上流社会|第15話 あらすじ&感想

jrsk14上流社会

SBS 全16話 2015年

演出:チェ・ヨンフン

脚本:ハ・ミョンヒ

出演:ユイ(AFTERSCHOOL) ソンジュン キム・ヒョンシク(ZE:A) イム・ジヨンほか

最高視聴率:10.1%

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【主な登場人物】

チャン・ユナ(テジングループ 末娘)/ユイ(AFTERSCHOOL)
チェ・ジュンギ(ユミンデパート 代理)/ソンジュン
ユ・チャンス(ユミンデパート 本部長)/パク・ヒョンシク(ZE:A)
イ・ジイ(ユナの親友)/イム・ジヨン
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第15話

ジュンギの運転で病院に到着。
ユナはジュンギの行動をたしなめる。

「君に謝ったかな?」とジュンギ。
ユナは謝ってもらったことを伝えた上で、「私にも非があるから、あなただけを責められない」と答えた。

「心のつながりに価値を置いた君に非はない」とジュンギ。
「素性を隠したのはお金に価値を置いたからよ」とユナ。

ユナは「あなたを愛した時間は記憶から消したわ。人生で無駄な時間だった。愛があれば現実に耐えられると思ったの」と言う。
「愛があれば耐えられるが、僕はそれが嫌だった」とジュンギ。

「ここまで合わない人も滅多にいないわ」
「いつか合うときが来るはずだ」

ユナは「合わない人とは一生合わないわ」と言い、病院に入っていった。
ジュンギの表情が暗く曇る。
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姉たちが父は面会謝絶だと言う。
危篤なのか、あるいは違う理由かもとイェウォン。
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15時間前。
会長たちはギョンジュンのことで話し合っていた。
外国にいても会長が倒れたことは知ってるはずだと。
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秘書が、会長夫妻は病室にいるが健康には異常がないことをイェウォンに伝える。
入院で息子を呼び出す作戦なのだと察するイェウォン。
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ユナが姉にいつから後継者になる夢を抱いたのかと聞く。
父が利用したときからだと答えたイェウォン。
「利用されてると分かってどうだった?」とユナ。

「なぜ?」とイェウォン。
ユナは母に愛されている姉は幸せだと思っていたのだと答えた。

「愛されても序列争いは避けられない」と姉。
ギョンジュンが戻ろうが、もっと遠くへ逃げようか興味ない。

ユナがイェウォンに宣言する。
「私の夢は愛する人と平凡に暮らすことだった。でも、姉さんが必死になって手に入れたその地位が欲しくなった」と。

能力を認めてもらうには数字だとイェウォン。
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商品をたくさん売るためにはどうすればいいか思案するユナ。
ジイのSNSの話を確認するためジイに電話をかける。
ジュンギが作った動画をアップすることになっていると伝えるジイ。

ユナはジュンギを自分の部屋に呼び出す。
そして、ここからのし上がりたいから能力を見せるために力を貸してと頼む。

ジュンギは了解し、まずは動画をアップするため、ユナにSNSを始めるよう助言する。

ジュンギがユナを手伝えば、姉が快く思わないであろう。
そのことを気にするユナにジュンギは、「人には仕えても支配はされない。獲物を主に渡すかどうかは猟犬が決めることだ」と答えた。
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ジイとチャンス母が会う。
チャンス母は交際を認めてあげると言い、ジイは思わず泣き出す。
結婚を認めたわけじゃない。

そんな母にジイは「感謝します」とお礼を言いながらも、交際はしないと答えた。
一度別れたのにまた交際したら、別れられなくなる。
令嬢と結婚して、お兄さんたちに気後れせず幸せに暮らしてほしいと言うジイに、母はまた驚かされた。
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ジュンギが動画を持ってユナの部屋に。
軽口をたたき合い、ジュンギは「こういう雑談が楽しい」と笑った。
「私も交際してたころは楽しかった」とユナ。
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自分をステキに表現してある動画を嬉しそうに眺めるユナ。
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チャンス母がジイに会ったこと、交際を認めると言ったが、あなたのために身を引くと断られたことをチャンスに伝える。
これ以上笑い者になりたくないから、結婚に口を挟むなとチャンス。
俺は後悔しない人生を歩みたい。
どんな選択をしても、支持してくれると信じてる。
年をとったら、老後は俺が面倒をみるから。

