町の弁護士チョ・ドゥルホ|第12話 あらすじ&感想

町の弁護士チョ・ドゥルホ

【主な登場人物】

チョ・ドゥルホ:弁護士、元検事/パク・シニャン

イ・ウンジョ:クムサン法律事務所の弁護士/カン・ソラ

シン・ジウク:検事、ヨンイルの息子/リュ・スヨン

チャン・ヘギョン:ドゥルホの元妻、クムサン法律事務所の弁護士/パク・ソルミ

シン・ヨンイル:ドゥルホの元上司、ジウクの父、ソウル中央地検検事長/キム・ガプス

チャン・シヌ:クムサン法律事務所代表/カン・シニル

チョン・グンモ:テファグループ会長/チョン・ウォンジュン

ファン・エラ:ドゥルホの事務所の事務長/ファン・ソクチョン

ペ・デス:DS金融社長/パク・ウォンサン

マイケル・チョン:チョン会長の息子/イ・ジェウ

キム・テジョン:クムサン法律事務所の弁護士、シヌの忠実な部下/チョ・ハンチョル
__________

第12話

救急車で運ばれたドゥルホ。
デスとエラが病院に飛び込んできて、重傷患者をドゥルホと間違え大泣き。が、ドゥルホは打撲を負った程度でぴんぴんしていた。

実は嫌な予感がしていたドゥルホはユシンを同行させていた。
すぐさまユシンによって救出されたのだ。
無事で良かった♡

ドゥルホを始末できなかったことがチョン会長に伝えられた。
ミョンジュンはまだ見つからない。

ウンジョが父を伴って工事現場を回る。
協力を求めるが、証言してテファに仕事を切られることを恐れ、誰もが口をつぐむ。

3次弁論期日。
15億の追加工事に関する関係証書はない。
ウンジョ義父は、何度も要求したがもらえなかったこと、担当がイ・ミョンジュンというテファハウジングの理事だったことを訴える。

テジョンがそんな名前の社員はテファにいないと社員名簿を提出する。

ドゥルホがミョンジュンの名刺を見せるが、名刺などいくらでも作れると
テジョン。

ほかの証拠や証言を求めた裁判長に対し、ドゥルホは工事現場での写真を複数モニターに映し出した。
ミョンジュンの姿がある。
しかも、首には「テファハウジング対外協力役員」と書かれた社員証が掛けられていた。
テジョンも彼がイ・ミョンジュンであることを認めた。

すると、今度はテファハウジングロビーでウンジョ義父が警備員を押し倒す映像や、工事現場で工事の欠陥調査をする建築診断士を押している映像などを流したテジョン。
嫌なところをついてくるテジョンです。

覚悟してたことだと義父を励ますウンジョ。
ドゥルホはウンジョに依頼人のケアも弁護士の仕事だと言い、両親と一緒に帰す。
3人で焼肉を食べに行ったものの、なーんか辛気くさい雰囲気。
母がわざと明るく努め、続けてウンジョも今はずっとそばにいてほしいと思ってると義父への正直な気持ちを語った。
この前は「おじさん」って呼んでたけど、このときは「お義父さん」と呼んでました。
多分初めてだったんじゃないかな。
義父が嬉しそうに笑ってました。

敗訴したらチョン会長はクムサンとの契約を破棄するはずだとテジョンに圧力をかけるシヌ。
テジョンは「場合によっては極端な手段も考えてます」と言い、シヌもそれを認めた。
この会話を聞いていたヘジョンが、慌ててドゥルホの事務所へ飛んでいく。

チョン会長が何か企んでるから用心してと伝えると、ドゥルホはすでに覚悟済みだと言う。
「スビンが結婚するまでは死なない。俺の心配よりちゃんと食え、痩せすぎだ」と言うドゥルホに、ヘギョンは「私を気遣ってるつもり?全然変わってない」と怒ったように出ていった。
結婚している間も心配で心配で、心配しすぎて、分かってくれないドゥルホにイライラが募っていったんでしょうね、恐らく。
今もこんなに心配してるのは「愛」なんじゃないの?と思っちゃいますが(笑)

チェ検事長とドゥルホ。
ドゥルホは裏金を管理してた男がいるので、帳簿を手掛かりに証拠を探すと話し、狙われてることも伝える。
自分の身は自分で守るが、これ以上検察が腐るのは見たくないから、必ず検事総長になってくださいとお願いする。

チェ検事長の部屋から出てきたドゥルホを見て、「くっつく相手を選ばないと後悔するぞ」と言うヨンイル。
ドゥルホが「同じ過ちは繰り返しません」と答えたことで、ヨンイルはイライラを増していく。
次期検事総長の座を奪われるわけにはいかない。
自分やテファに恨みを持っているドゥルホが敵側についていることがヨンイルはものすごく怖いようです。
ドゥルホの実力を知っているから余計に、ね。

