登場人物
ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ボンニム大君:キム・ジュヨン
ナム・ヒョク:チョン・テス
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
第19話 膨れ上がる疑心
ヤムジョンの呪符の件で中宮殿の女官たちが拷問を受ける。
が、呪符を持ち込んだ犯人は分からない。
犯人が分からない以上、廃妃するわけにはいかないと言う王様。
ヤムジョンは、嬪宮と王妃は通じているから、戻ってきたら、間違いなく王様は王位を追われると、王様の不安を煽る。
そして、王妃がいかにヤムジョンを憎んでいるか涙ながらに訴える。
ヤムジョンの嘘と言葉巧みな話術にまんまと乗せられる愚王です。
ついにはチョン尚宮までもが捕らえられ、拷問にかけられる。
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キム尚膳がイ淑媛の女官エヒャンを拷問にかける。
先日、彼女はイ淑媛の命令でヤムジョンを見張っていたところを、怪しい者として捕らえられたのだ。
彼女はヤムジョンの母と女官が呪符を貼ったり、人形を埋めたのを見ていたが、それをばらされることを恐れたヤムジョンは、拷問をかけているところまで行き、エヒャンを脅す。
兄を殺されたくなければ、イ淑媛の仕業だと言えと言うヤムジョン。
が、エヒャンは本当のことを叫ぶ。
やったのはキム昭容のお母様だと。
その言葉を遮り、嘘をつくなとエヒャンを棒で殴るヤムジョン。
ヤムジョンはエヒャンを力一杯何度も何度も殴りつけ、ついにエヒャンは息絶える。
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危なく罪のない王妃を廃妃にするところだったと言う仁祖。
そして、世子が戻ったら、譲位しようと思うと言う。
当然賛成するシム・ギウォン。
領議政とキム・リュは反対する。
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都の守備隊長ク・イヌがジャジョムを訪ね、シム・ギウォンがフェウン君を王位に就けようと画策していると話す。
ソヒョン世子ではなくフェウン君なのかと確認するジャジョム。
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ヤムジョンが王様にイ淑媛を私にくれと頼む。
表向きはイ淑媛を助けるという形だが、本当は淑媛に呪符のことをばらされないようにするため。
ヤムジョンは拷問を受けているイ淑媛を訪ね、口を割らないように言うが、イ淑媛は悔しさをにじませ、すべて話すと答える。
始末してしまいたいが、死ぬ前にすべてばらされては困る。
悩むヤムジョン。
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世子が9年間にわたる人質生活から解放され、ついに朝鮮に戻ってきた。
靴も履かずに外へ飛び出し世子を出迎える王様。
お土産に輿地球(今で言う地球儀です)を渡す世子。
通訳がドルゴンから王様への書状を読む。
そこには世子に王位を譲るように書いてあったが、途中まで通訳が読んだところで、世子がそれを止める。
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仁祖は輿地球の意味を探る。
世子に他意などないのに、仁祖は何か意味があってこれを贈ったのだと、また得意の疑心にとらわれ、自分自身をがんじがらめにする。
追い込まれ、しまいに、輿地球を投げつける。
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世子と一緒に来た清軍を招いての祝宴。
そこで仁祖は世子に譲位すると宣言した。
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気持ちがコロコロ変わる仁祖。
譲位すると言ってみたり、世子が王位を狙っていると怯えてみたり、どちらが彼の真意なのか全く分かりません。
ヤムジョンの嘘にはすぐにころっと騙されるし、ほんとバカ王です。
柔軟な視野と素早い行動力を持つ嬪宮の支えで新しい国が作れたら、きっと朝鮮もいい国になるはずなんですけどね。
身分に縛られることなく、実力が認められる世の中。
まさにヒョクが望んだのもそんな世の中でした。
でも、バカ王のせいで理想的な国作りも阻まれるんだろうな。
ここは世子の頑張りどころなんだけど、どうなることやら。
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