上流社会|第8話 あらすじ&感想

jrsk14上流社会

SBS 全16話 2015年

演出:チェ・ヨンフン

脚本:ハ・ミョンヒ

出演:ユイ(AFTERSCHOOL) ソンジュン キム・ヒョンシク(ZE:A) イム・ジヨンほか

最高視聴率:10.1%

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【主な登場人物】

チャン・ユナ(テジングループ 末娘)/ユイ(AFTERSCHOOL)
チェ・ジュンギ(ユミンデパート 代理)/ソンジュン
ユ・チャンス(ユミンデパート 本部長)/パク・ヒョンシク(ZE:A)
イ・ジイ(ユナの親友)/イム・ジヨン
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第8話

4人はクラブで踊る。
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秘書がイェウォンにジュンギのことを調べて報告する。
イェウォンは2人のことをマスコミに流すように指示。
「バイトする財閥令嬢と庶民エリートの恋」とドラマチックに、と。
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イェウォンの秘書が帰宅したジュンギ母に高校時代の友達だと偽って声をかける。
喜んで家に上げるが、豪華な手土産を持参しているのを見て、友達ではないと感づいた母。
彼は友達ではないことを認め、「息子さんをスカウトしたい」と名刺を差し出した。
父はお礼を言いつつも、息子が決めることだから力にはなれないと言い、母は息子に怒られるからとお土産を受け取らなかった。
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クラブにいるチャンスに同じ高校だったユン・ヘジュンという男から電話が来る。
ジュンギとはよく会ってるので、チャンスとも仲良くしたいと申し出るヘジュン。
ジュンギはよくネタをくれるのだと言う。
ネタをくれる?
まさか。
チャンスはユナのことを書いた記者を調べさせる。

携帯電話の番号も変えるよう指示を出してました。
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オープンカーでチャンスの別荘へ行く4人。
海で遊んだあと、バーベキューの準備に取りかかる。
ワインを取りに行ったユナとチャンス。
チャンスはユナに「心を男に全部やるなよ」とアドバイス。
「もうあげた」とユナ。

ユナはチャンスにジイと結婚できない理由を聞く。
ジュンギは求めていた理想の男性だから結婚するつもりだと言うユナに、姉たちが喜ぶぞとチャンス。
「親に見限られたら俺たちは終わりだ」と。
「そうなっても大丈夫なように準備をした」と答えるユナ。
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一方、お肉を焼いているジュンギとジイ。
チャンスとの将来について聞かれ、「先のことは考えてません」と答えたジイ。
「どんな財力にも勝る強い心を持っていることを忘れないで」とジュンギがジイを励ました。
心配してくれるジュンギに「バカじゃないからご安心ください」とジイ。
財閥であるチャンスとどこかで線を引いているジイに「男女関係も普通の人間関係も何ら変わりません」とジュンギは言ってくれた。
「やっぱりいい人ですね。ユナにチェ代理がいて安心」とジイは笑った。
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チャンスのことを本部長、ジュンギのことをチェ代理と呼ぶジイに、チャンスが「オッパ(お兄様)って呼べよ」と言う。
オッパという言葉を聞き、ユナはギョンジュンのことを思い出し涙。
ジュンギが「散歩しよう」とユナを連れ出す。
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ギョンジュンの死亡届を出すと、ヘインが遺産を相続することになり、多額の相続税がかかる。
遺体が見つかっていないので、そのままにしておけば、あと5年はギョンジュンの財産を管理することができる。
不在者財産管理人は後見人に選ばれたユナ母がなるか、放棄すれば会長がなれる。
秘書からそう説明を受ける会長。
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イェウォンの秘書がジュンギについて報告する。
親はとても評判が良く、欲のない人たちだが、ジュンギ本人は「ユ・チャンスの男」と陰口をたたかれている。
「野望があって頭もいいのね」とイェウォン。
秘書は、会長がギョンジュンの死亡届を出さないことも知らせる。
どうやらここは母につくのが良さそうだと考えるイェウォン。
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ギョンジュンの死亡届を出さないことを妻に言う会長。
ユナ母はギョンジュンは生きていると夫も考えてくれたのかと喜ぶが、多額の相続税がかかるのを防ぐためだと知り落胆。
不在者管理に同意してくれと頼まれ、妻はしぶしぶ同意する。

