたと女性はかなり酔っていた。
一緒にいた男性はそこまで酔ってなかったけど、酔いつぶれたあなたたちを連れて帰るのに苦労してた、と。

スンチャンの耳に入ることを懸念して、慌てて携帯に電話をかけたジュンモでしたが、スンチャンは携帯を机に置いたままでした。

スンチャンは忘れていた記憶を思い出した。
「イェジン先輩はジュンモ先輩のことが好きみたいだから、行かせたくない。2人きりにしたくない」
イェジンを連れて帰ろうとしたジュンモにそう盾突いたのだ。
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とんでもないことを思い出し、とぼとぼと歩いていると、様子を見に来たジュンモに会う。

あの屋台ではカードが使えなかったようです。
つまり、カードで支払ったと言ったジュンモの言葉は嘘だとスンチャンは知ってしまったんですね。

「先輩がカットしたイェジン先輩の話を覚えてますよね」
そう真剣な表情でじっとジュンモを見つめるスンチャンに困り顔のジュンモだった。
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で、ここからが本日のおまけシーン↓↓↓

カメラに向かい、編集について答えるPDたち。
ジュンモはこう答える。
「編集とは”諦め”だな。AとBがあったらよく比べてみて、いい方を選び、もう1つは諦める。すべては手にできない。あまり欲張ると、すべてを失うことも」

第5話の感想

シンディ→スンチャン→イェジン→ジュンモ。
そんな図式がはっきり見えてきました。

最後にジュンモが語った言葉。
これはどういう意味なのかな。
ジュンモにとってもイェジンに対して深い思いがありそうです。

上には書かなかったんですが、スンチャンの両親がシースルー姿で歌うシンディを見て、思いっきり非難してました。
あんな下品な子がスンチャンに惚れて言い寄ってきたら大変だと懸念する2人。
「1泊2日」が始まったら、大騒ぎになりそうな予感です(笑)

さ、続きを見ようっと!

ではでは。
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第6話
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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