ウチに住むオトコ|第5話~第6話 あらすじ&感想

ウチに住むオトコ

【主な登場人物】

ホン・ナリ:キャビンアテンダント/スエ

コン・ナンギル:ナリの義父、ホン餃子社長/キム・ヨングァン

クォン・ドッボン:ロボット博物館代表、グリーンランドグループの三男/イ・スヒョク

ド・ヨジュ:キャビンアテンダント、ナリの後輩/チョ・ボア

チョ・ドンジン:ナリの9年来の恋人/キム・ジフン

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第5話~第6話

過去からスタートです。

ナンギルは生まれてすぐに捨てられ、「希望の家」という施設で育った。
ナリの母はここでボランティアをしていて、ことさらナンギルをかわいがってくれていた。
当時ナンギルは大好きなナリ母を本当の母のように思い、実の娘であるナリのことがねたましかった。
でも、その気持ちはやがて「守ってやりたい」という思いに変わっていく。
常にナリを陰から見守り、誰かに意地悪をされていれば、そっといじめたヤツらに仕返しをし、雨の日に傘がなければ貸してやる、そんな日々を過ごしていた。
いつの間にかナリに恋をしていたナンギル。

そんなある日、ナンギルはベ・ビョンウ(ダダ金融の代表ね)と養子縁組することになる。
彼は養子を次々にとっては、組織の構成員として育てていった。
ナンギルも暴力と悪事にまみれた裏の世界で生きてきたのだ。
それでもナリへの思いは変わらず、高校、大学、社会人へと成長していくナリをそっと陰から見つめていた。
刑務所にも入った。
出所後、彼はビョンウと養子離縁し、ナリ母のところへやってきた。
ナンギルが戻ってきたことを喜ぶ母。
元夫がここの土地を担保に多額の借金をしている事実を伝え、母とナリを守るため、この家の家長になると宣言するナンギル。
母が申し訳ないと恐縮するが、すべての名義をナンギルにするにはこの方法がベストであると説得し、結婚を控えているナリには内緒にしようと話し合う。

そんな矢先、全く想像もしていなかった出来事が起きてしまう。
母が交通事故で亡くなったのだ。
母を失い、憔悴しきっているナリを見て、ナンギルは「ナリを守る」と心に誓った。
それは同時に父親として生きていく覚悟を決めたということ。
つまり、ナリへの長かった恋に終わりを告げたということだった。

リアルラインに戻ります。
倒れたナンギルが目を覚ます。
大丈夫だと言うナンギルに、ナリは自分のためにも健康でいてほしいと訴える。
まだ顔色は良くなかったが、ナンギルは自分がいかに健康であるかを猛アピールし、逆にナリと口喧嘩になる。

ダダ金融代表のビョンウはナンギルが持って来たUSBを見て、怒り狂う。
中には借名口座の金の出入りが記載されていたようで、これが世に出たら、自分たちは終わりだとビョンウは部下たちに怒鳴ってました。
最近のものまで把握していたので、誰か協力者がいるのではと疑っているビョンウです。
ワンシク?

家に戻ってきたナリは、手をつないで自分を助け出してくれたナンギルを思い返しドキドキ。
かっこよかったし、ときめいたことを自分でも認めた。

ヨジュがナリたちがよく来るサロンにドンジンを呼び出す。
で、ナリたちと鉢合わせ。
ナリの先輩や同僚たちがナリとドンジンの破局にヨジュが関係していたことを知り、どん引き。
ヨジュからナリに借金の督促状が来たという話を聞いたドンジンはナリを店の外へ連れ出し心配してました。
大きなお世話だと相手にしないナリでしたけどね。
さすがのドンジンもヨジュの姑息な手口にやれやれって顔してました。
だんだんヨジュがどんな女なのか分かってきたみたい。

大きな荷物を抱えて実家に帰ってきたナリ。
長期休暇を取ったからしばらくここにいると言う。

ナリはドッボンに会いに行き、訴訟を取り下げること、ダダ金融に実の父の借金があったこと、ナンギルはすべて分かった上で書類上の父になってくれたことを伝え、「私が頼れるのはあの人しかいない」と話した。
ドッボンはナンギルの行為がまるで理解できず、信じるのはまだ早いと訴えた。

