空から降る一億の星|第1話あらすじ&最終回まで観た感想

このドラマが、
2002年に明石家さんまさんとキムタク、
そして深津絵里さん主演で放送された月9ドラマのリメイクだということは、
皆さんご存じの通りかと思います。

当時の平均視聴率は22.6%。

私もがっつり夢中になって見ていたので、
このドラマがどんなストーリーで、
どんな結末を迎えるか知っていたわけで。

もし日本版と同じストーリーなのであれば、
あんな悲しいもの、
わざわざ見たくはない。

そう思っていたはずなのに。

見始めたら最後、
途中でやめることができなくなってしまいました。

ま、とりあえず、
いつものように第1話だけあらすじをご紹介していきましょう。
ネタバレは第1話だけなので、
どうぞご安心を。

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テレビで精神科医のヤン・ギョンモ博士がインタビューを受けている。
話題は博士の人生を変えた「運命の少年」について。
当時8歳だった少年も現在は30歳。
今、彼がどうしているか分からないと博士は言った。

__________

22歳の女性がマンションから転落死した。
ウォニョン警察署強力3チームの刑事たちが捜査している。
が、その中にユ・ジングク↓の姿はない。

チーム長のイ・ギョンチョルが彼を嫌い、
チームの部下たちもそれに倣ってジングクをのけ者にしていたが、
その中でオム・チョロン↓だけがジングクを慕っていた。

プライベートで出かける前に現場へ寄ったジングクは、
チョロンからこの女性の死は自殺のようだと聞かされる。

__________

ジングクには目の中に入れても痛くないほどかわいがっている妹がいる。

↑ユ・ジンガン。
広告デザイン会社エンルックのデザイナーだ。
両親はすでになく、
ジングクが男手ひとつで育ててきた。

__________

ジングクが向かったのは、
ペク・スンアの陶芸展。
スンア↓はジンガンの友達だ。


ジンガンもまたそこに出席するため、
会社を出る。

__________

スンアにはチャン・ウサンという
NJグループ専務の婚約者がいる↓

ジンガンは会社の代表から、
ウサンにデザイン集を渡すという使命を与えられていた。

仕事を受注してもらうために、
この有力なコネを使ってこいということですね。
代表はジンガンにパーティ用のステキなスカートまで持たせる意気込みよう。

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道路はあいにく渋滞。
どうやら事故が起きたようだ。
たまらず車を降りて、
現場の処理やら交通整理などをしてしまうジングク。

そこをたまたま通り過ぎたトラックに乗る男↓

その男と目が合ったジングクはなぜか無性に彼が気になり、
通り過ぎるまで彼を凝視し続けた。

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会場に着き、
ジンガンがタクシーを降りると、
スンアはまだ自分の車の中にいた。
自分の作品を展示した大々的なイベントが始まるというのに、
浮かない様子のスンア。
「死にたい」とつぶやき、
ジンガンが驚くと冗談だと笑ってみせた。

__________

さっきの男↓が、
会場にビールを運んでいる。

彼の名前はキム・ムヨン。
クラフトビール会社アーツの醸造士だ。

ビールを運び込む途中、
スンアが婚約者から高級車をプレゼントされたことや、
美人であることなどを小耳に挟む。

__________

今日のイベントについて説明を受けているスンア。
その中で、
作品解説をする場があることを知ったとたん、
彼女は怒り出す。
強ばった表情で、
それを指示した婚約者ウサンに電話をかけた。

__________

スンアの車(例の高級車)に戻り、
代表から受け取ったスカートに着替えたジンガン。
車を降りようとドアを開けると、そこにいた男にドアが当たってしまう。

これがジンガンとムヨンの出会いです。
ジンガンはぶつかったことを謝罪し、
その後、
彼の服についているロゴから、
彼がアーツの従業員だと気付きます。

どうやらジンガンはアーツのデザインを請け負うべく尽力中の様子。

軽い会話のあと、
ムヨンが「あなたの車?」と聞いてきた。
「友達のです」と答えたジンガンに、
ムヨンは「やっぱりな」と一言。
ジンガンがどういう意味かと尋ねると、
彼は「さほど美人じゃないから」と答えた。


知らない男に失礼なことを言われ、
面白くないジンガンです。

__________

ジンガンは到着した兄と合流し、
スンアの元へ。
ジングクがスンアに「おめでとう」と花束を渡す。

そこへウサンが到着し、
スンアはウサンを連れて別室へ。
その部屋でビールの作業をしているムヨンがいることに気付かないまま、
2人は話を始めた。

2人の会話から、
作品展の作品すべてがスンアのものではないことが分かります。
作者であるホン教授の前で作品解説をすることなどできないと主張するスンアに対し、
作品を売ったのはホン教授だから、
もうスンアのものだと言うウサンです。

