町の弁護士チョ・ドゥルホ|第6話 あらすじ&感想

町の弁護士チョ・ドゥルホ

【主な登場人物】

チョ・ドゥルホ:弁護士、元検事/パク・シニャン

イ・ウンジョ:クムサン法律事務所の弁護士/カン・ソラ

シン・ジウク:検事、ヨンイルの息子/リュ・スヨン

チャン・ヘギョン:ドゥルホの元妻、クムサン法律事務所の弁護士/パク・ソルミ

シン・ヨンイル:ドゥルホの元上司、ジウクの父、ソウル中央地検検事長/キム・ガプス

チャン・シヌ:クムサン法律事務所代表/カン・シニル

チョン・グンモ:テファグループ会長/チョン・ウォンジュン

ファン・エラ:ドゥルホの事務所の事務長/ファン・ソクチョン

ペ・デス:DS金融社長/パク・ウォンサン

マイケル・チョン:チョン会長の息子/イ・ジェウ
キム・テジョン:クムサン法律事務所の弁護士、シヌの忠実な部下/チョ・ハンチョル
__________

第6話

口頭弁論期日の前夜。
ドゥルホがデスに明日は誰も来ないだろうとつぶやく。
証人になっても彼らにとって見返りはないから。

そして、当日。
ウシクが違法行為を繰り返し、営業妨害を仕切ったことを訴えたドゥルホに、裁判長が証拠があるか、証人が来てるかと聞いてきた。
と、そのとき。
扉が開いて、店主たちが証人として次々に入ってきた。
思わず涙ぐむドゥルホ。

再建築のためなら借主は店を明け渡さなくてはいけないと法律で決まっている。
が、再建築というのはウソなのだ。
それを証明するには証拠がいる。
エラとデスがフランスの会社役員に成りすまして、マイケルの口からショッピングモールにするつもりなどなく、再建築は借主を追い出す口実だという言葉を聞き出すことに成功したが、そのとき仕込んでいたレコーダーは奪われてしまっている。
すると、ドゥルホがボールペン型のレコーダーを証拠品として提出した。
それは、あのとき知的に見えるようにとデスの胸ポケットにドゥルホが入れたものだった。

これがレコーダーだと聞かされていなかったデスとエラは自分たちのことも騙したのかと傍聴席でブツブツ怒ってました(笑)

ドゥルホは建物は確かに貸主のもの、でも、そこで一生懸命働き、建物に命を吹き込み、一生の思い出を作るのは借主だと力説。
貸借保護法は、貸主の欲を満たすための法律なのか、借主を守るための法律なのか?
非力な庶民が、金持ちの横暴に苦しまぬよう懸命な判決をと裁判長に訴えると、店主たちから一斉に拍手が巻き起こった。
みんな泣いていた。

その後もドゥルホたちはデモを繰り返し、法律を悪用した財閥2世への怒りはやがて国民の声となって大きくなっていった。
チョン会長は怒り狂うが、シヌは訴訟を取り下げるよう提言する。
屋上でドゥルホがマイケルに暴行を受けている(風のpp)動画もあるので、テファの企業イメージのためにも取り下げるのが最善策だと。

父にこってり絞られたマイケルに、ドゥルホが声をかける。
3年前にやったことを自首しろと。
マイケルは一瞬驚いたような表情になったものの、憎まれ口を叩きながら逃げていった。

訴訟を取り下げることになった。
ヘギョンが、世論裁判で負けたから、裁判所でも勝てないと理由を説明。
ウンジョは隠れてガッツポーズする。

すぐさまドゥルホたちにもその知らせが届き、商店街の店主たちも大喜び。
ヨンスがみんなにカムジャタンをごちそうすると、店内に招き入れる。
テレビではマイケルの辞任を報道。
また、父のチョン会長は謝罪会見で深々と頭を下げ、被害を受けた方々には十分に保障すると言っていた。

店主たちが帰ったあともカムジャタンの店で盛り上がるドゥルホたち。
そこへエラに呼ばれたウンジョが駆けつける。
お酒を飲んだり歌ったり。
楽しそうな様子をヘギョンが店の外から見ていた。

ウンジョがめちゃめちゃかわいかった!

テジョンがテファに誠意を見せるためにも、ウンジョの首を切るべきだとシヌに訴える。
ヘギョンがウンジョに通達すると申し出る。
が、ヘギョンが言うより先に、ウンジョが自ら辞表を提出した。

困っている人を助ける弁護士になりたいってお母さんに言ってたもんね。
クムサンにはそんな人1人もいない。
ウンジョの顔は実に晴れやかです。

ドゥルホがジウクを呼び出し、マイケルの犯罪の証拠書類を渡す。
「僕を利用してチョン会長を倒す気だろう」と言うジウクに、「人に利用されるようなタマじゃないだろ。おまえは優秀で所信を持ってる検事だ」と答えたドゥルホ。
そして、「おまえに任せる。捨ててもいいぞ」と言い帰って行った。

ラーメンを買って事務所に戻ってきたドゥルホ。
デスとエラはお寿司を食べに行ったらしい。
彼らと電話で話している最中、ドゥルホは後ろから何者かに襲われ、拉致された。

帰宅したデスとエラはドゥルホがいないことを不審に思う。
ユシンたちが外の階段に落ちていたドゥルホの携帯電話を拾ってきた。
事務所の前に散乱していたラーメンやパック牛乳。
エラはドゥルホの身に何かが起きたことを察し、急いで事務所を飛び出した。

