プロデューサー
KBS 全12話 2015年
脚本:パク・ジウン
演出:ピョ・ミンス、ソ・スミン
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【主な登場人物】
ラ・ジュンモ(「1泊2日」のプロデューサー)/チャ・テヒョン
タク・イェジン(「ミュージックバンク」のプロデューサー)/コン・ヒョジン
ペク・スンチャン(KBSの新人プロデューサー)/キム・スヒョン
シンディ(デビュー10年目の人気アーティスト)/IU
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第1話
タク・イェジンはKBSの音楽番組「ミュージックバンク」のチーフプロデューサー。
局の駐車場に車を停め、中でメイクをしていた。
隣に大きな外車がかなり寄せて停めたことにも気づかない。
外車に乗ってきたのはペク・スンチャン。
KBSのバラエティー局に配属された新人プロデューサーだった。
入社式に遅れそうなので、スンチャンは急いで会場に向かう。
イェジンが勢いよくドアを開けたため、外車にドアがぶつかり、傷ができてしまう。
そのまま知らんぷりで逃げようとしたが、「ドキュ3日」という番組で新入社員を撮影してたカメラマンがイェジンの行為もしっかり撮っていた。
インタビューを受けるスンチャン。
バラエティ局に志願したのは、大学の先輩である好きな女性がKBSのバラエティ局にいるからだと答える。
バラエティ局の新人たちがPDのキム・テホから研修を受ける。
いろいろな番組のスタッフを回り、あまり役に立ちそうもない話ばかりを聞かされる。
キム・テホはあまり有能とは言えないPDのようです。
本とか出しちゃってるみたいだけど(笑)
本番前の「ミュージックバンク」のブースでイェジンを紹介される新人たち。
イェジンは朝の「コツン」でかなり機嫌が悪かった。
謝りのメールを入れると、当然のことながらスンチャンのメールが鳴ったのだが、イェジンはまさかスンチャンが謝っている相手だとは気づかず、マナーモードにしていないスンチャンを叱る。
「生放送中なら放送事故よ」と言われ、「すみません」と謝ると、「簡単に謝らないで。私たちPDは卑屈になってはいけない」と言われる。
撮影カメラの説明をするイェジン。
まだ客の入っていない客席に誰かがいる。
シン・ヘジュとラ・ジュンモだった。
「ジュンバルが?」とイェジン。
ヘジュがジュンモのほっぺにキスをした。
呆然とするスンチャン。
スンチャンが好きな先輩というのが、このヘジュのようです。
いきなりキス現場を見てしまいショックを受けていました。
ヘジュがスンチャンを見つけ、スンチャンはバラエティ局へ配属になったことを告げる。
ヘジュにとってスンチャンは特に親しい後輩というわけではないようで、どこで一緒だったのか、家がどこなのかもよく分かっていないみたいでした。
トイレから出てきたスンチャンがジュンモと一緒になる。
恋敵を発見し、洗った手についた水をわざとジュンモにかかるように振るスンヒョン。
ジュンモが担当している番組はバラエティ番組の「1泊2日」。
「鼻くそ」という言葉を連発したということで、放送通信審議委員会(放通委)に呼び出され、謝罪しに行く。
「1泊2日」はシーズン4になり、ジュンモが担当するようになった。
出演者を全員女優にチェンジしたものの、女優たちの注文は多いし、視聴率は低迷するしで、打ち切りの噂が出ていた。
ジュンモはアイドルグループmissAを呼ぶため、「ミュージックバンク」のイェジンに調整してもらおうと電話をかける。
ちょうどそのころ、イェジンは新人たちに頼み事をいろいろ聞いていたらキリがないから、たとえ社長の頼みでもNOと言えるような人間にという話をしていた。
そこへタイミングの悪いジュンモからの電話。
イェジンはここぞとばかりにきっぱり断る見本を見せる。
ジュンモが局長に呼ばれ、番組の打ち切りを宣告された。
「絶対に認めない」という捨てゼリフを残して部屋を出たものの、再び戻ってくるジュンモ。
「僕はクビですか?」と聞くと、「メンバーを一新してやってみろってことだ」と局長。
明日、出演者たちと1周年記念の食事会をすることになっているのに、そんな席で打ち切りの話などできないと頭を抱えるジュンモ。
キム・テホPDは、その食事会を番組終了の打ち上げにしてしまえばいいと言い、一番安いコースにおいしくて外せない松の実がゆを追加することを局長と決める。
最後の収録もなし。
頭の痛いことはすべてジュンモが押しつけられた。
「ミュージックバンク」の出演者の中に歌手のシンディがいた。
局長の娘がシンディのファンだということで、本番直前の楽屋に娘と友達が押しかけ、写真を撮る。
不機嫌そうな顔でにこりともしないシンディ。
イェジンの元へシンディの衣装がシースルーだという情報が入り、KBSはシースルーNGなので衣装チェンジを依頼する。
全く聞く耳を持たないシンディに直接イェジンが言いに行くことになる。
