第76話 罠にはまったソル議員
グァンチョルはラゴンを俺の子だと言い、母は違うと言い張る。
どんどん情緒不安定になるラゴン。
ラヒがこの騒ぎを見かねて、DNA鑑定をして白黒はっきりつけようと提案する。
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ユンチャンがSSの経営に参加し、公益財団の理事長に就任したことが嬉しくてたまらない様子のソル議員。
彼はまだユンチャンの本心に気づいていない。
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ドウンが幸運の象徴であるカブトムシのネックレスを見つけたと言い、朝イチでチャン家の母屋へ届けに来る。
ラヒとラゴンが外でDNA鑑定の件を話していたため、ドウンがそれを聞いてしまう。
早速ヒョソンとハミョンに教えるドウン。
ハナもそれを知る。
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SSにいるユンチャンをドヒョンが呼び止める。
SSの経営権もハナも手に入れるつもりかと詰め寄るドヒョン。
僕は僕なりの理由があって、SSを掌握するので邪魔をするな。
ユンチャンも理由があると答える。
ユンチャンの胸ぐらをつかみ、父さんを憎んでいながら、利用してるだろとドヒョン。
ユンチャンもドヒョンの肩をつかみ、質問には答えない、理由は自分で考えろと言う。
今にも殴り合いが始まりそうな2人を通りかかったハナが見つけ、止める。
ハナはドヒョンに冷たく当たらないでと言う。
ドヒョンはハナがユンチャンを味方しているようでおもしろくない。
僕は目標のためだけに生きている。
邪魔するヤツは誰であろうと許さない。
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ラゴンとグァンチョルの鑑定結果が出た。
2人の遺伝子は一致。
そう、つまりラゴンはチャン家の血を引いてなどいなかったのだ。
愕然とするラゴンとチョンラン。
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SSグローバルという名前に変更し、世界進出を企むソル議員。
議員の権力もあり、SSは向かうところ敵なしだとユンチャンに言う。
ドヒョンは父がSSを拡大しようとしていることを知り、早くしないと父を止められなくなってしまうと、粉飾会計の帳簿などを公開しようとする。
公益財団には父にしか動かせない裏金があるはずだが、理事長がユンチャンなので調べるのは難しい。
ドヒョンはハナに会い、ユンチャンの意図を聞きだそうとする。
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ドヒョンがハナに言う。
ユンチャンは僕を妨害できる立場だから警戒していると。
なのになぜおまえは彼と行動を共にしているのか?
ソル議員の味方であるあなたに事情を話すはずがないとハナ。
おまえが心配だと言うドヒョンに、ハナは私たちはもう終わったわと答える。
ドヒョンは2人の関係を聞かずにいられないと言う。
彼はダメだ。
ハナがドヒョンに本音を話し始める。
事件のあと目が覚めたときに、真っ先に会いたかったのは家族とあなただった。
生きていることを知らせたら喜ぶと思ったが、僕たちは終わったと言われた。
私が一番辛いときにあなたは私を捨てた。
少なくともユンチャンは決して私を捨てないと信じるようになった。
もう執着しないで。
ソル議員の息子として運命に従って生きればいい。
私たちは愛し合ったけど、今は敵同士になった。
この状況を早く終わらせたい。
早くこの悪縁を絶ち切ろう。
恨まないで。
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SSグローバルの話をハナにするユンチャン。
ファンソはホテル事業に転換し、SSの傘下に入ることになっている。
結局SSが吸収することをラゴンは知らない。
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ヒョソンがチョンランを呼び出し、ラゴンが誰の子なのかと聞く。
チャン教授の子だと言い張るチョンラン。
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来週の水曜日にSSグローバルが誕生してしまう。
ファンソを守るためにソル議員を止めなければと話し合うハナたち。
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ハナがグァンチョルに呼び出される。
ユンチャンも一緒に行く。
ユンチャンは自らをソル・ジンモクの養子であると語り、目標はあんたとソル議員を倒すことだと言った。
グァンチョルの胸ぐらをつかみ、ハナに手を出したら、ソル議員より先におまえを消してやると脅す。
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恐らくグァンチョルがソル議員にユンチャンの本心を話すであろう。
ユンチャンはソル議員に尾行をつけると言う。
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グァンチョルがソル議員に会い、ユンチャンはあの事件の黒幕がソル議員だと知っていること、そして、ユンチャンがハナを守っていることを教える。
ショックを受けるソル議員。
2人の密会現場は録画されている。
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ソル議員が信じられないといった表情でユンチャンの部屋にやってくる。
ユンチャンはソル議員に狩猟場での罪を償ってもらうと言う。
それが本心か?と聞くソル議員。
おまえは俺の息子だ。
息子?
家族は捨てたり拾ったりするもんじゃない。
俺が父親に裏切られたように、あんたも息子に裏切られて破滅しろと言うユンチャン。
この野郎と怒鳴り、拳でユンチャンを殴るソル議員。
再び振り上げた拳をユンチャンがつかみ、もうこれ以上はやられないと言う。
これからは心置きなく攻撃する。
俺の地位を利用して公益財団を解体させ、被害者たちに賠償する。
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ソル議員はグァンチョルと会ったことで、密会の証拠を押さえられたに違いないと気づく。
これはハナとユンチャンの罠だったのだと。
グァンチョルが店に戻るが、すでにカメラは回収されたあとだった。
怒り狂い、ハナを探すグァンチョル。
横城の発酵場にいることを教えるラゴン。
グァンチョルは手下を引き連れ、発酵場のカメを割りながらハナを探し回る。
ハナは物陰からその様子をうかがい1人怯えていた。
背後から近寄る人影。
ハナは口を押さえられ、別の場所へ連れて行かれる。
恐怖に震えるハナ。
が、それはユンチャンだった。
ユンチャンに抱きしめられ、ほっとしたような表情になるハナ。
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おおお!
ハナが初めてユンチャンを「男性」として見たって感じでした。
今までは「頼れる兄貴」でしかなかったと思うけれど、ラストで見せたあの顔は「兄貴」を見る顔じゃなかったような。
私のひいき目でしょうかね?(笑)
このままユンチャンの存在がどんどん大きく、大切なものになってくれるといいなぁと思うワタクシです。
ラゴン。
やっぱりグァンチョルの子でした。
早くみんなにこのことがばれてほしいわー。
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