キャスト
ソ・ジョンフ (28歳/ヒーラー&便利屋):チ・チャンウク
チェ・ヨンシン (27歳/ インターネットメディアの記者):パク・ミニョン
第16話
ジョンフがキム・ヨンウンという男の元を訪れる。
彼は92年 束草(ソクチョ)警察署で捜査課長をやっていた男。
ジョンフが「ソ・ジュンソクという人の陳述を聞いたか」と聞くと、
男は「ヤツのせいで俺たちはクビに」と忌々しそうに答えた。
娘がパク・ドンチョルという人と一緒に辞めさせられたことを教えてくれる。
彼について調べるミンジャ。
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ミョンヒのインタビューに行ったと言うヨンシン。
が、ムンホの元にミンジャから、ヨンシンがたった今、嫌な所にに到着したと伝えられる。
「ヒーラーに言ったら、すっ飛んでいきそうなので、あなたに連絡を」と。
チェイル新聞だと思います。
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ムンシクは妻に会うのを延期してほしいと言う。
チェ記者の周りには危険人物がいるから。
彼は5人組の写真をヨンシンに見せ、左端の男がソ・ジュンソクといってジョンフの父親だと教える。
右端にいるのが先日亡くなった初代ヒーラーのキ・ヨンジェ。
ムンシクはヨンジェがジュンソクの息子をヒーラーに育て上げたと言っていたと嘘をつく。
ムンホがヒーラーと手を組んだが、息子のような弟だから、あの2人が大きな罪を犯さないよう、私に協力してほしいと言うムンシク。
特別調査チームのアンチーム長がヨンシンを別部屋に連れて行く。
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激怒したムンホが兄の元へやってくる。
「ジアンもジョンフも俺が面倒を見るつもりだ。俺は父親の友達だから」と言うムンシク。
ムンホは心底あきれかえる。
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ヨンシンにヒーラーについて画像を見せながら説明をするアンチーム長。
イ・ソンチョルの死、ファン・ジェグクの死。
それらがヒーラーの仕業であると決めつけた内容だった。
また、ジョンフの父親が92年に友人のオ・ギルハンを殺害したことも聞かされる。
胸が苦しくなるヨンシン。
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特別調査チームに、キム・ヨンウンの娘から電話がかかってくる。
前もってソ・ジュンソクについて尋ねてくる者がいたら、連絡するようにと言われていたらしい。
パク・ドンチョルのことを言えば、さらに報酬が弾むことになっていた。
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ヨンシンを見つけ、迎えに来たと言うムンホ。
駐車場でヨンシンが疑問をぶつけ始める。
ムンシク社長は、ジョンフがヒーラーだと知ってた。
そして、先輩はヒーラーと手を組んだと。
ジョンフは最初に私の爪を切って、持ち去った。
それは先輩の依頼。
どうして?
ムンホはこれ以上隠すわけにはいかないと覚悟を決め、とうとうヨンシンに真実を伝えた。
君の実の母親は生きている。
今日会うはずだったチェ・ミョンヒだ。
君の名前はオ・ジアン。
ヨンシンは受け入れることができず、「何それ?冗談じゃないわ」と放心状態。
「怖くて言えなかった」とムンホが謝る。
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パク・ドンチョルの居場所がこんなにすぐに見つかるなんて怪しいとミンジャは言うが、「罠にかかってみるしかない」と店に入るジョンフ。
2人の男がやってきて、ジョンフをパクのところへ連れて行くと言うが、ジョンフはあっさりと2人を撃退。
店にいた女にパクの居場所を聞き、男が乗ってきた車に位置追跡装置をつけるジョンフ。
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ムンホからもらった母と一緒に写る幼いころの自分の写真を見る。
母は92年に交通事故に遭った。
現在も車椅子生活を余儀なくされ、ストレスを受けると発作を起こす。
ひどい場合は脳死状態になるかもしれない。
君の命日と誕生日のためだけに生きているような人。
ヨンシンは、ムンホに高速道路以前の記憶はないと話す。
なぜ高速道路にいたのかも分からない。
ムンホは、ミョンヒはジアンを捨ててない、死んだと言われたのだと説明する。
ムンホが止めてたとはいえ、ジョンフもはすべて知っていた。
ヨンシンは不信感を募らせ、「話を聞いてくれ」と言うムンホに「もういいです。あとは自分で調べます」と席を立つ。
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衝撃の事実を知り、抜け殻のようになってしまったヨンシン。
もらった資料を袋に戻そうとしたとき、取り出していなかった1枚があったことに気づく。
そこに書いてあった言葉を見て、ヨンシンは再び大きなショックを受ける。
世帯主 オ・ギルハン。
ジョンフの父が殺したという友人は、自分の父だった。
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ムンホにミョンヒから電話。
