町の弁護士チョ・ドゥルホ|第3話 あらすじ&感想

町の弁護士チョ・ドゥルホ

【主な登場人物】

チョ・ドゥルホ:弁護士、元検事/パク・シニャン

イ・ウンジョ:クムサン法律事務所の弁護士/カン・ソラ

シン・ジウク:検事、ヨンイルの息子/リュ・スヨン

チャン・ヘギョン:ドゥルホの元妻、クムサン法律事務所の弁護士/パク・ソルミ

シン・ヨンイル:ドゥルホの元上司、ジウクの父、ソウル中央地検検事長/キム・ガプス

チャン・シヌ:クムサン法律事務所代表/カン・シニル

チョン・グンモ:テファグループ会長/チョン・ウォンジュン

ファン・エラ:ドゥルホの事務所の事務長/ファン・ソクチョン

ペ・デス:DS金融社長/パク・ウォンサン

マイケル・チョン:チョン会長の息子/イ・ジェウ

キム・テジョン:クムサン法律事務所の弁護士、シヌの忠実な部下/チョ・ハンチョル

__________

第3話

裁判所からの帰り道。
ウンジョとジウクが話をする。
ウンジョは被告人を信じていなかったことを告白。
自分は被告人にとって唯一の味方なのにと心から反省していた。
ジウクが「無理に信じる必要はない」と励ますが、ウンジョはジシクは無実だと言い切った。

酔っ払うドゥルホを、デスが飲み過ぎだと止める。
ジシクに信じてくれたのはドゥルホだけだと言われたことで、何としてでも勝たなくてはと改めて心に誓っていた。
イルグのためにも勝たなければと。

ふと娘スビンのことを思い出すドゥルホ。
楽しかった日々。
ペンギンの父は卵を温めながら、厳しい寒さや飢えと闘い、生まれてきたヒナのためにお腹の中に残しておいた食べ物を吐いて食べさせるのだと知ったスビンは、ペンギンのパパがかわいそうだと泣いた。
いつかペンギンを見に行こうと約束していたが、その約束が叶えられることはなかった。
ヘギョンとスビンが韓国を発つ日、ドゥルホはペンギンの着ぐるみを着て空港に現れた。

ドゥルホが何やらジェスチャーをすると、スビンもそれを理解していたみたいです。
ペンギンはパパだって分かっていたはず。
ドゥルホの娘愛が伝わる感動のシーンです。
号泣(TωT)

5年前の放火事件の資料を読み、ウンジョはジシクの息子が怪しいと考える。
息子の職場へ行き、手首の火傷のことを聞き、「放火したのはあなたですね」と言う。
「ふざけるな」と息子。
そこへドゥルホがやってきて、「そんなヤツとは話すだけ無駄だ」と言い、ウンジョを連れて帰る。
「お父さんが無罪を主張してる理由は1つだけ。人殺しの息子にしないためだ」という捨てゼリフを残して。

キム刑事から映像ファイルのコピーを受け取ったドゥルホ。
「命を狙われるぞ。用心しろよ」とキム刑事。

映像を見始めたところで、デスが事務所に戻ってくる。
ドゥルホは映像を止め、USBを引き出しにしまい、2人で食事に出かける。

ヘジョンとスビンが帰国する。
空港へ迎えに行くジウク。
スビンもジウクによく懐いているみたいです。
ヘジョンはスビンとドゥルホを会わせないと宣言してました。

裁判。
ドゥルホは証拠として、犯行現場の防犯カメラ映像が入ったUSB(キム刑事から受け取ったもの)を提出する。
が、映し出された映像は、なんとラブホテルに入るドゥルホの写真。
法廷内がざわつく。

いつの間にかUSBがすり替えられていたんですね。
オーマイガー!

ジシクの息子が証人としてやってくる。
ドゥルホは自分の身の上話を始める。
5歳のとき施設に入ったこと、長年父を恨んでいたこと、でも今はただただ会いたいと思っていること……。