今度はナンギルを呼び出したナリ。
なぜこんな方法を選んだのか理由を聞くと、ナンギルはこれが得策だと思ったと答え、ナリ母も唯一の解決策だと理解してくれたことを伝えた。
でも、母とナンギルにどうしてそこまでの絆が?と不思議がるナリ。
ナンギルは施設で育ったことや、ボランティアをしていたナリ母が愛してくれたことなどをナリに語った。
そんなに母と親しかったのに、なぜ私の記憶にないんだろうとつぶやくナリ。
ナンギルもそっと「本当に何も覚えてないんだな」とつぶやいていた。

ドンジンからおじジョンナムの借金をナンギルから返済してもらったことを聞いたナリは、ビニールハウスの中に入っていったナンギルを追いかける。
スプリンクラーの水を被ったり、堆肥の上に座ってしまったりしたナリを見て、思わず笑うナンギル。
笑った顔を初めて見たナリは「いい笑顔ね」と褒めた。
ナンギルは義父らしく振る舞うため、チャラチャラ笑ったりしないよう努力してました。
おじの借金を返済してくれたことにお礼を言い、やがてビニールハウスにある野菜の花の話から結婚の話になる2人。
ナリはふと義父であるナンギルにエスコートされてバージンロードを歩く自分を想像し、義父に託された新郎までもナンギルだという想像をしてしまい大慌て。
ナンギルもドキドキしている自分に気付き、しっかりしろと自分にカツを入れてました。

ドッボンがホン餃子にやってくる。
ナンギルが借金があるのを分かっていながら、この土地の所有者になったことを知り、その理由を尋ねる。
しかも、わざわざ義父になったのはなぜなのか。
ナリが初恋の人なのか、生涯思い続けてきた人なのかと聞くドッボン。
ナンギルは答えない。

ナリは母のこと、ナンギルのことなど自分の知らないことを知る手掛かりを見つけるため、あちこち出かけては話を聞いて回っていた。
そんな中、母がスルギスーパーのおばあさんに自分のことを「イラムシ」だと言っていたことを知る。
心にちくっと刺さる言葉を発する娘を、刺すと結構痛い「イラムシ」に例えていたようです。
また、ロボット博物館のチーム長(ドッボンの秘書のような女性です)が母をとても嫌っていたことも知る。

母とここでだけは真実しか言わないと決めていた湖にナンギルを呼び出したナリ。
ナンギルはずっと隠していた母の携帯電話をナリに渡す。
隠していた理由は、借金の返済を迫るダダ金融からの電話がしつこく来るからだと言ってました。
ナリはナンギルが母と何を約束したのかを尋ねるが、ナンギルはここを守れると約束したことだけ伝え、それ以外は自分で探せと答えた。
ちなみに、母はナリのことをナンギルには「豚のツメ」だと言っていたらしいです(笑)

ワンシクに会ったナリ。
「伝説のコ・ナンギル」の意味を聞く。

ワンシクがナンギルのところへやってきた。
訪ねてくるな、用心しろとナンギル。
ワンシクは協力者なの?
ナリに会って、伝説について聞かれたことを伝えると、たちまち怒りに満ちた表情になるナンギル。
「ナリに手を出すなと頼んだはずだ。何が起きるか期待しろ」と怒鳴った。

そこへナリがナンギル目がけて走ってきた。
ナンギルに「何も覚えてなくてごめん」と言って抱きつくナリ。
戸惑うナンギル。
ドッボン妹、ホン餃子の従業員たちがその光景を見て驚く。

実は、伝説のことを質問したナリに、ワンシクは「言わない約束だ」と答えていた。
「昔の恩義を笠に着て、義父として利用するんですか?ナンギルの人生がめちゃくちゃになる」とも言われ、ナリはこれ以上ナンギルを巻き込むのをやめようと思う。
そんなナリに「俺の話だけに耳を傾けるんだ。俺の話だけを信じろ」と言い聞かせるナンギル。

ドッボンがホン餃子にやってくる。
会話の中で「初恋の人に片思い中のコさん」と言い、その言葉を偶然聞いてしまったナリ。
ナリは聞いていないフリをするが、その日からナンギルはナリを避けるようになる。

接点を持たないよう避けて回るナンギルを捕まえるため、ナリはビニールハウスに入り、サンチュの育て方を習う。
自分は悪い娘だったと反省するナリに、ナンギルは母がおばあさんに「イラムシ」だと言ったのは、おばあさんが娘に捨てられた人だったからだと教えてくれた。
そんな人に優しい娘の自慢話をすることなどできない。
ナンギルに「豚のツメ」だと言ったのも同じこと。
涙……。救われたナリです。