ムヨンが立ち上がり、
スンアはこの会話を他人に聞かれたことに青ざめる。

ウサンはムヨンの胸ポケットに100万ウォンの小切手を入れ、
「どういう意味か分かるだろ?」と言い、
部屋を出て行った。

ムヨンはスンアに「そんなに嫌ならやめればいい」と言う。
そして、
「約束なんか守らない」と言い、
小切手をびりびりに破いた。

驚き怯えるスンアが望みは何かと聞くと、
ムヨンは「作品解説をやめろ」と答える。
やりたくないと言いながらも、
行動に移す勇気のないスンアを馬鹿にしたような態度のムヨンにスンアは涙を浮かべて反論。
その様子を見て、
ムヨンは「本当に作品解説をやりたくないってことが分かった。だから、やらなくていい」と言い、
部屋を出て行った。

__________

作品解説の時間を過ぎ、
たくさんの記者たちが待ちわびる中、
スンアがようやく現れた。

スンアの目の前をムヨンが通り過ぎる。
次の瞬間、
男性が展示台にぶつかり、
作品が大きな音を立てて割れた。

男性がムヨンを指差し、
「この人です」と叫ぶ。
ムヨンは「僕のせいですみません」と謝り、
騒然とする中、
警備の人たちに連れて行かれた。

この騒動で作品解説は流れたようです。
__________

チョロンからジングクに転落死の女性が、
自殺ではなく他殺だと知らせるメールが届く。

__________

パーティが始まり、
ジングクとジンガンはビールをサーブしてもらう。
お咎めなしで戻ってきたムヨンを見て、
トラックに乗っていた男だと気付くジングク。
ジンガンもまたさっき失礼なことを言った男だと気付き、
不機嫌になる。
ジングクはムヨンをもっと以前にどこかで見たことがあるような気がしてならなかった。

__________

外へ出たムヨンをスンアが追いかける。

ムヨンを見つけたスンアは、
わざと作品を壊した理由を聞く。
「きみが綺麗だから」と答えるムヨン。
はにかむスンア。

その時、
スンアを探すウサンの声が聞こえる。
ムヨンがスンアを自分の方へ引き寄せた。

ウサンがスンアの誕生祝いに用意した花火が美しく夜空を彩る中、
スンアはウサンから隠れ、
ムヨンと2人で息を潜めていた。


ムヨンは自分の腕にしていたブレスレットを外し、
スンアの腕に着けてやる。

「誕生日プレゼントだ。おめでとう」と言うムヨンをスンアは嬉しそうに見つめた。

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転落死した女性はチョン・ミヨン。
転落前に鈍器で殴られて致命傷を負ったあと、
ベランダから故意に突き落とされたらしい。
現場は完璧に片づけられていた。

トロフィーで殴られたと思われること、
そのトロフィーがまだ見つかっていないこと、
犯人は左利きであること、
恋人のチェ・サンフンが怪しいこと、
彼はカナダに逃亡中で連絡が取れないことなどがチーム長から説明される。

__________

昼休みになり、
ジングク以外のメンバーが一緒に食事をする中、
ジングクは1人その場から離れる。

すると、
ある女性がジングクのテーブルにやってきた↓

彼女はタク・ソジュン。
ジングクにとって何でも話せる良き友人だ。
チームからのけ者にされている彼の唯一の理解者であり、
味方だった。

ジングクは自分を慕ってくれるかわいい後輩チョロンを、
ジンガンとくっつけたいと思っていることをソジュンに告げる。

__________

スンアはムヨンからもらったブレスレットの絵を描きながら、
彼を思い出している。
会いたい気持ちが高じた彼女は彼の職場を調べ、
アーツまで会いに行った。

ムヨンの仕事を手伝うスンア。

ふとスンアの腕が金具に触れ、
ムヨンからもらったブレスレットのひもが引っかかって切れてしまう。

パーツがバラバラに散らばった。

__________

ジングクがチョロンを連れて、
ミヨンの殺害現場へ向かう。
マンション内にある防犯カメラのどれがダミーで、
どれが本物かをチョロンから説明される。

事件の話をしながら
ちょいちょい「うちの妹はかわいくて優しい」などとジンガンを売り込むジングクです(笑)

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ムヨンがブレスレットを直し、
また腕に着けてくれた。

ムヨンは、
同僚のノ・ヒジュン↓がヨンガン大学の学生なのだが、

お金に苦労していて、
復学が難しいという話をスンアに聞かせた。

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ミヨンの部屋にはたくさんのスノードームが棚に飾られている。
何気なく手に取っていたジングクだったが、
スノードームの裏に血痕を発見する。

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スンアを家まで送っていったムヨン。
「来てくれて嬉しかった。会いたかった」と言うムヨンにスンアは嬉しそう。
はにかみながら「好きになってもいい?」と聞いた。

「彼氏がいるだろう」と言うムヨンに、
スンアが慌ててウサンとの関係を否定しようとするが……。

その唇はムヨンにふさがれた。

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チーム長が、
ミヨンの彼チェ・サンフンが左利きだったことを報告する。
もはや事件は解決したも同然。

そんな中、
ジングクが「犯人は右利きのはずだ」と口を挟んだ。
トロフィーで殴ったのは確かに左手。
でも、現場の血を雑巾がけした痕跡から、
掃除をしたのは右利きの人物だとジングクは気付いていたのだ。
スノードームのことで気になることもあった。
が、
それをチーム長に報告しようとすると、
チーム長はジングクを一喝。


