大好きなソ・ジソブさん主演ということで、
絶対に観たいと思っていたこのドラマ。
ざっくり言うと、
ジソブさん扮する
NIS(国家情報院)の特殊任務要員だったキム・ボンが、
恋人を亡くした事件の背後にある陰謀を暴こうとするお話なんですね。
これだけ聞くと、
かなり男臭いハードボイルド系なんじゃ?
と思うでしょ。
確かに半分は当たってます。
本格的なアクションシーンは満載だし、
黒幕にたどり着くまでの、
ストーリー展開も実にスリリング。
でも。
もう半分にコメディの要素が入ってくると知ったら、
どう?
めっちゃ興味湧きません?(笑)
人目を忍んで、
孤独に生きてきたクールな元要員が、
双子の幼稚園児のベビーシッターになるというまさかの展開。
おままごとやお医者さんごっこをするジソブさんなんて、
想像できる?
……と、語り始めたら止まらなくなりそうなので、
とりあえず一旦感想は置いといて。
まずは、第1話のみあらすじをご紹介していきたいと思います。
ネタバレは第1話の分だけなので、
どうぞご安心を。
※第1話は韓国版オリジナル全32話中の第1話ではなく、
日本版全16話中の第1話です。
……ということで、
どうぞ↓↓↓
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鋭い銃声が響き渡る。
と、同時にキム・ボンが、
はっと目を覚ました。
銃声はボンの夢の中での出来事だった。
夢の中で、
彼はある女性を守ろうと必死になっていた。
これは単なる夢なのか。
それとも彼の記憶の中の出来事なのか。
ベッドから起き上がったボンの背中には、
銃痕と思われる傷がある。
__________
カーテンの隙間から、
ボンはまだ薄暗い外の様子をくまなく伺う。
そして、用心深く玄関ドアの隙間に何かを挟んでから、
ジョンギングに出掛けていった。
__________
一方、ボンの部屋の向かいに住むコ・エリンは、
ジュニとジュンスという双子の幼稚園児を抱え、
戦場のように凄まじい朝を過ごしていた。
双子たちに歯磨きをさせている間に、
配達された牛乳類を取りに、
玄関ドアを開けたエリン。
外に出ず、
何とか家の中から取り出そうと、
ドアノブに掛けられた袋の中に手を突っ込むが、
底の方の飲み物になかなか手が届かない。
ようやく手が届いたが、
手を滑らせ、
床に落としてしまった。
ちょうどジョギングを終えて戻ってきたボンの足元に、
それが転がってきた。
拾おうとしてしゃがみこむボン。
そのボン目掛けてエリンが飛び出してきた。
双子たちが、
歯ブラシの柄でエリンのお尻を突っついたのだ。
勢いよく飛び出してきたエリンは、
ボンに頭突き。
ボンは鼻血を流した。
必死に謝るエリン。
__________
いたずらっ子で手がかかる双子を、
ようやく幼稚園バスに乗せ、
エリンは一息ついた。
エリンには、
シム・ウナ、ポン・ソンミ、キム・サンリョルという、
良きパパママ友達がいる。
特に、
姉御肌のウナは、
ギリギリの生活をしながら、
双子たちの子育てに奮闘するエリンをかわいがっていた。
彼女は「KIS」という主婦情報局を率いている。
これから「Jインターナショナル」という会社へ面接に行くエリンに、
スーツを着ていくようにとアドバイスした。
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独身時代のスーツに何とか身を収め、
エリンは、
ネットで今日の運勢をチェックした。
「魔術師」のカードが貼られ、
「計画はいい方向に向かうでしょう」と記されていた。
嬉しそうに笑うエリン。
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ボンもまた同じサイトを見ていた。
「魔術師」のカードを見て、
「あいつだ」とつぶやく。
このカードが貼られると、
決まってある男が現れるらしい。
ボンはその男がスタータワー周辺にいることを探り、
急いで家を出た。
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面接に向かうエリンと、
ボンはエレベーターの中で鉢合わせ。
エリンは「鼻は大丈夫ですか?」と声をかけた。
「日中の外出は珍しいですね」というエリンの言葉に、
自分の行動を把握しているのかと、
一瞬身構えるボン。
エリンは、
近くのパン屋が先着200人にタダで食パンをくれるそうだと教え、
「いつも食パンでしょ?」と笑った。
なぜ知っているのかと、
ボンはますますエリンに疑念を抱く。
さらに、エリンは、
プレゼントだと言い、
ボンの手にアメを握らせて去っていたが、
そのアメのパッケージには、
「見ているぞ」と書かれていた。
__________
国家安保室長のムン・ソンスが、
人目を気にしながら歩いている。