そんな仲良さそうな2人をドッボンの妹ドクシムが苦々しい顔で睨み付けていた。
実は1年前、田んぼ荒らしをして逃げていたドクシムを助け、泥だらけの足や手をビニールハウスの水道で洗ってやったナンギル。
これが2人の出会いなのかな。
優しいナンギルが大好きになった様子のドクシムです。
思い出のビニールハウスをナリに侵され、腹を立てているみたい(笑)

一方、ダダ金融に連れてこられたおじのジョンウム。
このままでは姪の人生が台無しになるだろうと言われ、指示に従うよう脅される。

ナリとナンギルがサイクリングに出かける。
ナンギルが仕事に戻ったあとで、ドクシムは大嫌いなナリに後ろから追突。
ナリは土手を落ち、動けなくなってしまった。
ヘルプを求める妹からの電話に不機嫌そうな声を出していたドッボンだったが、ケガをしているのがナリだと聞き、すっ飛んできた。
ナリからの電話で同じくナンギルもすっ飛んできた。
おやおや、ナリさん大モテですな( ̄▽ ̄) ニヤ

病室にドクシムを連れて謝りに来たドッボン。
2人はドクシムがドッボンの妹だと知り驚く。
男たちを部屋から追い出し、ナリとドクシムは女同士で毒舌合戦。
結局ドクシムは謝りもしなかった。

ナリの病室に付き添っているナンギル。
ナリはナンギルに子どものころを覚えていないことを謝る。
でも、誰かが昔の自分を覚えてくれているのはヒロインになったようで気分がいいと笑った。
ナリとの時間が長くなれば長くなるほど、封印したはずの思いがあふれ出すナンギルです。

ダダ金融代表に「おまえとホン・ナリは悪縁だ。それまで暴かせるな」と言われ、そんな脅しは通用しないと電話したナンギル。
すると、代表は「おまえはホン・ナリを守ろうと思ってるだろうが、ホン家をこの状態にしたのはおまえなんだ」と言われる。
意味が分からないナンギル。

元気になったナリがドクシムと示談の話し合いに出かけた。
いまだ謝るどころかナリに敵意むき出しのドクシムに、ナリも応戦。
毒舌な妹を上回りそうなほど強気な主張を堂々と論じるナリをドッボンがまぶしそうに見つめていた。
一方、ドッボンはダダ金融の組織表にナンギルが理事として載っていることを発見。

ナリがソウルに帰ることになる。
もう帰ってくるなと言うナンギル。
ナリは「子どものころから私が好きだったでしょ?私が初恋ね」と切り出した。
そういうことにしようと軽くあしらうナンギル。
「じゃあ、ここにいる今現在のコ・ナンギルに聞くわ。今も私のことが好き?」
ナンギルが切ない目でナリを見つめた。

第5話~第6話の感想

ラストの会話をしているころ、警察がホン餃子にやってきました。
何?
ナンギルが連れて行かれちゃうの?
何の罪で?
恐らくおじさんがダダ金融に何かを言わされた的なヤツだと思うけれど……。

さてさて。
今回はまずナンギルのおいたち、ナリをずっと好きだったこと、義父になる選択をした背景などが分かり、号泣でした。
ナンギルがどれほどの思いで義父になる道を選んだのか。
考えれば考えるほどナンギルの思いが切なくて泣けてきます。
で、ナリはナンギルの記憶がいまだにすっぽり抜けている、と。
きっと何か隠された秘密があるんでしょうね。
母が隠した秘密。
ダダ金融の代表の言葉からナンギルでさえも知らないことがあるようです。
何だろう。

ドッボンがナリにどんどん惹かれています。
彼は裕福ではあるけれど、愛など全くないような家で育ったらしく、ナンギルが「家族」にこだわることがナンセンスに思えているようです。
でも、そこを信じてみたい気持ちに動いていることも事実。
妹への接し方が少しだけ変わってきたのがその証拠かな。

上では省いたけれど、ヨジュはドンジンをナリから奪ったことが職場で知られ、ひどい扱いを受けているようです。
このままではドンジンとの結婚式に誰も呼ぶ人がいない!
そんな状況を回避するため、勝手にナリの実家を訪れ、ナリと仲直りした的な写真を撮ってSNSにupしてました。
ドンジンはナリへの罪悪感でヨジュに会うのもためらうようになったけれど、ヨジュの小賢しい人となりを知った上で彼女を選ぼうと努力しているみたいです。
この人たち嫌いなので、2人のストーリーははっきり言ってどうでもいいんですが(笑)

ま、とにかくナンギルのことが心配なので、先へ進みます。
ではでは。
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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