「余計なことをするな。今まで通り、スクーターの盗難処理をしてろ」と全く聞く耳を持たなかった。

__________

スンアは自分で描いたブレスレットの絵と、
ムヨンに直してもらったブレスレットが全く同じ配列だと気付く。
バラバラになった20個以上のパーツが完璧に復元されていることに驚き、
スンアは思わずそれを写真に収めた。

スンアは苦学生だと聞いたヒジュンのことを思い出し、
ヨンガン大学に電話をかける。

__________

ヒジュンの力になりたいと、
スンアがムヨンにお金を差し出した。

が、
ムヨンが受け取ろうとした瞬間、
スンアはその手を窓の外に。

お札が風で舞い上がった。

「嘘つき。ノ・ヒジュンという人は在籍してないそうよ」

スンアはヨンガン大学に電話で確認したようです。

怒っているスンアに、
ムヨンは「誤解してないか?」と言って、
自分の携帯電話を渡す。

電話はヨンガン大学ウォンジュキャンパスに繋がっていた。
はっとした顔になるスンア。
彼女が在籍確認したのは、
ソウルキャンパスだったのだ。
__________

ジングクは一体スノードームの何が気になっているのか。
その答えを知りたくてたまらず、
チョロンがジングクを呼び出した。

ジングクはミヨン殺害後の現場写真と、
過去に撮られたミヨンが写る部屋の写真を見比べながら説明する。

犯人はスノードームについた血を拭いて、
また飾り棚に戻した。
こんなにたくさんあるのに、
全く同じ順番に並んでいる。
順番が違ってても、
誰もそれをおかしいと思わないのに。
なぜ元通りに並べたのか。
無意識のうちに並べたら、
元通りになったのか。

確かなのは、
特異な人間だということだ。

ジングクはそう語った。

__________

飛んでいったお金を拾い集め、
スンアに返すムヨン。
スンアは騙されたと思ったことが間違いだと知り、
泣いて謝った。

抱きしめるムヨン。

ムヨンはスンアがブレスレットをしていないことに気付く。
バッグの中からブレスレットを出すスンア。
ムヨンがまたブレスレットをスンアの腕に着ける。

スンアはムヨンが直してくれたブレスレットは、
パーツが以前とすべて同じ順番だったことを興奮しながらムヨンに伝えた。


__________

「一度見たら、すべて覚えられるのか」とつぶやくジングク。

__________

「私の彼氏はきっと天才なのね」とスンアは幸せそうに笑った。

__________

……と、女子大生の殺人事件とムヨンが関わっていることをぷんぷん臭わせつつ第1話は終わります。

ここから先についてはネタバレなしで、
私なりの感想を書いていきたいと思います。

一番気になることは、
結末が日本版と同じなのかということですよね。

それはズバリ

同じところもあれば、
違うところもある!

です。

てか、それ以上は知らない方が絶対いいから。

下手な先入観を持って見ない方が断然楽しめます。

__________

キム・ムヨン役のソ・イングクくん。

彼がね-、
もう本当に本当に魅力的でした。

特にあの目。

冷たいとか攻撃的とか性悪とかそういうのじゃなく、
世の中を諦めているというか、
見限っているというか。

執着するものもなく、
愛するものもなく、
命にさえ価値を持たない。

そんな虚無的な目。

恋愛も人生もゲームに過ぎなかった乾いた眼差しのムヨンが、
チョン・ソミンちゃん扮するジンガンと出会い、
少しずつ少しずつ変わっていく。

でも、やがて突きつけられることになるであろう現実を
私たち視聴者はいやがおうにも想像されられ、

心に血が通い始めたムヨンの姿に、
胸が痛くてたまらなくなるんです。

__________

ジンガンの真っ直ぐな目が、
またムヨンと対照的でめちゃめちゃいいんだ↓

ソミンちゃんの透けるような色白の肌が、
ジンガンの清らかな心を象徴しているようで、
イメージにぴったりでした。

天真爛漫なようで、
実は幼いころから人知れず傷を抱えて生きてきたジンガン。

そんなジンガンを守り、
心の底から愛し、
大切に育ててきた兄ジングク。

だからこそ悪い男ムヨンとは何が何でも引き離したい兄。

ネタバレはしたくないので、
細かいことは書かないけれど、
ジングクは本当に本当にいい人でした。

誰に対しても。
誠実で温かくてバカがつくほど真面目。

ジングクの優しさに、
何度も泣かされました。

あとさ。
パク・ソンミンさんの笑顔ってあんまり見たことなかったけれど、
このドラマではいっぱい笑ってたかも。

ジングク自身も重い十字架を背負って生きてきた人。

孤独に生きてきたムヨンも、
心に傷を持つジンガンも、
罪を背負って生きるジングクも、
みんな幸せになってほしい。

その願いは叶うのか否か。

ラストまでちゃんと見守ってほしいと思います。

ぜひ見てほしい名作!

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キャストについてはコチラからチェック!

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動画サイトよりキャプチャー画像お借りしました<(_ _)>感謝!

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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