hacchi 
2度目の二十歳
全16話
脚本：ソ・ヒョンギョン
演出：キム・ヒョンシク
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主な登場人物：ハ・ノラ（主婦・ウチョン大学１年生）・・・チェ・ジウ
チャ・ヒョンソク（演出家・ウチョン大学演劇学科教授）・・・イ・サンユン
キム・ウチョル（ノラの夫・ウチョン大学心理学科教授）・・・チェ・ウォニョン
キム・ミンス（ノラ夫妻の息子・ウチョン大学１年生）・・・キム・ミンジェ
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第16話（最終話）
自転車で朝の公園へ行くノラ。
ホットサンドに大口でかぶりつく。
市場で食材を吟味。
ノラはドンチョルから秘伝のタレの作り方を勉強中だった。
たまたま目にした新聞にヒョンソクの新プロジェクトの記事が載っている。
大学を辞めたことをユニョンに報告するノラ。
元々大学に通う理由は夫だったし、今となっては大金をかけてまで大学に通う理由がない。
興味を持てる学科もない。
ヒョンソクとは初恋でおしまい。
依存して守られていたら胸を張れない。
これからは自分の力で自分の道を生きていく。
……そんなふうに自分の気持ちを語った。
本屋でバッタリ鉢合わせするノラとヒョンソク。
ノラが「久しぶり」と声をかけるが、ヒョンソクは無視して通り過ぎる。
ミンスとスカイプで話をするノラ。
ミンスは海外で1年間のワーキングホリデーに出かけたようです。
自分がどう生きたいのか探すための1つの手段だったのでしょう。
父の呪縛から解き放たれ、とても生き生きしているように見えました。
ノラもそんなミンスの様子を見て嬉しそうです。
ヒョンソクからもらった小箱を開けるノラ。
以前もらった花束に添えてあったメッセージカードを眺める。
「見守りたかった人へ」
ノラはいまだにこの言葉の意味が分からなかった。
おばあさんの誕生日。
荷物の多いノラをユニョンが送ってくれることになっていたが、急用で送れなくなってしまう。
バスを待っていると、ヒョンソクが通りかかり乗せてくれることになる。
車の中は全く会話がなく気まずい空気。
かつて住んでいた家の庭で供え物の準備をしていたノラは、ふとあの夏の日のことを思い出す。
20年前のヒョンソクに導かれるように川へ向かうノラ。
そして、ヒョンソクと一緒にタイムカプセルを埋めたことを思い出す。
埋めた場所を探していると、いつの間にか後ろにいたヒョンソクが場所を教えてくれる。
一緒に見ようと誘うが、「見たくない。おまえが両方見ろ」とつれない態度のヒョンソク。
穴を掘り、出てきた小瓶2本にそれぞれが書いたメッセージが入っている。
38歳になったノラ
変わってないな
今も明るくて堂々として輝いている
1995年7月30日の君のように
20年間そばにいてくれてありがとう
幸せでいよう
いつもノラの隣にいたいヒョンソクより
ヒョンソクのカードにはこんなメッセージが書いてあった。
ノラが書いたメッセージにはこうあった。
2015年のヒョンソクは韓国最高の演出家だ
1995年7月30日 見守りたい人より
ノラは花束に添えられていた「見守りたかった人」の意味に初めて気づいた。
以前ハ・ノラと書いた名前を消して、別の言葉を書くシーンが描かれていました。
何て書いたのかなってずっと気になっていたので、謎が解けてすっきり（笑）
ノラはヒョンソクがすでにこのメッセージを読んでいたことを知り、ヒョンソクを追いかける。
いつ読んだのか聞くと、除隊後ロシアに戻る前にここへ来たことを明かす。
瓶を投げ捨てようとして思い止まった理由を聞かれたが、ヒョンソクは「分からない」と答えた。
「2015年に2人で来ると思ったのかも。たぶんそういう存在だったんだ」
それだけ言って背中を向けて歩き出したヒョンソク。
ノラの中で何かが弾けた。
ヒョンソクを追いかけ、その背中に抱きついた。