ジウクを呼び出し、ミョンジュンに関する書類を渡す父。
居場所の突き止めて、身柄を確保しろと言う父に、調べる理由を聞くジウク。
ヨンイルは「チョン会長はもろ刃の剣だ。私には礎にもなるが、地雷にもなりえる。保険が必要だ」と答えた。

逃げ回っていたミョンジュンがついにチョン会長に電話をかける。
会長は帳簿を渡したら殺したりしないと言うが、ミョンジュンは信用できずにいる。
どうやらミョンジュンは会長の金を盗んだことがあるようです。
愛人の兄という理由だけで面倒を見てやったのに裏切られ、会長は激怒。
その話を持ち出した会長に、ミョンジュンは「どうかびくびくしてください」と言い、電話を切った。

ユシンがミョンジュンの女の家を突き止めた。
クリーニング屋を装って家に入ると、ミョンジュンがいた。
窓から逃げたが、ドゥルホに捕まる。
ドゥルホを監視している男がミョンジュンを見つけたことを電話で報告してました。

ドゥルホが事務所に連れてきたが、事務所が事務所なだけにミョンジュンはドゥルホが弁護士だということさえ半信半疑。
工事代金を踏み倒したことを証言してほしいと頼み、平気で人を殺す連中が狙っていることを伝える。
身の安全のためここにいるようにとドゥルホが言ったにもかかわらず、逃げ出そうとしたミョンジュン。
デスたちががっちりガードです(笑)
ドゥルホがかつて検事だったときにある真実を伏せ、身を滅ぼしたことがあるという話をしてました。
真実は隠せない。
あなたが勇気を出せば多くの人が救われると訴えるドゥルホです。
そうそう、ちなみに帳簿は妹が持ってるみたい。

ドゥルホがミョンジュンを見つけ、彼が証人になることがシヌに報告される。
そこへチョン会長がやってきた。
もしヤツが口を割ったら大変なことになる。

ヘギョンが会長に示談交渉を提案する。
ミョンジュンの証言次第では敗訴してしまうので、示談で証言を阻止するのが賢明だと。
ドゥルホの身に危険が及ばないよう、ヘギョンも必死です。

事務所にウンジョ義父がやってきた。
ミョンジュンは証人を引き受けてくれると言う。
彼は義父にひざまずき、今までの被害額すべてを賠償させたいが難しいと頭を下げた。
イ理事の立場も分かると、彼を思いやる優しいウンジョ義父。

テジョンから電話で示談交渉を提案され、彼が事務所に来ることになり、ミョンジュンをデス名義で借りた別部屋に移す。

テジョンは追加工事分の15億を払うと申し出たが、ドゥルホは断る。

が、示談の話を伝えると、ウンジョ義父はそれでもいいと言う。
全額賠償させたいが、もう疲れたし、むしろ早くお金を渡してしまいたいと。

ということで、ドゥルホがチョン会長に直接会いに来た。
示談の金額を15億から40億に上げて提示。
会長はそれでこの件が終わるならと示談に応じた。

が、OKしたあとで、部下に「取りかかれ」と指示してました。

祝杯を上げるドゥルホたち。

示談の話を聞き、ヨンイルはますますイライラを募らせていた。
ジウクにミョンジュンの身柄を確保しろと指示し、理由を聞いてきたジウクに「そんなの自分で考えろ」と怒鳴った。

ミョンジュンに話があると言われ、ドゥルホが会いに行く。
ドゥルホを信じて帳簿のことを打ち明けたミョンジュン。
明日の午後、渡してくれることになる。

午前中は示談の裁判があった。
ドゥルホはミョンジュンに電話をするが、電話に出ない。

実はこのときすでにミョンジュンは何者かに殺されていました。

ジウクが駆けつけ、防犯カメラの映像を見ると、そこにはドゥルホの姿が。父に報告すると、父は「早く逮捕しろ」と怒鳴った。

ヨンイルさん、めちゃめちゃ焦ってます。
しかし、ジウクは父の言いなりだな、おい。

示談についての裁判が終わると、ジウクがドゥルホの元へやってきた。
ドゥルホは逮捕されてしまった。

第12話の感想

おおお。
またしてもいいところで終了~!です。
続きを早く見せろ~!見たい~!って気にさせる素晴らしい演出です(笑)

ジウクだって本当はドゥルホが殺したなんて思ってないはず。
父が何やらよろしくないことをやってるということにも気づいてるはずだしね。
それでも毎度ヨンイルの言いなりになるジウクには呆れちゃいます。
いつか自分自身の信念に従い、父に背く日が来るのだろう、そうあってほしいと私は信じてますけどね。

ま、とにかく逮捕されたドゥルホがどうなったのか続きを確認いたします。
ではでは。

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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