ミョンヒはインタビューに来るはずだったヨンシンのことを気になるのだと話す。
思わず「チェ・ヨンシンは……」と言いかけるが、ぐっとこらえ、「辛いことがあって、ミョンヒさんに会うのは残酷かと」と言う。
「残酷だなんて大げさね」と笑うミョンヒ。
一緒になって笑いながら、ムンホは泣いていた。
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ジョンフがヨンシンの部屋に入る。
驚き、苦しんでいるであろうヨンシンを抱きしめる。
が、ヨンシンの様子がおかしい。
黙っていたのを怒っているのかと思い謝るが、「あなたは悪くないわ。違うの」とヨンシン。
「違うならどうして目を合わせない?」と、再び抱きしめると、ヨンシンが涙を流す
困ったジョンフは話題を変える。
「君のお母さんに俺も会ったんだ。すごくいい人だった」
すると、「会っても大丈夫だったの?」とヨンシン。
その言葉を聞き、ジョンフはヨンシンの様子がおかしい理由を理解した。
とぼけるヨンシンに、「父さんは殺人犯じゃなく、容疑者だ。潔白の証拠を見つけて、すべて話すつもりだった。それじゃ」と言い、部屋を出るジョンフ。
父が声をかけるが、素通りして行ってしまう。
ヨンシンが追いかけてきた。
「必ず見つけてよ。戻ってくると約束して」
「約束するよ」
「あなたは悪い人じゃない」
「もちろんだ」
ジョンフに抱きつくヨンシン。
目の前で始まった娘のラブシーンに呆然とする父とチョルミン(笑)
一度は去ったジョンフが戻ってきて、今度はヨンシンにキスをした。
父とチョルミンは目をまん丸にしてます(笑)
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パク・ドンチョルのポケットに位置追跡装置を仕掛けた男たち。
ジョンフが彼の元へ訪れるのを待っている。
ジョンフは男たちをまき、教会でパクと話をする。
パクはやってきたのがジュンソクの息子だと知っていた。
父の陳述書が見たいが、幾ら探してもないと言うジョンフに、
見つけても無駄だと言うパク。
陳述書はねつ造されている。
自分たちが聞いた陳述と、受け取った陳述書は全く違うものだったので、監察課に告発したらクビになたのだ。
「父は何と陳述したんですか。本当に人を殺したんですか」と聞くジョンフ。
パクは陳述を録音したテープを持っていると言う。
向こうはそれと引き替えに宝くじ売り場をくれると約束したとのこと。
ムンシクを相手に駆け引きをしても殺されるだけ。
「カネをやるからテープを渡せ」とジョンフが何度も説得するが、パクはこのどん底生活から抜け出す最後のチャンスだと言い、ジョンフの言葉に耳を貸さない。
携帯の電源を入れ、自分の位置情報を男たちに知らせるパク。
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ヨンシンが残業中のムンホに差し入れを持ってくる。
笑顔だった。
小さいころのジアンはムンホととても仲良しだったこと、ジョンフとジアンは会うたびに離れたくないと泣いていたことなどを聞くヨンシン。
実はジョンフの方が1か月だけ年上。
そして、ジアンの誕生日は明日。
今ごろミョンヒさんは誕生日会の準備をしてるはずだと言うムンホ。
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ムンシクの机の上にある写真立ての裏に盗聴器を仕掛けたミョンヒ。
アンチーム長とムンシクの会話を聞いている。
「最悪の場合の優先順位を決めてください」と言うアンチーム長。
「ソ・ジュンソクの陳述テープの確保かソ・ジョンフの始末か」
「そんなテープ、御大が喜ぶわけがない。この世から消さないと」と答えるムンシク。
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それを聞き、ミョンヒがムンホに慌てて電話をかける。
「ジョンフが危ない」と。
すぐヨンシンにジョンフへ電話をかけるように指示するムンホ。
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ヨンシンから「早く逃げて」と電話をもらったジョンフは、パクに「1つだけ教えてくれ。父さんは人を殺してないよな。頼むから教えてくれ」と迫る。
「奴らが着いたら」とまだ口を割らないパク。
車の音が聞こえ、ジョンフはパクをつれて逃げる。
男たちと戦うジョンフ。
別の車から来た男がパクの頭を鉄パイプで殴りつける。
倒れたときに頭を強く打ち、瀕死の状態のパク。
ミンジャが呼んだ警察が到着する前に男たちは逃げてしまう。
ジョンフはパクを抱きかかえ、「しっかりしろ。俺の父さんは……」と必死に声をかける。
何かをつぶやき、ジョンフが口に耳を近づける。
心配して駆けつけたヨンシンがその光景を見て、ジョンフがパクを殺したのだと勘違い。
ショックのあまり呆然と立ち尽くす。
ジョンフは逃げ、警察がそれを追う。
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最後にパクはジョンフ父の潔白を晴らしてくれたのでしょうか。
何としてでもテープがムンシクの手に渡ることがありませんように。
ヨンシンとジョンフが再び心から愛し合うことができますように。
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