泣いている。
「何のマネだ？」とヒョンソク。
ノラは「私の人生の瞬間は今なんだと思う」と言う。
第14話だったかな。
割愛しちゃったけど、ヒョンソクが期末テストの代わりに、自分の人生の1つの瞬間を演じるという課題を出したんですね。
「誰にでも転換点になった瞬間がある」と言い、自分自身にも人生を変えてくれた瞬間があったことを学生たちに語ったんです。
ノラを見ながら、ね（笑）
「この前みたいにはっきり言ってくれ」と言うヒョンソク。
あなたに私の横にいてほしい。
好きだから。
会いたくて忘れられなくて……すごく会いたかった。
嬉しそうに振り返り、ノラを抱きしめる。
「ひどい人。なぜ……」と言いかけたノラの唇をヒョンソクの唇がふさいだ。
2人のキスシーンに涙です(TωT)
2人でおばあちゃんのお墓参り。
ヒョンソクはおばあちゃんから幼いころのノラの話などたくさんのエピソードを聞いていたと言う。
聞けば聞くほどどんどんノラを大好きになっていったのだ。
離れていたこの3か月間、2人は相手に隠れてそれぞれをこっそり観察していた。
ドンチョルはヒョンソクには内緒だと言って、秘伝のタレをノラに伝授してくれたが、実はヒョンソクは承知済みだった。
ノラが初めて作ったトッポッキもちゃんと試食してました（笑）
もちろんユニョンもグル。
ヒョンソクはノラの1人で生きてみたいという意志を尊重しながら、ちゃんと見守っていたのだ。
ノラがヒョンソクのところへ来る勇気を与えるために。
「本当に意地悪な人だわ」とスネながらも「待ってて良かったね」と笑うノラ。
変装してウチョルの様子をうかがいに来ていたイジンをウチョルが見つける。
ウチョルはボタンの取れたワイシャツを着て、くたびれた様子。
「1人で暮らしてるの？」と聞くイジンに、「きれいに身軽になった」と答えたウチョル。
ウチョルがノラにユベ大学に移ったことを報告する。
ドイツ時代の自分について語る。
あのころの僕はやっと23歳で、自分の失敗を隠したいだけの子どもだったと。
過ぎたことだと答えたノラ。
ウチョルはノラに渡せないままだったネックレスを差し出す。
ドイツ時代の恩師との食事会の日に渡そうとしてたものです。
メッセージカードはそのときに書いたもの。
20年間すまなかった。
そして、ありがとう。
……と記されてた。
イジンと食事をするウチョル。
お互いにひどいことをしたと謝る2人。
イジンは自分のやったことを恥じ、大学を辞めたと言う。
そして、ウチョルをまだ忘れられないと伝えた。
話の中で2人は今まで相手に遠慮して、嫌いな食べ物を嫌いだと言えずにいたことが分かる。
これからは好き嫌いをはっきり言おうと言うウチョル。
ウチョルが「これから」という言葉を使いました。
まだ自分を思ってくれているイジンとやり直そうと思ったんですね。
うんうん。
イジンはなかなか可愛らしい人なので、それはそれでアリだと思います（笑）
頑張れウチョル！
ヒョンソクの「失われた時を求めて」が上演される。
上演後、たくさんのファンに囲まれるヒョンソク。
改めて彼の人気ぶりを知るノラとユニョン。
ヒョンソクはファンの子たちの前で、きちんとノラを彼女だと公言した。
ドンチョルの店をノラが引き継いだようです。
ノラのいる日だけ足繁く通うバツイチ35歳の弁護士が登場し、ヒョンソクはやきもちを焼いてました。
ノラがヒョンソクとのエピソードをマンガにした「2度目の初恋」を、スンヒョンがネットにアップする。
すぐに「続きが楽しみ」というコメントが来て、盛り上がる2人。
ノラとヒョンソクが手をつないで大学の構内を歩く。
忘れられないたくさんの思い出がノラの頭の中を巡る。
2人は芝生に寝転んで台本のチェックをする。
もうぎこちない空気は流れない。
2人は思い思いに寛ぎ、心地よい時間を過ごす。
やがて、ノラがヒョンソクの胸にもたれて眠る。
気持ち良さそうに眠るノラのおでこにキスし、
ヒョンソクもノラの肩を抱きながら目を閉じた。