「店に火をつけたのは被告人ですか?」と聞かれ、息子は自分の手首を見せ、放火したときに負った火傷だと告白した。

が、火をつけたのは私だとジシクが叫ぶ。
息子ではないと何度も何度も必死に叫ぶ父。

裁判後、ジシクはドゥルホに謝り、この事件のことは諦めると言った。
やってもいないことで犯人にされるのは悔しいけれど、息子が前科持ちになることの方がもっと嫌だと。

ドゥルホはUSBを差し替えたのはウンジョの仕業だと思っていた。
そう言われても身に覚えのないウンジョ。

DS金融の防犯カメラの映像を確認すると、あとをつけてきた黒いサングラスの男(テジョンがドゥルホの監視をさせていた男です)が事務所に侵入する様子が映っていた。

サングラスをかけてクムサン法律事務所に乗り込むドゥルホ。
テジョンを殴り、シヌの部屋へ。
「USBを返してください」と頼んだが、シヌは白を切り通した。

テジョンが監視の男に電話して、ドゥルホにバレたことを怒る。
ウンジョがその会話を聞いてしまう。

ジウクが父ヨンイルと食事。
裁判が自分に有利に展開していることを嬉しそうに報告。

パパに褒めてもらいたい子どものようです。

そして、USBを差し替えたのはクムサンではないかと父に聞く。
ドゥルホも内容を知っていたようだが、気になるので、裏に何があるか調べてみると言うジウク。
父はそんなジウクを止めるかのように「早くケリをつけろ」と一言。

ジウクはチョン会長の息子が真犯人だと知らないみたいです。

監視の男とテジョンが話しているところを目撃するウンジョ。
テジョンに直接、USBの映像がすり替えられたことにクムサンが関係しているのかと聞く。
怒られるウンジョ。

真犯人であるチョン会長の息子はクズみたいな男だった。
ある日、べろべろに酔っ払った息子を運転代行に成りすまして車に乗せたドゥルホ。
激しく蛇行運転して嫌がらせ(笑)
しかも、裸にして道路に置き去りにしたようです。
裸の身体には「USBは知ってる。クムサンより」と落書きされてました。

帰国したヘジョンがドゥルホと共同弁護をしているウンジョを部屋に呼び出し、「敗訴したら我々は手を引きます」と宣言。
「業務命令だ。黙って従え」とテジョンも加勢した。

交通事故現場を訪れるドゥルホ。

どうやら本当は交通事故で死なせてしまったのを隠すため、運んで火をつけたようです。

ドゥルホは本当の死因を証明するためにはどうしたらいいか思案する。

すると、道路に面する店先に座っているおばあさんを発見。
彼女はここで起きるすべてのことを知っている。
でも、認知症だった。

ジシクは結局、犯罪を犯した可能性が高いということで懲役8年の判決が下った。
顔を出さずに帰ろうとしたジシクの息子にドゥルホが声をかける。
父の大好物の餃子をドゥルホに託し、結局父には会わずに帰って行った。

ジシクに勇気を出して控訴すべきだと言うドゥルホ。
ドゥルホは、息子を巻き込まないことを約束し、差し入れの餃子は息子が持って来たのだと伝える。
泣きながら餃子を食べる父。

事務長エラが交通事故の目撃者は1人で、その老婦人が認知症だという理由で、通報したものの、警察が動かなかったことをドゥルホに伝える。

改めておばあさんを訪ねたドゥルホ。
彼女は呆けたり正気になったり行ったり来たりしているのだと言う。
が、ドゥルホが道路にお酒をまいて、交通事故の供養だと言うと、3年前の交通事故についてはっきりと話し始めた。
屋根のない変な車が男をはねたこと、若い男と女が降りてきて、はねた男を車に積んで消えたこと、男は頭から血を流していたこと……。
話しているうちに、おばあさんは突然怒り出し、「帰ってくれ」と言い、黄色い傘を振り回し始めた。
傘にはタイヤの痕がしっかりとついていた。
それはあの日犯人が乗っていた車のタイヤ痕だった。

第3話の感想

今回は泣けるシーンが度々ありました。
ドゥルホと娘との別れのシーンとか、ジシクが息子をかばうシーンとかね。
パク・シニャンさんももちろんですが、ジシク役のキム・ギチョンさんもさすがだなと感心。
さえない役が多いギチョンさんですが、だからこそちょっとした細かい表情がやたらリアルで、なーんか切ない気持ちにさせられるんですよね。
無学でお人好しのダメな父が息子を必死で守ろうとする姿とか、守れてほっとする姿とか、嬉しそうに餃子を食べる姿とか、思わず胸の奥から熱いものがぐわーと溢れてくる感じでした。

そうそう、デス役のパク・ウォンサンさんも何気に好きな俳優さんです。
いろんなドラマでちらりとお見かけするたびに嬉しくなっちゃうんだよな。
エラ役のファン・ソクチョンさん共々、いいスパイス役になっていると思います。

今回もソラさんが石原さとみさんに見えた~。
てか、もはやソラさんだということを忘れそう(笑)
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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