息子より会社のことを優先させる夫に絶望し、1人泣いていると、イェウォンから展示会へのお誘い電話がくる。
母が好きなレストランも予約したとのこと。
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手をつなぎ砂浜を歩くユナとジュンギ。
ユナの涙は止まらない。
兄と一緒に行くべきだったと自分を責めるユナ。
ジュンギは「気分転換しよう」とユナを抱きかかえ、海の中へと歩き出す。
驚き騒ぐユナ。
ジュンギはユナを抱きかかえたままキスをした。
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ジイがチャンスに「ユナにチェ代理がいて良かった」と言う。
そんな中、チャンスにユナのバイトのことを書いた記者はユン・ヘジュンだとの知らせ。
つまり、ジュンギがネタを提供したことを確信したチャンス。

ユナとジュンギが戻ってきて、ユナはシャワーへ。
ジイもついていく。

チャンスがジュンギに「ユナが俺の見合い相手だったことをいつ知ったんだ?」と切り出す。
「なぜとぼけた?」
「おまえはなぜ隠した?」

チャンスが「なぜ隠したんだろう」と言うと、
ジュンギはこう語った。
2回聞いたのに2回とも答えなかった。
僕を好きだというのが嘘じゃないのは分かるし、僕もおまえが好きだ。
おまえに悪意がないのも分かってる。
でも、おまえはレベルの違う相手と選民意識で線を引く。
以前はそれを隠し通してたが、最近は意識的に行動に出してる、と。

「開き直るとはな」とチャンス。
「ユナに意図的に近づいただろ」

「そうだとしてなぜおまえが怒る?
おまえはユナを狙ってもいいが、僕は許されないと?」

「カネ目当てか?」

「おまえに責められる筋合いはない」

「今まで俺に見せた顔は偽りか?」

「これも僕だ」
そう言い、チャンスの肩に手を置いたジュンギにチャンスが殴りかかる。
「俺の目は節穴だったってことか?」

殴られたジュンギがチャンスを殴り返す。
たちまち殴り合いになる2人。

戻ってきた女子たちが驚いて、2人を止める。
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母と展示会を見て回るイェウォン。
ユナの話になり、「1人くらい愛する人と結婚してもいいんじゃない?」と言う。
すると母が「私は若いころ、お父さんを愛してたわ」と答えた。
イェウォンは意外そうな顔で母を見つめた。
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高校時代。
車で送迎されて学校に通うチャンスは財閥の子どもたちとしか付き合っていなかった。
庶民とは話もしない。
ヘジュンはそんなチャンスが気に入らなかった。
ジュンギに「庶民は財閥にはなれない。人生は不公平だ」と嘆くヘジュン。
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帰りの車の中でユナがジュンギを心配する。
男は殴り合って友情を深めるものだと説明するジュンギ。

次のデートは展示会を見に行くことに決まる。
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ジイもチャンスを心配し、もうケンカしないでと泣いた。
チャンスは男同士ではよくあることだと説明。
それでも心配するジイにもうしないと約束し、優しく抱きしめた。
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美容整形のクリニックでユナ母&イェウォンに鉢合わせしたソラ。
例の一件以来、すっかり低姿勢のソラだったが、「ここに来ないで」とユナ母に言われ、小さく「はい」と答えた。
自分の味方だと信じていたイェウォンにも、これ見よがしにつれなくあしらわれショックを受けるソラ。
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ジイがユナに文句の電話。
お互いにお互いの彼をかばい、相手の彼に不満をぶつけた。
その流れで、ジイがユナの家のトレーニングルームへ。
男たちはケンカで友情を深めるような野蛮な生き物だと笑い合う。

ユナはジイをスカウトする。
父の会社で中国戦略チーム長として働くこと、ジイがいてくれたら心強いことを話すユナ。
私なんて役に立たないと言うジイに、ジイには心を奪う才能があることを力説。
私や本部長の心を奪ったのがその証拠。
化粧品を売るのは女性の心を買うこと。
ユナはジイが必要である理由を熱く語った。

が、ジイはチェ代理を見てると、友達同士の上下関係は大変そうだと本音をぽろり。
ユナが「私たちは平等。野蛮な男と一緒にしないで」と訴えたが、ジイは「考えさせて」と答えた。
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帰宅したチャンス。
チャンスが食品売り場のバイトの子と付き合ってることを母にばらす兄。

母は最近のチャンスの様子を見て、女に夢中になっていること、どうも今までのような軽い付き合いではなさそうだということに感づいていたようです。
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すぐにチャンスの部屋へ行き、バイトの子と付き合っているのかと確認する母。
あなたを信頼しているけれど、今回は裏切られそうな気がすると言う母に、「今は虫の居所が悪い」とチャンス。
母はそれ以上追及せずに部屋を出た。

