プロデューサー|第10話 あらすじ&感想

pdc1プロデューサー

KBS 全12話 2015年

脚本:パク・ジウン

演出:ピョ・ミンス、ソ・スミン
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【主な登場人物】

ラ・ジュンモ(「1泊2日」のプロデューサー)/チャ・テヒョン

タク・イェジン(「ミュージックバンク」のプロデューサー)/コン・ヒョジン

ペク・スンチャン(KBSの新人プロデューサー)/キム・スヒョン

シンディ(デビュー10年目の人気アーティスト)/IU

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第10話

スンチャンが語る。
今まで誰かを好きになっても両思いになることはない、努力で成り立つものではないと思っていたのだと。
でも、今日シンディさんの歌を聴いて、何かを願うなら努力すべきだ、表現すべきだ、そうすれば思いが届くかもしれないと思ったのだと。

録音機能がついたパンダのぬいぐるみにメッセージを入れ、イェジンの元へと向かったスンチャン。

思いを届けるつもりで向かったのに、思いがけずジュンモがイェジンを引き留めている現場に遭遇してしまう。
動揺するスンチャン。

ジュンモの言葉をどう受け止めるべきかと戸惑っていたイェジンがスンチャンに気づく。
とっさに持っていたぬいぐるみを隠し、花だけイェジンに渡す。
道端で配っていたのだと嘘をつくスンチャン。
イェジンは「私を思い出してくれて嬉しいわ」と素直に喜ぶ。
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何も言えないまま帰宅したスンチャンはすっかり意気消沈。
そんなスンチャンを見て、家族はやはりあの先輩にいじめられているに違いないと心配する。
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ぬいぐるみに込めたメッセージはこうだ。

先輩はいつもこう言ってますよね。
自分は気が強い女だと。
2か月間先輩をそばで見ながら思いました。
先輩は気が強いのではなく、自分のことを守るために強がってるだけではないかと。
だから、実際の先輩はかよわくて優しい人なんです。
強く見せようとして、バランスが保てなくなり、寂しさを感じた先輩は、そばで見守って理解してくれる存在を求めているのでしょう。
ただ、先輩が好きで、先輩の笑顔が好きで、先輩のそばにいたいと思っている誰かを。
先輩にとって僕は未熟な後輩ですよね。
こんな頼りない僕ですが、もし受け入れてくれるなら、先輩のそばにいさせてください。
ある人に言われました。
僕は本心が分かりやすいと。
でも、その僕の本心に先輩はまだ気づいてないようです。

うんうん。
スンチャンらしい言葉です。
イェジンが喜びそう(笑)

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家の玄関で話の続きを始めるジュンモとイェジン。
イェジンはジュンモが引き留める理由を尋ねた。
ジュンモが一緒に住んでいて良かったからだと言っても、イェジンは言葉通りに受け止めず、私が出ていったら、自分で家事をするのが面倒だからよとひねくれた言い方ばかり。
ジュンモも売り言葉に買い言葉で、「その通りだ。すごく楽だからな」と言ってしまった。
結局ケンカになってしまう2人。

ジュンモが部屋で「鈍感なヤツ」とつぶやいてました。
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会社でも火花を散らすイェジンとジュンモ。
イェジンはわざとスンチャンをランチに誘う。

ジュンモもわざとスンチャンに頼んでいた仕事を催促。
が、スンチャンはすでに完璧に仕上げていた。

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イェジンがジュンモに引き留められた件をスンチャンに相談する。
「寂しいから引き留めるのかと思ったけど、ほかの理由があるんじゃないかしら?」と。

スンチャンにしてみたら、それはジュンモからの愛の告白に決まっている。
でも、そうだと教えたくもない。
イェジンがそれに気づかないことが理解できなかったが、男女の思考回路が違っていて良かったと心の中で喜んでいた。

質問に答えられないスンチャンを見て、家事をやってくれる人間がいなくなるのは嫌だからだと言えずにいるのだと理解するイェジン。
「当然のことを聞いてごめん」と謝る。

イェジンって一体……ヾ(ーー )ォィ(笑)

「じゃあ、引っ越さないんですか?」と聞いたスンチャンに、「口論になったのに一緒に住めるわけないわ」と答えたイェジン。

たちまち笑顔になったスンチャンを見て、面白がってるのだと勘違いして怒るイェジンです。
この人面白すぎるヾ(*>∀<)ノ゙キャハハッ

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マネージャーが社長に謝るようシンディに助言する。
今のシンディがやられていることはユナと全く同じ。
今後もっとエスカレートするはず。
お払い箱になったユナの消息は誰も知らないし、聞こえてくるのは悪い噂ばかり。
そう言われてもシンディに謝る気などさらさらなかった。
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特番が評判で、「1泊2日」は再び打ち切りの話が浮上し始めた。
「1泊2日」が使っていた会議室には「スターウォーズ」の貼り紙。
ジュンモが破り捨てたが、向こうの力が強大化していることをひしひしと感じる「1泊2日」チームだった。