駅のコインロッカーを開け、
手に持っていたバッグと、
中に入っていたボストンバッグを取り替えた。
室長を監視していた男が、
そのことをある男に連絡する。
「清廉ぶってたくせに、
欲に目がくらんだか」
そうつぶやいたのは、
Jインターナショナルのチン・ヨンテ社長だった。
__________
エリンが面接にやってきた。
チン社長は履歴書を見て、
エリンが子持ちの既婚者だと知るやいなや、
不採用だと告げた。
社長はそもそも秘書に既婚者を望んでいなかった。
今の秘書も結婚が決まったため、
退職を迫られたのだ。
憤慨した秘書が、
新しい秘書の募集要項に、
「既婚者を求む、子だくさんの方がいい」と真逆の条件を載せたらしい。
高慢な態度で、
エリンを門前払いのチン社長だったが、
生活に貧窮しているエリンは、
どうにか食い下がり、
面接だけは受けさせてもらえることになった。
が、この半年間で家事や育児のほかにしたことを問われ、
言葉を失う。
結局、エリンは追い返されてしまった。
__________
会社を出たところで、
エリンがある男性とぶつかる。
それはムン室長だった。
__________
ムン室長が持ってきたボストンバッグには、
10億という大金が入っていた。
これはJインターナショナルのチン社長が、
渡したもののようだ。
表向きはバッグの輸入業を営んでいることになっているが、
実は戦闘機を扱っているJインターナショナル。
高額な戦闘機の購入を頑なに拒むムン室長に、
チン社長がカネで懐柔しようとしていた。
が、ムン室長は「国防費を無駄遣いする気はない」と、
きっぱり誘いをはねのけ、
ボストンバッグを置いたまま、
席を立った。
「お元気で」と声をかけるチン社長。
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殺し屋がスタータワーにやってきた。
ボンが探しに来た男だ。
彼は、
チン社長と通じていた。
Jインターナショナルは、
このスタータワー内にある。
スタータワーに到着したボンが、
急いで男を捜す。
そのときだった。
「南山タワーでモヒートをごちそうするわ」と、
電話相手に話す女性の声が耳に入ってきた。
かつて同じ言葉を言われたことがあるボン。
引き寄せられるように、
その女性に近づいていった。
振り向いた女性を見て、
ボンは驚く。
エリンだったのだ。
彼女の方も驚き、
「まさかあとをつけたんですか?」と怪訝な表情を浮かべた。
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その頃、殺し屋はチン社長から、
薬の入った注射器を受け取っていた。
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ウナたちがパン屋に集まっている。
そこへ面接から帰ってきたエリンが、
双子を連れて合流し、
面接に落ちたことを報告した。
母たちがそんな話をしている一方で、
双子たちは店のケーキにデコレートされたおもちゃを、
楽しそうに抜き取っていた。
__________
エリンの夫の携帯電話に、
パン屋で11万ウォンの支払いがされたことが通知された。
パン屋で11万?
事情を知らない夫は、
エリンが無駄遣いをしたのだと思い、
激怒した。
エリンの夫チャ・ジョンイルは、
出版社に勤務している。
上司からは、
ベストセラーを出せないと先はないと追い込まれ、
担当の作家から早く原稿を受け取ってくるようせっつかれていた。
__________
ボンは、
「南山タワーでモヒートをごちそうするわ」というエリンの言葉が気になって仕方がない。
同時に、
魔術師のカードが出るたびに現れるあの殺し屋のことを思い、
次の標的は誰なのかと考えていた。
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夫ジョンイルが帰宅した。
部屋は散らかり放題、
キッチンも洗い物が山になっている。
出てきたエリンに、
夫は「掃除しろ。昼間、昼寝でもしてるのか?」と嫌味をぶつけた。
たちまち口論になる2人。
家事に育児に休みもなく頑張っているエリンは、
全く手伝ってくれない夫に不満をぶつけた。
洋服を買う余裕がないから、
独身時代の服を着ようとダイエットをしていることなど、
エリンは泣きながら訴え、
スーツケースを持って家を出ていった。
いつこんな日が来てもいいように、
彼女は準備をしていたのだ。
__________
帰宅したボンが、
エリンとすれ違う。
エレベーターの前に財布が落ちていた。
ボンは、
中に入っていた住民登録証から、
これがエリンの財布だと知る。
__________
雨が降ってきたので、
エリンは急いでバス停留所の屋根の下に避難。
そこで、
財布も携帯電話も持っていないことに気づく。
