純情に惚れる|第7話 あらすじ&感想

jjnhr

 

キャスト

カン・ミノ(ゴールドパートナーズ アジア総括本部長):チョン・ギョンホ

キム・スンジョン(ヘルミア カン会長秘書):キム・ソヨン

イ・ジュニ(ヘルミア 法務チーム長):ユン・ヒョンミン

マ・ドンウク(スンジョンの彼・刑事):チン・グ

第7話

横断歩道でスンジョンにキスをしたミノ。

スンジョンは「何するのよ」とミノにビンタし、怒って走り去る。

ミノはスンジョンを好きだという気持ちに間違いがないことを確信していた。

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帰宅したミノ。

家ではジュニやハン本部長たちがサプライズパーティを仕掛けていた。

ミノはジュニのとった一連の行動が許せず、ジュニに食ってかかる。

ハン本部長は一触即発の2人をなだめ、とにかく「生きているうちに経営権を手放してくれるよう祈りましょう」と言う。

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新聞記事を見たカン会長は妻の制止を振り切り、会社へ乗り込んでいく。

理事会では新しい代表取締役にイ・ジュニが推されていた。

カン会長はユン理事に「裏切り者め」と毒づくが、もはや何の力もなく、外につまみ出されそうになる。

ミノがそれを止め、部屋に連れて行く。

「理事たちを全員辞めさせてやる」とカン会長は怒鳴るが、

ミノは「検察官に最期を看取られたくなければ、経営権を放棄し、株の処分権を渡してください」と冷たく言い放つ。

足にしがみつくカン会長を振り払うミノ。

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非情に振る舞いながらも、ミノは胸が苦しくてたまらない。

心配して駆け寄るスンジョンに、「おじが倒れた」と告げるミノ。

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辛そうなミノに「なぜカン会長を憎みながら、25年前の会長と同じことをするんですか」と問うスンジョン。

ミノはただ黙っている。

ミノの汗を拭くスンジョン。

ミノはまた心臓が高鳴る。

スンジョンはハンカチをミノに渡し、「我慢できないときは言ってくださいね」と言い、その場を後にする。

スンジョンの後ろ姿を見つめながら、苦悩の表情を浮かべるミノ。

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ヨンベ宅の家宅捜索で、電源の切れた携帯電話が見つかる。

ドンウクの行方不明の携帯電話ではないかと喜ぶチョ刑事。

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ジュニがスンジョンを夕食に誘う。

そこは中学生のときに2人で来たことがあるお店だった。

よく回想シーンに出てくるのは高校時代じゃなくて、中学時代だったみたいです。

あしからず(^^ゞ

テーブルには「スンジョン&子分ジュニ」という落書きが。

ジュニは、あの日スンジョンに告白する気だったが、どうしても言い出せなかったのだと告白する。

「冗談はやめて」と笑うスンジョン。

「今は惨めだけど、いつかカッコイイ男になる」とそのときに誓ったのだと言うジュニ。

そして、ようやくその夢が実現しそうだと、代表取締役のことを嬉しそうに報告する。

「今後は君に近づくことをためらわない」

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駐車場までの道をスンジョンと手をつないで歩くジュニ。

スンジョンは驚いて手を離そうとするが、ジュニがしっかりと握る。

「あなたを友達以上に考えたことはないわ」とスンジョン。

「ドンウクがいたから気持ちを隠してきた。だから、君もほかの男より俺を見てくれ」と言う。

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ハン本部長が「検察に接見禁止命令を出させた」とミノに報告する。

「死に際は家族と過ごさせてやれ」と言うミノ。

ハン本部長はそんな弱気発言をするミノが信じられない。

「会長の失脚は長年の悲願でしょう?あなた自身でとどめを刺しなさい」

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25年間、カン会長をつぶすことだけ考え、そのために冷徹で非道なこともいとわなかったミノなのに、悲願達成を目前にしても全く嬉しさがこみ上げてこなかった。

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ハンカチを持って階段でスンジョンを待つミノ。

スンジョンがジュニに送られて帰ってくる。

「そうだよな。答えは出てるのに何を悩む」と言い、立ち上がって歩き出すミノ。

去って行くミノの後ろ姿を見つけるスンジョン。

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ヨンベの家で見つかった携帯電話はドンウクのものではなかった。