まずは、特番のあとに流す予告を作ることになり、スンチャンが担当することに決まる。
放送時間を確実に知らせながら、感動を与え、笑いもあって、この番組は絶対に見なきゃと思わせる、そういう予告を作ってみせると鼻息を荒くするスンチャンだった。
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ホンスンが歩いているヤンミを見かけ、思わず隠れる。
が、あっさりヤンミに見つかり、あの日のことを話し合うために今夜会いましょうと誘われる。

ちなみに、手がコピーされた大量のボツコピー用紙がちまたの話題になっています。
ダジョンがホンスンの腕ではないかとじっと観察してました(笑)

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徹夜をした様子のスンチャンにジュンモが声をかける。
できた分をチェックしてみるが、即座にやり直しを命じた。
ジュンモはこの予告に出演者への愛情を感じられなかったのだ。

ジュンモが語る。
子どもの写真を撮るとき、写真家よりも親の方がいい写真が撮れるのは愛情があるから。
出演者への愛情がないPDはいいシーンを撮れない。

ジュンモがシンディの魅力をスンチャンに質問する。
スンチャンはしばし考えた挙げ句、歌が上手なこととしか答えられなかった。

ほらな。出演者の魅力を知らないおまえに、視聴者に訴えかける予告が作れると?

ジュンモはそれだけ言って部屋を出た。
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アンチサイトの集まりに「シンディ嫌いさん」として参加したシンディ。
帽子を目深に被り、マスクで顔を隠していた。
シンディは、シンディを嫌いになった理由を参加者たちに聞いてみた。
スジのファンだという男性は、スジのCMをシンディに取られたからだと言い、女子高生は、偶然見かけて写真を頼んだら、すっぴんを理由に断られたからだと言う。
「BBクリーム1本分も塗ってるくせに」と言う女子高生に、「ごめんね、今撮ろう」と帽子とマスクを外すシンディ。
まさかのシンディ本人登場に悪口を言っていた参加者たちは真っ青。
「BBクリーム1本分を塗る人なんている?」
「CMは私の方がスジに取られてる」
「スジが出てる特番のせいで、1泊2日は放送休止」
……シンディが反撃に出た。

司法修習生の男性は勉強のストレスでやってしまったと告白。

そこへシンディの悪口で盛り上がろうと張り切っていた「シンディって誰ださん」が遅れて店に入ってくる。
マネージャーだった。

そんなこったろうと思ってたけどさヾ(*>∀<)ノ゙キャハハッ

シンディ本人の姿を見つけたマネージャーは大慌てで店を飛び出した。
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シンディはマネージャーのことなど気にせず、シンディを潰す方法を考えるんでしょと参加者たちをけしかける。
「それさえ避ければ生き残れるのよね?」
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スンチャンが真剣にシンディの魅力を探し始める。
編集に夢中のスンチャンをガラス越しに見ていたイェジンは、スンチャンがシンディを好きなのだと勘違い。
イェジンはこんなにも鈍感なくせに、自分は誰よりも勘が鋭い人間と思っていた。
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屋上にスンチャンを呼び出し、予告制作の激励をするイェジン。
28時間もある原本から面白い30秒を選ぶのは難しいとこぼすスンチャン。

すると、ニヤニヤしながら「今まで気遣いが足りなくてごめんね」とイェジンが切り出した。
「好きな人ができて悩んでるんでしょ?」
「どうしてそれを……」と戸惑うスンチャン。

「好きになるのはいいことだけど、毎回片思いじゃ気の毒ね」
「今回は違います。前のように告白もできず、思い悩むような愚かなことはしません」

「テレビ局で恋愛するには相当な覚悟が必要よ。噂が出たらスキャンダルになる」
「それについては僕が責任を取ります」

スンチャンはイェジンが自分の気持ちに気づいてくれたのだと思って話をしていたのに、イェジンの「あなたの恋が叶うよう協力するわ」という言葉を聞き、意味が分からなくなる。

「シンディはあなたの気持ちを?」とイェジン。
イェジンが誤解していることに気づき、すかさず否定したが、思い込んでるイェジンの妄想は止まらない。

「焦って告白して相手を驚かせないようにね」とアドバイス。
そのうち告白すると、告白をにおわせておけば相手も心の準備ができる。
告白を期待するか、気がないなら断る準備も。
予告は番組だけじゃなく現実でも大事。

