町の弁護士チョ・ドゥルホ|第5話 あらすじ&感想

町の弁護士チョ・ドゥルホ

【主な登場人物】

チョ・ドゥルホ:弁護士、元検事/パク・シニャン

イ・ウンジョ:クムサン法律事務所の弁護士/カン・ソラ

シン・ジウク:検事、ヨンイルの息子/リュ・スヨン

チャン・ヘギョン:ドゥルホの元妻、クムサン法律事務所の弁護士/パク・ソルミ

シン・ヨンイル:ドゥルホの元上司、ジウクの父、ソウル中央地検検事長/キム・ガプス

チャン・シヌ:クムサン法律事務所代表/カン・シニル

チョン・グンモ:テファグループ会長/チョン・ウォンジュン

ファン・エラ:ドゥルホの事務所の事務長/ファン・ソクチョン

ペ・デス:DS金融社長/パク・ウォンサン

マイケル・チョン:チョン会長の息子/イ・ジェウ

キム・テジョン:クムサン法律事務所の弁護士、シヌの忠実な部下/チョ・ハンチョル

__________

第5話

ドゥルホはカムジャタンの店前で野宿しながら、幸せだった日々を思い出す。
ヘギョンとのデート。
スビンと家族3人での食事。

ドゥルホはこの店のお母さんを自分の母親のように思っていたようです。
後にドゥルホが言ってたけど、初デートもプロポーズもこのお店でやったんですって。
第1話でヘギョンが2人は愛のない結婚をしたようなことを言ってたけど、少なくともドゥルホは本気でヘギョンを愛していたんだろうなって思います。
そうでなかったら、大好きなお母さんのお店に連れてこないよね。

翌朝、仕込みに来たこの店の息子ヨンスが、店前で寝ているドゥルホを見て驚く。
大家のこと、お母さんが嫌がらせのストレスで体調を崩し入院していることなどを知るドゥルホ。

ドゥルホがお母さんのお見舞いに行くと、お母さんは何年も顔を見せなかったドゥルホをどれだけ心配したかと怒る。
立ち退きの話はお互いに心配かけまいと、素知らぬふりをしている。

カムジャタンの店のマイケル・チャン側の弁護人になったウンジョが、店を訪れる。
店ではヨンスが出ていかないと頑なな姿勢。
マイケルはどうにかできない不動産仲介業者のチェ・ウシクを罵倒する。
3人の大もめを止めに入り、自分が弁護人であることを名乗るウンジョ。

女たらしのマイケルは、セクシーなウンジョにセクハラ発言連発です。

ドゥルホが近隣の店主たちに反対の署名活動に回るが、店主たちはいい顔をしない。
みんなこの場所に愛着はあるが、勝ち目がないこと、下手に騒げばもらえるものがもらえなくなったりすることが分かっているのだ。

ウンジョもヨンスにこの訴訟に勝ち目はないことを伝え、次の店での内装費をこちらで負担するという提案を持ちかける。
ドゥルホが店にやってきて、2人は再会。
ウンジョはドゥルホがヨンスの代理人だと知る。

ヨンスから内装費のことを聞かされたドゥルホは、ウンジョに「そんなはした金で手を打とうと?」と怒り、「30年間営んできた店を追い出される気持ちが分かるか?」と責めた。

ウンジョは高校生のころ、母の食堂が奪われるという経験をしていたようです。
実は誰よりもその辛さを知ってるウンジョです。

翌日、ヨンスが店に行くと、店に工事の幕が張られ、ひどい落書きがされていた。
駆けつけたドゥルホは、とあるビルの屋上にいるマイケルとウシクを発見。
走ってその屋上へと向かった。

ウシクを投げ飛ばし、マイケルをビルの屋上から落とそうとする。
必死で命乞いをするマイケル。
マイケルは大事な思い出がいっぱい詰まったカムジャタンの店を潰そうとしているだけでなく、放火殺人の真犯人でもあるのだ。
このまま手を離し、マイケルを突き落としたい衝動に駆られるが、踏みとどまったドゥルホ。
だが、助かったとたん、マイケルは手のひらを返したように強気な態度に出た。
まだ懲りないマイケルにドゥルホは一芝居打つ。
今度はドゥルホがマイケルに殴られ、屋上から突き落とされそうになっているふりをし、その様子をエラが動画に収めた。

再建築のためにビルを買い占めたというのは実はウソ。
追い出すための口実だが、それを証明するためには証拠が必要だった。

マイケルにドゥルホが例の動画を送りつける。
チョン会長に送られたくなかったら、カムジャタンの店に手を出すなと言われ、怒り狂うマイケル。

マイケルはすぐさまクムサンで事情を話し、早くなんとかしろとウンジョに迫る。
生計がかかっているから、時間が必要だと説明するウンジョに腹を立て、ヘギョンに「頼むから優秀な弁護士をつけてくれ」と大騒ぎ。
が、ヘギョンは「ならば、ほかの事務所へ」とマイケルの要求をはねのけた。

ウンジョがヘギョンにお礼を言う。
ヘギョンは味方をしたわけではないと答え、ドゥルホは甘くないので、裁判の前に解決するよう促す。
情けは禁物だとクールに言い切るヘギョンに戸惑うウンジョ。

カムジャタンの店。
ヨンスが忙しそうなので、黙って店が終わるのを待っているウンジョ。
そこへ病院から母がいなくなったと連絡が入り、ヨンスはウンジョに店番を頼んで出ていく。