意識が戻ったドゥルホは、縄で縛られ、屋上からぶら下げられていた。
犯人はマイケル。
マイケルは愉快そうに命乞いを要求しながら、縄にナイフを当てた。

万が一のため、自分に位置追跡装置をつけていたドゥルホ。
エラたちはドゥルホがいる場所へ大急ぎで車を走らせた。

エラたちが到着し、マイケルの部下と乱闘になる中、ジウクたち警察も到着。
エラがジウクに連絡したんです。
マイケルが殺人未遂の現行犯で逮捕された。

ジウクが手を差し出し、ドゥルホがその手をつかむ。
危機一髪のところでドゥルホは無事救助された。

ジウクがマイケルを逮捕したと知り、チョン会長はヨンイルに激怒。
ヨンイルは対策を立てると答える。

テジョンがヘギョンに事の顛末を伝える。

ドゥルホが生きていると聞き、ほっとした様子でした。

勢いでクムサンを辞めてしまったものの、ウンジョはどこにも行くところがなかった。
ドゥルホの事務所へやってきたウンジョ。
クムサンを辞めたことを伝えると、ドゥルホは「うちは空きがないから来るな」と即答。
ウンジョもつい「手伝えって言われなくて良かった」と答えてしまう。
2人一緒に事務所を出ると、外にヘギョンがいた。
ここで働くことになったのかと思いきや、ただ遊びに来ただけだと言うウンジョ。
遊びに来るような仲なんだ、ふーん、みたいな顔のヘギョンです。
ウンジョもまたヘギョンがなぜここにいるのか不思議でたまらない様子。

ヘギョンを事務所に連れて行くドゥルホ。
どうやらヘギョンは殺されかけたドゥルホが心配でいても立ってもいられなかったようです。
おやまぁ( ̄▽ ̄) ニヤ

「平凡に生きて」と言うヘギョンに、「スビンが結婚するまでは死なない」と答えるドゥルホ。

ヘギョンは「イ弁護士はよく遊びに来るの?」と聞いてました。
「嫉妬か?」と答えたドゥルホに「幼稚ね」なんて言ってましたけど(笑)
シャツもプレゼントしてました。
気になる存在ではあるようです。

帰り際、ドゥルホはヘギョンに「またいつでも遊びに来い」と声をかける。
何も言わずに事務所を出て行くヘギョン。

ジウクがマイケルの取り調べをする。
ドゥルホを殺そうとしたナイフも証拠品として確保してあるのに、マイケルは俺じゃない、止めに入っただけだと主張し続ける。

やがて恐ろしいことが起きる。
単独犯だと名乗る男が自首してきたのだ。

ヨンイルの指示で、証拠品のナイフが別のものとすり替えられました。

このことを受け、ドゥルホがジウクの部屋へやってきた。
なぜ容疑者が変わったのか。
証拠品までも変わるなんて。
ドゥルホは「誰の仕業か考えろ、できるのは誰だ?」とジウクに詰め寄る。

当然ジウクは父の仕業だと分かっているはずですよね。
できることなら自分が証人になりたいけれど、残念ながら、マイケルがナイフを握っているところは見ていなかったとのこと。
怒りと悔しさでおかしくなりそうなジウクです。

ジウクが父に「手助けしたのでは?」と聞くが、父はとぼける。
そして、父は「ドゥルホに騙されるな。あいつに利用されてるだけだ」と忠告する。

マイケルが海外へ出国するという連絡が入り、ドゥルホが急いで空港へ向かう。
ジウクに「出国禁止にしろ」と電話するが、ジウクは「諦めろ」と答えるだけだった。
デスクに置かれた自分のネームプレートを叩きつける。

自分の無力さが情けなかったんでしょうね。

ドゥルホが空港に着いたのは、マイケルがすでに出国したあとだった。
またしてもマイケルを捕まえることができなかった。
ドゥルホは自分の進むべき方向を失ってしまう。

第6話の感想

マイケルのヤツめ。
マイケル役のイ・ジェウさんは「その冬、風が吹く(2013)」でヨン(ソン・ヘギョ)の本当のお兄さん役だった人ですよね。
あのときと違い過ぎて、全く重ならない(笑)
とにかくバカ息子役が抜群に似合ってます。
「俺は捕まるはずがないんだ」とか言いながら、高笑いして釈放されてきたときの憎たらしさたるや、私まではらわたが煮えくりかえりそうでした。

それにしても。
カン・ソラさん演じるウンジョが実にチャーミングです。
この人、こんなに演技上手だった?
1話、2話のころは石原さとみさんにしか見えないって思ってたけど、彼女よりずっと魅力的な表情を見せてくれてる気がします。
今回はカムジャタンのお店でお酒を飲んでるときがめちゃめちゃかわいかった♡
前回の腰を痛めて、ドゥルホに支えながら歩く姿も最高にかわいかったけれど。
とにかく時々見せる変顔と言ってもいいぐらいの豊かな表情に、くすっと微笑ましい気持ちにさせられてます。
ドゥルホもそんなウンジョを「面白いな、こいつ」みたいな顔で見てるしね(笑)

ヘギョンの気持ちも気になります。
今後どう動いていくのかな。

ということで、早速次に進みます。
ではでは。

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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