そんなイェジンに「予告するならどんな予告がいいですか、先輩なら?」とスンチャンは質問した。
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メイクを直し、ホンスンを待つヤンミ。
が、結局ホンスンは現れなかった。
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ホンスンはジュンモと飲んでいたのだ。
あんなに嫌っていたヤンミとそうなった理由をジュンモに聞かれ、毎日陰口をたたいていた人がいないと何だか寂しくて、情が移ったのかなと答えるホンスン。
情と愛を混同しちゃいけないのに。

これ、ジュンモにとっても考えさせられる言葉ですよね。
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ジュンモが帰宅すると、イェジンの部屋からイェジンが蚊と格闘している声が聞こえてくる。
急いでイェジンを助けに行くジュンモ(笑)
ジュンモは刺されたところをかいてやり、イェジンに布団を被せ、俺に任せろと蚊との格闘を始める。

布団を被ったままイェジンが切り出す。
私、引っ越すわ。
あまりに長い間一緒にいたから、ジュンモが友達に見えたり、男に見えたりしたみたい。
だから、結論を出すには、一度距離を置くべき。
冷静になって考えましょ。
気心の知れた人がいなくなるから嫌なのか。
それとも、本当に異性として好きなのか私も知りたいから。
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「予告するならどんな予告がいいですか、先輩なら?」と言うスンチャンの質問にイェジンはこんなふうに答えていた。

私は正直な予告が見たい。
ドキドキするような、魅力的な予告もいいけれど、真心のこもった予告の方が好き。
キラキラ光るネオンサインの中で静かに燃えるろうそくを見つけた感じ。
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その言葉を受けて、再び予告制作に励むスンチャン。

シンディがいつも持っている手鏡にはスンチャンが映っています。
自分の顔を見ているようなそぶりでスンチャンを見ていたんですね。
スンチャンもそれに気づいたのかな?

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シンディが予告の台本を受け取り、「こんな内容はありえない!」と憤慨する。
マネージャーは傘のPDが書いたと言い、スンチャンの悪口を言い始めた。
「セリフを変えてくれと俺から話すか?」といつになくやけに自信ありげな態度のマネージャー。
スンチャンが書いたと知り、「やるしかないわ」と態度を変えたシンディ。
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マネージャーはスンチャンに対してもいつになく強気で、台本にクレームをつけた。
シンディは余計なことをするなというような顔でマネージャーをにらみ、飲み物を買いに行かせる。

どこにでも売っていなさそうなお茶をリクエストしてました。
しばらく帰ってくるなってことですね(笑)

スンチャンは視聴者の関心を引くことが目的であり、番組で最も愛されてる出演者に頼むべきだと思ったのだと説明する。
「いい表現だわ」と嬉しそうに笑うシンディ。
「事実ですから」とスンチャン。

台本はキム・ミンジェ、WINNERのカン・スンユン、そしてシンディの掛け合いで、「1泊2日」が崖っぷちであることを自虐的に語るものだった。
ラストはシンディが「1度だけ見てください」と懇願。

こんな自虐的なことを言って本当に大丈夫なのかと出演者たちも不安の声が挙がっただったが、とにかく成功を祈りましょうとスンチャン。

スンユンがシンディと一緒に写った写真をSNSに上げていいかという話から、シンディはどの角度から撮るとより魅力的に見えるのかをレクチャーしてみせるスンチャン。
「あとはどうすればキレイに見える?」と質問するシンディ。
スンチャンは、「メインカメラが回ってないときや、鏡を見てないときの方がよりキレイです。今のように」と答えた。

照れて赤くなったシンディを冷やかすミンジェとスンユン。
シンディははにかみながらも「ありがとう」とつぶやいた。
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ミンジェとスンユンのマネージャーが迎えに来て、2人は帰って行くが、シンディのマネージャーはまだお茶探しをしている模様。

スンチャンが「この前は失礼なことを言ってすみませんでした」と改めて謝ってきた。
誤解してたようなので謝りたかったと。
「はい、分かりました」と微笑むシンディ。

そこへマネージャーがお茶を持って走ってきた。

絶妙なバッドタイミングで戻ってきたマネージャーに「ゆっくりでいいのに」とつぶやいたシンディです。
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シンディとスンチャンが一緒に歩いているところにイェジンが遭遇。

イェジンはニヤニヤしながら2人を見ています(笑)

シンディが1位を取ったあとのコメントのおかげで、ファンから贈り物が届くとお礼を言うイェジン。
さらに「傘になってくれた人って誰のこと?」と質問した。
「誰かは言えませんが」とはぐらかすシンディ。