客が帰り、ウンジョが食器を洗い始めたところで、突然水が止まり、電気も消える。
まっ暗になり慌てたウンジョは滑って転び、腰を強打。
そのまま動けなくなってしまった。

こんな嫌がらせをしたのは、当然ウシク(マイケルにこれ以上怒られるわけにいかないのでね)。
彼はご丁寧に、店の入口も板で釘止めしてました。

ヨンスから電話をもらい、店番をしてるはずのウンジョの様子を見に行ったドゥルホ。
板を外して店内に入り、厨房で動けなくなっている半べそ状態のウンジョを発見。
ドゥルホの手を借りて、ウンジョは何とかイスに座るが、ドゥルホはすぐに店を出ようとする。

怖がるウンジョに「歌を歌えばいい」と言ってました(笑)

出かけた理由は湿布を買いに行ったから。

戻ってきたドゥルホは湿布を貼るように言い残し、再び店を出て、ウシクの会社へ向かった。
お母さんはウシクに土下座して、店のことを頼んでいた。
ドゥルホはお母さんをヨンスに任せたあと、大暴れし、ウシクに「お母さんがまた土下座したら、ぶっ殺すからな」と怒鳴った。

店に戻るとウンジョは寝ていた。
ドゥルホに起こされ、帰宅。

チョン会長とヨンイルが食事をしている。
そこでヨンイルは中央地検がマイケルを捜査しようとしていることを聞かされる。
「私を裏切るのか?」と圧力をかけられるヨンイル。

ヨンイルは息子のジウクに、捜査を中断するように指示。
が、ジウクは黙って引き下がらない。
マイケルはこんなにもたくさんの不正を働いているのだと父に訴える。
それでも父は「チョン会長を敵にだけは回すな」とジウクを説得した。

再建築はウソだという証拠をつかみたいドゥルホ。
デスとエラにフランスから来た大企業ピアフ社の役員のふりをさせる。
マイケルとの商談の中で、本当はショッピングモールにするつもりなどなく、再建築は借主を追い出す口実だという言葉を聞き出すことに成功する。
が、ここで彼らが偽物だとバレ、バッグに仕込んでいたレコーダーも奪われてしまう。
逃げ出すエラとデス。

ドゥルホが商店街に緊急会議を開くとアナウンスして回る。

やってきた近隣の店主たちに再建築の話がウソだったことを伝え、皆さんは詐欺の被害者だから、騙されたことを法廷で証言してほしいと訴える。
そう言われてもなお「念書まで書いたからどうしようもない」と逃げ腰の店主たち。

ここでドゥルホが店主たちに、この店のお母さんやヨンスにどれほど世話になってきたかと語ります。
お金を借りている店主、逃げた胴元を捕まえてもらった店主、タダ飯を食べさせてもらった店主、客を紹介してもらった店主……。
お母さんもヨンスも本当にいい人なんだな。

病院から退院してきたお母さんがみんなの顔を見て、嬉しそうにご飯を振る舞おうとするが、店主たちは後ろめたそうにそそくさと店を出て行ってしまった。

その様子を店の外から見ていたウンジョ。
帰宅後、悪人の味方をするのは辛い、困ってる人を助ける弁護士になりたかったと母に愚痴る。

ヘギョンがカムジャタンの店を外から眺めている。
プロポーズの日を思い出していた。

いや、ドゥルホだけじゃなく、ヘギョンだってこんなに幸せそうな顔してるじゃないの!
ここには確実に愛があったんだと私は思います。

店からドゥルホが出てきて、ヘギョンを呼び止める。
ヘギョンがここへ来たことに戸惑いながらも、たわいのない会話をする2人。
ドゥルホが「俺たちの大切な場所がなくなってもいいのか?」と聞くと、ヘギョンは「消したい記憶よ」と答えた。
さらに、ドゥルホはスビンに会いたいと訴えたが、ヘギョンは、それがスビンのためになるか慎重に考えてと答えた。
寂しそうにヘギョンの後ろ姿を見つめるドゥルホ。

口頭弁論期日。
ドゥルホはウシクが違法行為で店主たちを追い出したことを説明。
すると、裁判長が証拠があるか、証人が来ているかと聞いてきた。
と、そのとき。
来ないと思っていた店主たちが証人として次々と入ってきた。
思わず涙ぐむドゥルホ。

第5話の感想

いや-、私も泣いちゃいました。
水戸黄門的にコテコテの展開なんだけど、それでもやっぱりラストで逆転してくれると「やった~!」って気分爽快になりますよね。
やられてやられてやられて最後の最後で逆転するタイプのドラマもあるけれど、それだと辛い悲しい切ない……に耐えきれず、後半までたどり着く前にギブアップしちゃうことがあるんだよな。
そういう意味でも、このドラマはテンポ感とアップダウンが「ちょうどええ」です。

エラ役のファン・ソクチョンさんと、デス役のパク・ウォンサンさんが大好きだと以前書きましたが、よくよく見てみれば、もう1人めちゃめちゃ注目すべき人がいましたわ。
それはデスの部下キム・ユシン役のキム・ドンジュンくん。
彼、ZE:Aの子なんですってね。
こんなイケメンくんがいたのに、あんまりチェックしていなかったワタクシ。
今後は彼の登場シーンにも目を光らせようと思っております(笑)

ということで、次に進みます!
ではでは。
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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