新人が見ているので、強気の態度でシンディに圧力をかけるが、生意気なシンディは全くひるむ様子がない。
シンディに「水玉のネクタイの方」とスンチャンが声をかけられ、「この衣装かわいいでしょ?」と言われる。
思わず「かわいいです」と答えてしまい、イェジンににらみつけられるスンチャン。
イェジンの攻撃を巧みにかわし、ついに「番組に迷惑をかけてまで着る必要が?」とイェジンが言うと、出演をやめると言い出す始末。
イェジンは新人たちを部屋から出し、今度はご機嫌取りを始める。
なだめすかして何とかジャケットを着てくれることで折り合いがついた。
足を引っ張った「水玉」の名前を聞くイェジン。
スンチャンは嫌みを言われては謝り、謝るとまた怒られるという地獄のような状況に陥る。
ジュンモが局長に怒られ、放通委にも呼ばれていたことを知ったイェジン。
助け合いの精神が大事であり、OKするタイミングが重要だと新人たちに教える。
さっききっぱりと断ったmissAの件を「都合をつけるわ」とジュンモに恩着せがましく電話するイェジン。
が、「いや、結構」と即答され、電話を切られる。
イェジンはばつの悪さを電波のせいにしてごまかす。
「ミュージックバンク」ではいよいよシンディの出番。
ジャケットを着たシンディがスタンバイしている画面を見て、安堵したのも束の間。
歌が始まると同時にシンディはジャケットを脱ぎ捨てた。
放送終了後、スンチャンはイェジンの八つ当たりの餌食になる。
謝ることもできず、じっと耐えるスンチャン。
局を出るころにはぐったりと疲れ切っていた。
ジュンモがコンビニで買い物をしていると、シンディのマネージャーがシンディのお弁当を買いに来ていた。
時間がないので車で食べるのだと言う。
マネージャーを連れてのり巻きの店に入り、のり巻きとスープを買うジュンモ。
「ピョン社長に所属の歌手にはちゃんと食事させろと言え」とジュンモはかなり怒っていた。
ピョン社長はなかなか豪快な女社長のようで、ジュンモとは犬猿の仲なのだそうです。
理由はおいおい分かってくるのかな。
イェジンが外車の持ち主に謝りの電話を入れると、もうすぐ駐車場に着くと言う。
そこに現れたのが「水玉」だったことに驚くイェジン。
なぜ電話に出なかったのか聞かれ、「先輩が携帯を見るなと」と答えるスンチャン。
イェジンからメールや電話が来るたびに怒られ、最後は電源を切るように言われたんです(TωT)
先輩だからと大目に見る必要はないと言いながらも、こんなに寄せて停めたことが悪いのだと何度もアピールするイェジン。
とりあえず父の車なので父に確認してもらい、修理代は後日連絡するということになる。
ジュンモがスタッフと焼肉を食べに行き、そこで出演者のメンバー交代について話をする。
やった仕事は無駄になり、さらに余計な仕事が増えるとブーイングの嵐。
しかも、クビになるのかと心配して泣き出す者も。
疲れ切って家に帰るジュンモ。
ラーメンを作り、焼酎を開ける。
イェジンも重い足取りで家に帰り、
キムチを肴に焼酎をグラスに注ぐ。
「今日は俺に絡まないでくれ」とジュンモが言うと、
「そっちこそ」とイェジンもつぶやく。
2人は同じテーブルに向かい合って座っていた!
一緒に暮らしてるの???
スンチャンは家族で食卓を囲んでいた。
ケーキにろうそくが1本灯されている。
入社したスンチャンを祝うためのケーキだ。
スンチャンの家は敬虔なクリスチャンのようです。
父が神様に感謝したり、願いごとをしたりして、食べ始めるまでが大変でした(笑)
父は言う。
婿(長女の夫)は医者(ウィサ)。
長男はじきに判検事(パンコムサ)になるだろう。
12年も司法試験に落ち続けているらしいですが。
そして、スンチャンはプロデューサー。
うちには「サ」のつく職業ばかりだと嬉しそうな父だった。
第1話の感想
実在の番組や芸能人が出てきて、もうそれだけでわくわくそそられちゃいましたが、表舞台に出ている人たちの華やかさと対照的に、制作陣は大変なんだなぁと痛感しちゃいましたね。
プロデューサーってもっと偉い立場の人だと思ってました。
このドラマを見る限り、中間管理職のような、上からも下からも責められる一番辛い役職って感じ?
こりゃあ、苦労が絶えないだろうなぁ。
スンチャンもかわいそうでした(TωT)
イェジンの八つ当たりの的になっちゃって、別の子が言ったことまでスンチャンが言ったことになっちゃって、ほんとあれは地獄絵図だったわ~。
謝ると怒るくせに、何とか言いなさいよ!って責めちゃって。
コン・ヒョジンさんは大好きな女優さんですが、一気に嫌いになりそうでした(笑)
ジュンモとイェジンは一緒に住んでいるみたいですね。
ジュンモには彼女(スンチャンの憧れの先輩)がいるみたいだから、恋人とか夫婦という関係ではないはず。
ま、変に勘ぐらず、お楽しみは取っておくことにします。
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