マネージャーが何かに気づきはっとする。
この行動の意味はあとで分かります(笑)

シンディがスンチャンのことを言ってるとは気づかず、「そういう人がいるのね」とスンチャンを残念そうな目で見るイェジン。
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イェジンの暴走にたまりかね、「僕が好きなのはシンディさんではありません」と完全否定したスンチャン。
「じゃあ誰?教えてよ」
「予告してないのでまだ言えません」

「私は関係ないんだから言ってもいいんじゃない?」と言ったが、教えてくれないスンチャンにイェジンはヘソを曲げる。
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マネージャーがシンディに語り始める。
傘の話は自分のことだと思っていたのだと。

彼はそんな風に自分のことを思ってくれていたのだとすごく感動していたのに、今日傘のPDのことだと気づいてしまったのだ。
がっかりした気持ちをシンディにぶつけるマネージャー。

終わることのない愚痴にたまりかねたシンディは「シンディって誰ださん」とつぶやいた。
そう呼ばれ、思わず返事をしてしまったマネージャーにシンディは「黙って運転して」と冷ややかに命じた。
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エレベーターで一緒になったヤンミとホンスン。
「行けなくてすみませんでした」と謝ったホンスンに、ヤンミが言う。
「ガムだって紙に包んで捨てるでしょ?期待してる人からの誘いを断るときは連絡するのがマナーでは?」
何をされるのかと怯えているホンスンに、ヤンミは「アディオス アミーゴ」と言い、去って行った。
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シンディが楽屋に入ろうとすると、そこには「ジニ&シンディ」と書かれた紙が貼ってあった。
破り捨てるシンディ。
部屋が一緒にさせられたことも納得いかないが、ジニの名前が先についていることがもっと気に入らない。

部屋に入ると、すでにジニがメイク中。
ピョン社長もいた。
シンディはマネージャーに椅子を持って来させ、すでに鏡の前に座っていたジニの椅子を蹴り飛ばす。
空いた場所に椅子を置かせ、そこに座るシンディ。
社長が「幼稚なマネはやめなさい」と叱るが、シンディは譲らない。
でも、カメラの前では実にいい先輩を演じてみせる。
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サイン会では誰もがジニには目をくれず、シンディにばかりサインを求める。
シンディはファンたちに媚びを売り、さりげなく社長との不平等な契約をアピール。

私が無償で弁護すると言う弁護士まで現れ、シンディは甘えながら名刺をゲットしてました。
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ごみを捨てているジュンモとイェジンがスンチャン母に遭遇。
スンチャン母に、スンチャンのチームのPDだとジュンモを紹介するイェジン。
彼が直属の上司であり、家に泊めてくれる先輩だと知ったスンチャン母は内心ほっとし、2人を夕食に誘う。
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お邪魔すると、テーブルにはごちそうがズラリと並んでいた。
スンチャンを褒めちぎる両親。

父はスンチャンを完璧だと褒め、ずば抜けて優秀だから嫌われるかもと心配だと言う。
「そういう心配は無用です」とジュンモ。
母はスンチャンが際立ってハンサムなので、芸能人に誘惑されないか心配だと言う。
すかさず「そういう心配も無用だと思います」とイェジン。
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妹が「スターウォーズを見なきゃ」と言い出し、不本意ながらみんなで見ることになる。
「1泊2日」はつまらなそうに見ていた家族が、「スターウォーズ」には大爆笑。
番組が終わり、いよいよスンチャンが作った予告が流れた。

「何だか切ない」と姉が言い、「卑屈だわ」と妹が言う。
長男は「閉店セールをうたって同情を買うのと同じだ」と言い、
「何が言いたいの?」と母。

父から作品の出来を聞かれ、「とてもいい」と答えたジュンモ。
誰もが感想を述べるほど印象的だったので上出来だと。

これはジュンモの本音だと思います。
ああ。これで視聴率がぐぐぐーっと上がってくれるといいのだけれど。

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スンチャンの部屋に入るジュンモとイェジン。
スンチャンを溺愛している様子のご両親を軽くディスる(笑)

ジュンモがスンチャン父に将棋に誘われ、部屋を出て行く。
イェジンは「シンディに親の話をしたら、ダメになるかもね」とからかう。

やがてスンチャンも父に呼ばれ、イェジンが部屋に1人で残る。
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撮影が終わり、車に戻るシンディたち。
シンディはわざわざジニを前の席に座らせたうえで、社長の隣に乗り込んだ。

私は社長のおかげで有名になり、社長は私のおかげで富を得た。
いがみ合う理由はないのにどうしてかしら?