チャンスはそう母に言った。
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ビッグスーパーモール(BSM)の韓国館に出店したら会長も驚くはず。
中国チームの3倍も売り上げることができるとイェウォンはほくそ笑んでいた。
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そのころ空港ではギョンジュンがホン執事に会っていた。
会長秘書はギョンジュンが短期記憶喪失だったと報道各社に連絡。

帰宅したギョンジュンが母と会う。
「ただいま」とギョンジュン。
母は「旅行は楽しかった?」と聞いた。
「とてもいい旅行だった」と答えた息子に「それだけ?」と母。
ギョンジュンは「ああ」と答える。
「分かったわ」と母は険しい表情を一度も崩すことなく背を向けた。
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母の部屋についてきたギョンジュン。
母は息子のしたことを理解できないと泣いた。
あなたに人生をかけた私になぜこんな仕打ちをするのかと。

ギョンジュンは「自分の人生を優先してごめん」と謝りつつも、親だって我が子より自分がかわいいはずだと指摘。
「母さんが僕に人生をかけたのは自分のためだ」と。

父さんと経営理念が違っても、後継者として生まれた自分に選択肢はない。
今のままでは何もできないと思った。

そう語るギョンジュンに、「ごめんなさい。私が悪かったわ。息子じゃなく自分のために生きるべきだった」と母は泣きながらつぶやいた。
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ホン執事がソラに再検討をした書類を届けに来る。
会長の容体を心配するが、ホン執事は「問題ありません」と答えたきり、ほかの質問には一切答えず席を立った。

ソラはジュンギ母に、ついにこの生活とお別れするときが来たと泣く。
賢明な判断だと答えるジュンギ母。

まだ若いからいくらでもやり直せると言ったジュンギ母に、何歳に見えるかと質問したソラ。
まだ40代なのに、50歳と言われショックを受けてました(笑)

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ギョンジュンが会社に現れ、姉の部屋を訪ねる。
突然現れた弟の姿を見て、鼻で笑うイェウォン。
連れ戻されたことを憐れみ、また逃げるなら協力すると言う姉に、
「逃げたことはない。違う人生を選んで、元に戻っただけだ」と答えた弟。

イェウォンはユナに株やUSBを渡したことを指摘し、ユナに何を望んだのかと聞く。

ユナには父やギョンジュンが評価するような実力などないのにと言いたい姉です。

「見くびるな。姉さんは目に見えるものしか見ないからな」とギョンジュン。
そして、「BSMへの出店は順調か?」と聞いてきた。

なぜそのことを知ってるのかといぶかしく思う姉。
「僕は姉さんが思ってる以上に有能だよ」とギョンジュンは言った。
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会長からBSMへの出店を必ず成功させろと指示されるイェウォン。
ギョンジュンに会ったことを伝えると、会長は「そんなヤツは知らん」と苦々しそうに答えた。
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ギョンジュンがジュンギにユナの部屋はどこかと聞く。
案内をするジュンギ。
名前を名乗り、握手する2人。
兄は「もしかしてユナの恋人では?」と聞いてきた。
「今は違います」とジュンギは答えた。
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ユナの動画が大好評だとジイが大騒ぎ。
そこへユナにテレビ番組への出演依頼。
ジイに薦められ、ユナは出演を承諾する。
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ユナにイェウォンが中国の百貨店への出店について聞く。
まだだと答えたユナに、ジュンギはすでに3か所も出店させたことを伝える。
1か月以内に成果を出せなかったら、チーム長から降格するとイェウォン。
「叱責は構わないけど、潰すのはやめて」とユナ。
「一皮むけたわね」と姉。

ジュンギのことをクビにしていいか聞かれ、「好きにして」とユナ。
「じゃあ、クビにしたら私が採用してもいい?」と言うユナを見ながら、何かに思いを巡らせているような表情のイェウォン。

実は、イェウォンはジュンギに、ユナのために作った中国戦略チームをアメリカ戦略チームに吸収するよう命じていたのだ。
もし断ったら、転職するしかない。
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ジュンギは友達の記者にユナのSNSのことも記事にするよう依頼する。
ユナにインタビューを申し込まれる。
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チョンス日報からインタビューの依頼があったことを伝えると、ユナは快諾。
テレビ出演も決まったことをジュンギに報告する。