最終話まで見終わった感想
ふー。
やっと結ばれたかって感じです（笑）
正直なかなかもどかしい2人でした。
ヒョンソクはノラに意地悪したり、優しくしたりの繰り返しだし、
ノラはヒョンソクを意識し始めてからも好きじゃないと言い張ったり。
いい大人が10代の子のように素直になれず、見てる私たちをやきもきさせてくれましたが、
最後はヒョンソクが20年越しの初恋を成就することができてめでたしめでたしでした。
2人の恋はともかく、ノラの成長ぶりは見ていてとても気持ちよかったです。
人間幾つからでもやり直しができることを証明してくれたし、今やりたいことをやるべきだって教えてもらえたし、私自身も年齢で諦めることなく、いろんなことにチャレンジし続ける生き方をしていこうってすごく感じました。
そうそう。
上の記事に書かなかったことで、幾つかのエピソードをまとめておきます。
スンナムはヒョンソクの舞台の手伝いをする中で、公務員になることをやめ、舞台の制作に携わる仕事に就くことを決めました。
スンヒョンとは恋人同士になったみたい(〃∇〃)
ヘミは勉強の虫になってせっせと図書館通いをしてるようです。
ミンスとよりを戻すことはなかったけれど、2人はまだ若いからね。
新しい恋をするかもしれないし、帰国したミンスとまた新しい関係を築くかもしれない。
後者を期待しつつ（笑）
スンエは独り立ちが決まり、彼氏もできたみたいです。
スンエには本当に幸せになってほしい。
韓国ドラマによく出てくる「恋のライバル」は罠にかけたり、陥れたり、胸が痛むほどの攻撃をしてくることが多いけれど、スンエは一度も（いや、一度しかww）意地悪をしなかったですもんね。
そのときだって小さな嘘をついただけ。
本当にいい子でした。
スンエ役のチェ・ユンソさんは、今まで嫌な役でばかり見て来たので、すっかりお株急上昇です（笑）
それにしてもチャ・ジウさん、可愛かったな～。
最近見たのが「怪しい家政婦」とか「誘惑」だったので、正直「チェ・ジウも老けたな」って思ってしまってたんです。
もちろんキレイはキレイなんだけど、やっぱり若いころの溌剌とした輝きがなくなってしまったなぁとちょっと残念に思っていたの。
でも、このドラマでは私のがっかりを見事に吹き飛ばしてくれました～！
少し太ったのかな。
スネたり、怒ったり、笑ったり、はしゃいだり。
すべての表情が愛らしくて、「ああ、チェ・ジウはまだまだかわいい！素晴らしい！」って感激でした。
ヒョンソク役のイ・サンユンさんとは、実年齢が6歳ぐらい違うけれど、同級生という設定で全然アリだったもの。
ちなみに、イ・サンユンさんのデビュー作はドラマ「エア・シティ」。
チェ・ジウさんの初恋の人の役だったんですよね（笑）
ヘミ役のソン・ナウンちゃんはアイドルグループApinkのメンバー。
ウギョル（「私たち結婚しました」）では私の愛するSHINeeのテミンちゃんの妻だった子。
いつもはこの番組を羨ましさを感じつつも微笑ましく見てるんですが、テミンちゃんとナウンちゃんのことは強烈な嫉妬心で、微笑ましいの真逆、腹立たしさが勝ってしまっていたんですよね。
って、おばちゃんが何言ってんのさ？って話なんですけれどもヾ(*>∀<)ﾉﾞｷｬﾊﾊｯ
でも、憎らしいナウンちゃんのイメージが、ストレートに感情をぶつけるヘミの役柄のおかげでだいぶ回復しましたわ。
良かった良かった（笑）
ま、こんなところかな。
私の解釈違いで間違ったことを書いている場面ももしかしたらあるかもしれませんが、そこは一つご愛敬ということで、よろしくお願いいたします。
最後までおつきあいくださり、本当にありがとうございました！
感謝(‘-^*)/
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第15話へ
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