が、携帯電話の通話相手は1人だけ。

これが黒幕かもとその通話相手に電話をかけてみたナ刑事は、電話に出た人間がジュニだと気づく。

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取り調べを受けるジュニ。

ナ刑事は、原料問題の黒幕がドンウクを殺したとにらんでいると告げる。

ヨンベが連絡を取ったのはジュニだけ。

ドンウクと最後に会ったのもジュニ。

ジュニは当然用意周到に準備をしてあり、「明確な犯行動機と物証を示してください」と強気の姿勢を崩さない。

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会長が緊急逮捕されることになったと奥様から聞かされるスンジョン。

そこへミノが病院にやってくる。

スンジョンの言葉を遮り、「ヘリポートだ」と言いながら足早に進んでいく。

ミノは検察が来る前におじをヘリで江原道の別荘に移すと言う。

急いでカン会長を病室から連れ出すスンジョンたち。

が、ヘリに乗せる直前、カン会長はメモを残して消えてしまう。

「たとえ死んでもヘルミアの会長で居続ける。ヘルミアの会長の座は私のものだ」

メモを見て、会社へ急ぐミノとスンジョン。

会長室のデスクでうつぶしているカン会長の姿を見つけるが、すでに彼は息絶えていた。

「おじさん、何でだよ。会長の座が何だ。なぜ執着するんだ」と泣き叫ぶミノ。

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ミノはウシクに自分のドナーについて調べてほしいと依頼する。

それは法律で禁じられた行為。

分かってはいるが知りたいと思うミノだった。

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会長の死後、代表代行としてジュニが抜擢され、スンジョンはその秘書となる。

ミノはおじの葬儀にも出ず、引きこもっている。

定期的にスンジョンが家を尋ねたり、メールを送ったりするが、ミノはそれらをすべて無視し、ただただ雲隠れしていた。

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ジュニから言い寄られていることをナ刑事に告げるスンジョン。

ジュニがドンウクの死に関わっているかもしれないとは言えないので、「付き合うのは数日待って」とだけ言うナ刑事。

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しばらくぶりにミノから連絡をもらうスンジョン。

「両親の墓参りに行くのに場所が分からないから案内してくれ」と言う。

墓前で両親にぽつりぽつりと話をするミノ。

「約束を果たすのに25年。頑張っただろ?苦労したんだぞ」

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中部工場のリストラ案を撤回に導いてほしいとジュニに頼む所長たち。

ジュニは所長の手を握り、大丈夫だと約束する。

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墓参りの帰り道、どしゃ降りの雨でぬかるんだ山道にタイヤがはまり動けなくなる。

スンジョンはミノに「レッカーを1人で待つので、タクシーに乗って帰ってください」と言うが、ミノは「俺のためにそこまでするな」と怒り出す。

レッカーを車の中で待つ2人。

ガス欠になり、寒いし、お腹も減ってくる。

スンジョンの提案で、2人は法事のお供えで宴会を開くことにする。

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レッカーに運ばれる車の中。

1つの毛布にくるまる2人。

スンジョンはミノに、なぜ雲隠れしていたのかと尋ねる。

ミノは素直に自分の気持ちを語り始める。

人生に疑問を感じたのだと。

確かに俺はおじと同類だった。

両親の墓前であまり話せなかったのは、なぜ怪物になったのかと言われる気がして恥ずかしかったから。

そんなミノにスンジョンは言った。

ご両親は理事を怪物だなんて思っていません。

お母様がもし理事に会ったら、1人にしてごめんねと言うはずです。

なぜ傷つきながら非道な生き方を続けるんですか?

まだやり直せます。

恥ずかしくない人生を選べばいい。

スンジョンの言葉を素直に聞いていたミノは、俺も今まで言えなかったことがあると言い、君が好きだと告白した。

君を見てると、胸が苦しくなる。

自分が恥ずかしくなるから。

君のそばでは善人でありたい。

いい男でありたい。

そして、ミノはスンジョンにキスをした。

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ジュニが指輪を選んでいる。

その隙にナ刑事はジュニの車に血液反応がないかを調べていた。

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25年間、傷ついた心を何重にも固い鎧で覆い、相手を攻撃することで自分を守ってきたのであろうミノ。

その鎧をすべて外し、ピュアな心を素直に見せたミノの姿は切ないほど愛おしいものでした。

もしかしたら「愛」の種みたいなものがスンジョンの中にも生まれたかも。

ジュニのスンジョンへの愛情ももちろん純粋なものではあるけれど、でも、本来ジュニはスンジョンに愛を告げる資格などないんですから。

ジュニがそのことを忘れているようで怖いです。

ジュニ車の血液反応……出ないんだろうな。

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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