あなたが態度を改めればいいの。

内容証明が届いたわ。
先日の違約金を払わなければ訴えると。

その話なら弁護士を通して。

あと10か月。
それまではシンディを潰さないで、お母さん。
仕事は頑張るけど、私を潰そうとしてるなら私にも考えが。

私が教えたでしょ。
そんなに力んで話したら、自信がないということがばれるって。

ジニ、ちゃんと聞いてた?
現実を見せるために乗せたの。
いつかはあなたも同じ目に遭うから。

淡々と語り、それだけ言うと車を降りていった。
ジニはショックで震えている。
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あの日スンチャンが持っていたパンダのぬいぐるみを見つけたイェジン。
落としてしまい、拾ったときに偶然スイッチを押してしまう。
流れ出すスンチャンの告白。

イェジンは全く想像もしていなかったスンチャンの自分への気持ちに驚き、思わずへなへなと座り込んだ。
スンチャンとの会話をあれこれ思い出し、思い当たることにようやく幾つも気づく。
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部屋に戻ったスンチャンは、パンダの位置が変わっていることに気づく。

聞かれたかもしれないと感じたようです。

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イェジンがいつもの公園にスンチャンを呼び出した。
今夜はイェジンにとってここで過ごす最後の夜だ。
ブランコに座る2人。

イェジンがぬいぐるみのことを言いかけると、スンチャンの方から「聞いたんですか?」と聞いてきた。

すごく驚いたことを伝えるイェジンにスンチャンが「先輩」と切り出す。

とにかく偶然ではあったけど、あれも予告ですよね。
僕が生まれて初めて、ありったけの勇気を振り絞って告白するという予告です。

そう言うと、スンチャンはイェジンが座っているブランコの持ち手を自分の方へ引き寄せ、イェジンの唇にキスをした。

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ここからはおまけシーン↓↓↓

蚊と格闘するジュンモに布団をかぶったままイェジンが語り出したあのシーンの続きです。

だから、結論を出すには、一度距離を置くべき。
冷静になって考えましょ。
気心の知れた人がいなくなるから嫌なのか。
それとも、本当に異性として好きなのか私も知りたいから。

蚊を退治し、眠っているイェジンにつぶやくジュンモ。

俺だって分かってるよ。
あまりに長い間一緒にいたことを。
だから、俺は勝負に出たんだ。
25年来の友情をかけて君のことを引き留めた。
日が経つにつれ不安になってきた。
ほっといたら、何か起きそうな気がする。

第10話の感想

おおお!
スンチャンったら暴走しすぎじゃないかい?(笑)
でも、かわいいから許しちゃう♡
問題はイェジンの対応ですよね。
韓国ドラマお決まりのビンタコースか。
はたまた大人の女の余裕を見せてクールに受け入れるのか。

ジュンモとの関係も友達なのか、異性としてもアリなのかを見極めようとしているターニングポイントなわけで、そこにこの関係を揺さぶる新たなウェイブがやってきたと。
このことが3人の力関係、恋のベクトルをもしかしたら全く違う方向に変化させちゃう可能性も出てきたわけですよね。

どうなるんだろ。
まあ、順当にジュンモ&イェジン、スンチャン&シンディというペアが望ましいっちゃ望ましいですけどね。
シンディがどんどんかわいそうな立場になってきて、せめて好きな人にだけはどんなときでも味方になってやってほしいから。
ちょっとずれてる残念なマネージャーじゃ、シンディの心の傷を癒やせないのでね。

ラストのジュンモの言葉。
彼はスンチャンのイェジンへの気持ちに気づいているので、彼の存在がもしかしたら自分たちの関係を壊すかもしれないと思ったのでしょう。
今までの彼氏たちとは違う何かを感じたのかな。
ピュアでまっすぐなスンチャンの気持ちがイェジンの心を動かすかもって初めて恐怖を感じたのかも。

そうそう。
シンディが手鏡を置いてました。
片時も手放すことのなかった手鏡なのに。
ガチガチに縛られていた社長の呪縛からシンディ自身が抜けだそうとし始めたのかも。
社長からの独立という意味ではなく、歌手「シンディ」という、それこそ社長が作り上げたイメージからの脱皮。
作られたものじゃない本当のシンディの方がよりキレイだと言ってくれたスンチャンの力。
いや、そう言ってくれたスンチャンを思うシンディの愛の力、なのかな。

ちなみに、アンチサイトのスジファンと司法修習生は、シンディのファンクラブに登録してました。
ふふふ。
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「プロデューサー」あらすじ&感想 一覧
第9話
第11話
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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