プロデューサー|第2話 あらすじ&感想

pdc1プロデューサー

KBS 全12話 2015年

脚本:パク・ジウン

演出:ピョ・ミンス、ソ・スミン
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【主な登場人物】

ラ・ジュンモ(「1泊2日」のプロデューサー)/チャ・テヒョン

タク・イェジン(「ミュージックバンク」のプロデューサー)/コン・ヒョジン

ペク・スンチャン(KBSの新人プロデューサー)/キム・スヒョン

シンディ(デビュー10年目の人気アーティスト)/IU

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第2話

ジュンモとイェジンは幼なじみ。
小学生のころ、ジュンモはマンション暮らしのイェジンがエレベーターに乗れることがうらやましくて、毎日イェジンを家まで送っていた。
通貨危機の際にイェジンの親が家を手放したので、ジュンモの母が破格の値段で買い、あのころ憧れた家がジュンモの家になった。

ジュンモ母は90年代最後の不動産ブームに乗り、相当儲けたようです。

ある日イェジンがジュンモに次の家に入居するまでの4か月間、住むところがないという話をする。
そのまま酔っ払い、朝、目覚めたときにはイェジンがジュンモの家に荷物を運び込んでいた。
記憶にはないが、4か月間無料で住まわせるという契約書を書いてしまったらしい。
こうしてジュンモとイェジンの同居生活が始まった。

疲れ切って帰宅した2人は向かい合って、焼酎を飲む。
外車に傷をつけてしまったことを嘆くイェジン。
番組がなくなりそうなジュンモ。

スンチャンは家でバラエティの勉強をしている。
真面目なスンチャンはコメディを理論的に分析。

「ドキュ3日」のテレビカメラが自宅にまで入っています(笑)

ゴミを捨てに外へ出ると、ヘジュにバッタリ遭遇。
ヘジュは自分の彼がラPD(ジュンモ)であることを告げ、彼の車を教えてくれる。

テレビカメラに向かい、昼間見た光景はショックだったが、幸せになってもらいたいと告げたスンチャン。

そのくせ捨てようとしていたゴミ袋を、ジュンモの車のサイドミラーにぶら下げて逃げてました(笑)

ジュンモにヘジュのことを突っ込むイェジン。
ジュンモはそれほどヘジュが好きなわけではないらしい。
かと言って、逃すのも惜しい。
そんなジュンモに「最低の男。言いづらいことは人に任せる」と毒づくイェジン。

そこへイェジンの弟イェジュンが入ってくる。

彼も居候しているみたい(笑)

イェジュンはこの家を取り戻したいと思っているが、医者になってもそんなに稼げない。

彼は医大生らしいです。

ならば、姉がジュンモと結婚すればいい。
姉にけしかけるが、イェジンはまるで興味のない様子。

スンチャンが「1泊2日」に配属される。
スタッフたちはお通夜のように暗い様子で打ち合わせ中。
出演者たちに降板をどう伝えるべきかで頭を悩ませていた。
元気よく挨拶をしようとしたスンチャンをジュンモが止める。
そっと椅子に座ろうとしたが、椅子が壊れていて大きな音を立ててしまう。
より険悪な空気になる「1泊2日」チーム。
先輩たちにどうすれば出演者の機嫌を損なわずにメンバー交代の話を伝えられるか思いつく方法をたくさん挙げてみろと言われたスンチャンは、「出演者を集めて正直に伝えた方が」と答え、みんなからぼろくそにけなされる。

その後もトナーを取りに行かされるが、担当者から渡せないと言われ、手ぶらで戻るとまた怒られるの繰り返し。
先輩が担当者のご機嫌を取りながらうまくトナーを入手する様を見て感激する。

そんな中、メンバー交代を一番言い出しにくい女優のヨジョンにはスンチャンが伝えることになる。
オブラートにくるみ遠回しに伝えた結果、ヨジョンは全く逆の意味だと勘違いし、これからはもっと頑張ると意欲満々になってしまった。
降板を知らされたほかの女優たちはプライドを守るため、女優の仕事が忙しくなり自ら降板したという体を保ちつつ食事会にやってきたが、会話の中でヨジョンだけが知らなかったことが発覚し、食事会は地獄と化す。
機嫌を損ねたヨジョンに平謝りのジュンモ。