そうでなくても今はジュンギのことで頭の中がかっかしているチャンスです。
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チャンス母がジュンギにチャンスが交際してる子の番号を知ってるかと電話。
知らないと答えると、調べるように依頼してきた。
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ジュンギの家に母がやってくる。
ユナを気遣う母。
ジュンギが「バイトだぞ」と言うと、母は「職業より人間性が大事。どんな仕事でも真面目に働く人が一番。打算的になっちゃダメ」と答えた。
そんな母にあきれ顔で「貧しさから何も学ばなかったのか?」とジュンギ。
「貧しくても幸せに生きる術を学んだわ」と明るく答える母。
ジュンギは「でも、父さんのことは理解できない。男ならダメ元で挑戦すべきだ」と言う。

そんな中、母はスカウトが来たことを伝え、名刺をジュンギに渡す。
「テジングループ イ・テゴン」とあった。
母は彼が最初にジュンギの友達だと嘘をついたことを指摘し、「最初から嘘をつく人はずっと嘘をつくわ」と彼を快く思っていないことを告げた。

母の言葉に胸がちくりと痛んでいるような表情のジュンギです。
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展示会を訪れたユナとジュンギ。
何者かが2人の写真を撮る。
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カフェで来週から出社することをジュンギに告げたユナ。
チャンスとのことを心配すると、別に問題ないとジュンギが答える。
そこへチャンスから電話。
デート中だと言うと、話があるからまたかけると言う。
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ユナ母がお酒を飲み、酔っ払っている。
息子より会社を心配する夫に考えれば考えるほど腹が立ってくる。

夫の寝室に入り、ギョンジュンの事故を聞いて涙が出たか?と絡む。
当たり前だと夫は答えたが、ユナ母は「泣いてないわ」と怒鳴り、泣きながら「離婚しましょ」と申し出た。
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本部長の決裁を頼まれたジュンギがチャンスに電話をかける。
が、「現在使われておりません」のアナウンス。
直接チャンスの部屋を訪ねた。

決済を頼むと、チャンスは「代理が俺に直接決済を頼むのは、指揮系統を無視する行為。
今後は指揮系統を守れ」と言い出した。
今までずっとそうやってきたのに。
態度を変えたチャンスを黙って見つめるジュンギ。

やがて、ジュンギが「どの立場で言えばいい?友達?それとも部下か?」と切り出した。
「友達」とチャンス。

「僕たちは本当に友達か?」とジュンギが言うと、「もういい下がれ」とチャンスは不機嫌そうに立ち上がった。
「また俺の心を踏みにじった」と。

「怒る理由は分かる。
おまえの女が僕の恋人にもなり得るからだろ。
だから、黙ってたんだ。
僕には全部分かる。
好きだとか信じてると言い続けるのも、自分の気持ちに確信が持てないからだ。
予想はしてたが、おまえは幼稚な男だ」

最後に「部下として言います。今後は部長に決済をお願いします」と言い、ジュンギは部屋を出て行った。

「幼稚だと?悪かったな」とつぶやくチャンス。

第8話の感想

あーあ。
ついにジュンギとチャンスの関係が本格的に悪化してしまいました。
ジュンギが本性をチャンスに見せたというのが正しいのかな。
牙をむいたというほど攻撃的になったわけではないんだけどね。
チャンスもどこかでジュンギを100%信頼しきれない部分があって、だからこそ事あるごとに好きだと言い、ジュンギからも好きだと言ってくれることを求めたんですね。
ジュンギにはそんなチャンスの気持ちが分かっていた。
完全にジュンギの方がチャンスを掌握している感じ。
とはいえ、社会的な立場で考えれば、チャンスあってのジュンギですからね。
本来であれば、チャンスを自ら切り捨てるような馬鹿なマネはしないはずなんですが、ユナのことで気が大きくなっているのかな。
冷静沈着、計算高いジュンギなので、ユナを完全に手中に収めたわけじゃない今の状況で、チャンスを切り捨てるとは思えないのだけれど。
ユナのことは関係なく、こういう状況になったら、誠実にチャンスと向き合おうと思ってたのかもしれませんね。
常に自分をすべて隠してチャンスの腰巾着になっていたわけじゃないのだし、これもジュンギとチャンスの関係性なのかな。

どうでもいいことですが、昨日またCSでやっていた「純愛中毒」でソン・スンホンとの過激なHシーンのジイを見ちゃいまして。
いやー。
あの何とも艶っぽくていやらしい若奥様役のジイが頭から離れなくて困っちゃいます(笑)
マジですごいんだから、ジイったら。
ふふふ。
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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