そこへ父から会いたいというメールが届く。
ユナは「子どもの前で屈辱を受けても我慢できるくらいの心構えが必要ね」と言い、姉とケンカしたことを伝える。
「私の味方になって」とユナが頼むが、ジュンギは返事をためらった。

「お兄さんが会社に来た」と答えをはぐらかすジュンギ。
「そのうち殴られるから気をつけて」とユナは笑う。

ジュンギは何かを深く考えている様子だ。
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急いで部屋に戻ったが、そこに兄の姿はなかった。
「父さんに会いに行く。家で会おう」というメッセージがパソコンに貼ってあった。
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父と再会したギョンジュン。
「再起できると思うのか?」と叱責する父に、BSMの親会社の株主であることを伝える。
「父さんの王国の外で、自分の夢を実現してきました」

会長は「勘当だ」と言い、「おまえに王国を継がせるくらいなら、燃やしてしまった方がマシだ」と怒鳴った。
「これから僕と父さんの戦争が始まります。以前のような服従は一切しません」とギョンジュン。
「受けて立つ。私からすべてを奪ってみろ」と会長。
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ジュンギを呼び出し、ユナの中国進出を妨害してるのかと尋ねるイェウォン。
まだ何の根回しをしていないことを告げたジュンギ。
ユナは副会長の権威にはなり得ないと訴えたジュンギに、「まさかまだ未練が?」とイェウォン。
「ユナとは関係なく私からのテストよ。100点を取ってちょうだい」
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ため息をつくジュンギ。
父に週末会いに行くと返事をする。
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チャンスから会おうというメールがジイに届く。
会社まで迎えに来たチャンスの車に乗り込んだジイ。
食事をすることになり、ジイは屋台の飲み屋にチャンスを連れてくる。
ジイの大好きな鶏足をチャンスは食べることができない。

ジイはチェ代理といると気が楽だと言う。
カエルとサソリは一緒に川を越えると溺れて死ぬ。
我慢して生きる道を選びましょう。

黙って見つめ合うジイとチャンス。
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ジュンギが辞表を用意している。
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ジュンギがユナに中国からの返信を渡す。
「やっぱり私の味方ね」とユナ。
「嬉しい?」とジュンギが聞くと、
「うん、お疲れさま」とユナは明るく答えた。

ユナの後ろ姿に声をかけ、「勝てよ」とジュンギ。
ユナは「勝つわ」と言い、手を振って去って行った。
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ジイが家に戻ってくると、チャンスが待っていた。
チャンスと別れたあとで、ジイはまた飲み直したらしい。
いつものように酔って泣き上戸になり、チャンスに絡む。

母さんも認めてくれたし、近くに越して来たいと言うチャンスに、
ジイは「来ないで。どうせ結婚できない」とバッサリ。
「もう恋なんてしない。一生独身で暮らす」とジイ。
チャンスが「おまえと結婚するために何を決心したか分かるか?」と聞いたが、
「どうせごめんと言って別れるのがオチよ」とジイは答えた。

チャンスが傷つくと分かっていてわざとジイは言ったのだ。
ジイは健康な心が私の才能なのに、それがなくなったと言いながら泣いた。

「愛してる」とチャンスが言う。
ジイは「酔ってるから今日の言葉は忘れる」と言い、部屋に入っていった。

残されたチャンスの目から涙がこぼれる。
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「ビューティー&ビューティー」という番組に出演するユナ。
愛嬌たっぷりで、令嬢らしからぬ親しみやすさが好印象を与える。
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イェウォンに辞表を提出したジュンギ。
「別れた女のために出世を諦めるの?」と言われ、
「僕も諦めることで、気がラクになって驚いてます。僕たちが見下していたものは案外強いのかも」と答えた。
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ジイが売上が上がっていることをユナに報告する。
ユナも念願の中国のデパートへの出店が決まったことをジイに伝える。
2人は大いに盛り上がり、お祝いの約束をする。
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姉が入社したときの売上額を超えたと、意気揚々と報告するユナ。
イェウォンはジュンギが辞表を出したことを伝え、「あなたの成果なら認める」と答えた。
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急いでジュンギの元へ駆けつけたが、ジュンギは荷物をまとめ、会社を去ったあとだった。

第15話の感想

さ、いよいよラスト1話。
あれこれ考えずに、とにかく結末を見届けたいと思います。
ではでは。
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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