遅れて到着したスンチャンはジュンモに怒鳴られ、ただただうなだれるしかなかった。
新入社員歓迎会に行く気にもなれず、1人とぼとぼと社に戻る。

ジュンモが歓迎会の店に着くと、ヘジュが飛んでくる。
ジュンモは昼間自分が大事なことを新入りに押しつけたことを反省し、付き合うことはできないとはっきり言葉で伝えた。

前の晩、イェジンに「言いづらいことは人に任せる」と言われたことも、ヨジョンの件と重なり、ヘジュにちゃんと言うきっかけになったみたいです。

ジュンモの席の電話が鳴り、出るとヨジョンだった。
机の上には風呂敷に包まれた梅シロップ。
嫌みを言いながらも、徹夜したときにでも飲みなさいとスタッフを気遣ってくれたヨジョン。
最後には「おかげで楽しかった」と伝言を頼まれ、スンチャンは自らの名前を名乗った。

ヨジョンの優しさに救われ、新入社員歓迎会の店にいるジュンモに梅シロップを届けに向かったスンチャン。
社を出たところで、雨宿りをしているシンディを見かけ傘を貸す。
相手がシンディだと知りながらも、この傘は社の傘であり、返してもらえないと給料から天引きさるのだと切々と訴えるスンチャン。
しつこいほど必ず返すようにと念を押し、何かあったときのためにと電話番号まで聞き出す。
シンディは当然番号を教えることを渋ったが、スンチャンの傘への執念に根負けし、番号を教える。

シンディはスンチャンが「1泊2日」の担当だと知り、のり巻きをくれたPDのことを思い出してました。
スンチャンが買ってくれたと勘違いしちゃったかな。

店に着いたスンチャンをイェジンが歓迎してくれるが、それは外車の修理代のことがあるため。
請求額がかなり高額だったことを知ると、とたんに冷たい態度になる。

ジュンモはスンチャンの姿を見つけても憮然とした態度のまま。
そのまま店を出て行ってしまった。
黙ってあとを着いていくスンチャン。
途中でベンチに座ったジュンモに梅シロップを差し出し、ヨジョンからの伝言を伝える。

「何も言うな」と言われれば、大事なことまで黙っている融通の利かないスンチャンにジュンモは余計腹を立てています。

ジュンモのマンションの前でイェジンがタクシーを降りる。
2人はスンチャンのことを懲らしめようと会話。
その会話が耳に入ってしまったスンチャン。
2人が同じ部屋に入っていくところも見てしまう。

2人が同じ部屋に住んでいるのは、次の引っ越し先へ行くまでの4か月間だけ無料で住まわせるとジュンモが約束してくれたから。
ジュンモは酔っ払っていて覚えていないが、契約書を書いたとき、実は「もっと確実な印を押してやるよ」と言い、イェジンにキスをしていたのだ。

ときめいたようなちょっぴり乙女な顔になるイェジンです。
イェジンはジュンモが好きなのかも。
ジュンモにはそんな気が全然なさそうですけどね(笑)

第2話の感想

初日に続き、2日目もスンチャンはひどい扱いの連続で本当にかわいそうでした。
「1泊2日」がこんな状況だからなのか、それともテレビ業界ではこれが当たり前なのか。
とにかく新人にとっては右も左も分からない中で荷が重い役目を押しつけられ、そのくせできて当然というスタンスで頼まれているからもう本当に気の毒で。
特にスンチャンはクソがつくほど真面目なので、要領も悪いし、融通も利かないし、先輩たちをイライラさせてばかり。
でも、それで怒られるのはものすごく理不尽だなって、スンチャンに思いっきり同情しちゃいました。
ジュンモはともかく、イェジンの態度は許せない!
自分が悪いくせにスンチャンを懲らしめようとするなんてひどすぎるよね。

さて、このドラマ。
「ドキュ3日」という番組のためという設定で、出演者たちが時々インタビューを受けては自分の気持ちを語ります。
「恋愛の発見」に似てますね。
あのドラマはそういう設定すらないので、「誰に向かって語り出したんじゃ?」という素朴な疑問が否めなかったですけれど(笑)

女優さんやアイドルたちが実名で出てくるのも面白いです。
もちろん実名ではあるけれど、役として演じてるので、ノンフィクションではないですけどね。

まだどんな方向へ進んでいくドラマなのか予測不能なので、
まずはどんどん続きを見ちゃいましょう!
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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