さらに、
持ってきたスーツケースが、
家出用に準備しておいたものではなく、
子どものおもちゃをしまっているスーツケースの方だったことにも気がついた。
途方に暮れていると、
誰かが声をかけてきた。
防御のため、
おもちゃの拳銃を突きつけるエリン。
声の主は、
向かいの家の男。
ボンは財布を届けに来たのだった。
またあとをつけてきたのかと、
不審がるエリン。
ボンもまた、
拳銃を構えるエリンを見て、
やはりただ者ではなかったと確信。
「あなたの所属は?」とエリンに質問した。
仕事のことを聞かれたのだと思ったエリンは、
不愉快そうに、
「私は無職よ。バカにしてる?」と答え、
引き金を引いた。
瞬時に身をかわし、
派手にひっくり返ったボンを見て、
エリンは映画の観すぎだと、
おかしそうに笑った。
その後、
ボンは落ちていた財布を届けに来たこと、
エリンは家出してきたが、
かばんを間違えたことをお互いに伝え合った。
ボンは「家に帰ってください」と言い、
自分が差してきた傘をエリンに渡すと、
スーツケースを持って、
雨の中を歩き始めた。
慌ててあとを追いかけるエリン。
__________
ボンに促されて戻ってきてしまったものの、
エリンはどうにもバツが悪くて、
なかなか家に入れない。
しばらく家の前で躊躇していたが、
再びボンに後押しされ、
ようやく家の中に入っていった。
散らかり放題だった家の中はきれいに片付けられている。
夫は洗い物までしてくれたようだ。
「今回だけは許してあげる」
エリンはそうつぶやくと、
ソファに横たわり、
眠りに落ちた。
__________
朝、目が覚めると、
テーブルには封筒が。
「昨日はごめん。これで服を買え」というメモと共に、
お金が入っていた。
__________
夫からもらったお小遣いを持って、
エリンはウナと一緒に洋服を買いに来た。
あれこれ迷った挙げ句、
結局、
自分の服ではなく、
夫の服を買い、
ウナに呆れられる。
今夜は夫の好物を作ると笑うエリン。
__________
「メタパレス」というマンションから、
ムン室長が出てきた。
駐車場で車に乗り込むと、
後部座席に例の殺し屋が。
室長は、
後ろから首に手を回され、
薬を打たれた。
その最悪のタイミングで、
エリンの夫が作家を訪ねてこのマンションにやってきた。
上司に言われた通り、
有名な「マゴ」のタルトを手土産に、
車を降りたジョンイルは、
隣の車の中で行われていた殺人行為を、
目撃してしまった。
ジョンイルは慌てて車に戻り、
その場から逃げ帰ったが、
自宅マンションのエレベーター前で、
殺し屋に薬を打たれてしまった。
__________
エリンが病院に駆けつけると、
まもなく夫は息を引き取った。
「お願い、目を開けて」と、
エリンは狂ったように泣き叫び続けた。
__________
防犯カメラの映像も消したし、
車載カメラのカードも抜いた。
安堵の表情を浮かべるチン社長に、
殺し屋が、
別の人間も殺したことを告げ、
車のナンバーを記したメモを渡す。
__________
健康だった夫が突然亡くなり、
エリンは解剖を求めたが、
不整脈があったことを理由に、
医師は心臓麻痺の可能性が高いと告げた。
__________
ムン室長が亡くなったことを、
ニュース番組で知ったボン。
外傷が見つからないことから、
心臓麻痺だと断定されていた。
殺し屋のターゲットは、
国家安保室長だった。
理由は?
__________
NIS(国家情報院)。
要員のユ・ジヨンが、
院長のシム・ウチョルに「徹底的に捜査を」と叫んでいる。
戦闘機の導入に反対していた室長が死んで、
一番喜んでいるのは、
戦闘機業者のルーカス・コンだと、
彼女は院長に訴えた。
心臓麻痺ではなく、
殺されたのだと考えるジヨンに、
院長は、
具体的な状況証拠が一つでもあれば、
主張を考慮すると答えた。
__________
院長の部屋を出ると、
ジヨンはクォン・ヨンシル次長に声をかけられた。
ジヨンは彼女が好きではないようだ。
__________
ジヨンが同じく要員のダ・ドウの部屋に行くと、
ドウは、
ジヨンと次長の会話の内容に触れてきた。
ハッカーの彼にとって、
盗聴などお手の物。
ジヨンはドウからもらったハートのシールを携帯電話に貼っていたが、
実はそれこそが盗聴器だった。
__________
ボンがムン室長の葬儀会場にやってきた。
人々の会話から、
彼が戦闘機の導入に反対していたことなどを知る。
__________
ふと聞き覚えのある泣き声に足を止めると、
そこにいたのはエリンだった。
憔悴しきった様子のエリンを見ながら、
ボンは、
彼女の夫が亡くなったことを知った。
__________
サンリョルが、
エリンの双子と、
自分の息子を公園で遊ばせている。
息子をトイレに連れて行ったわずかな間に、
例の殺し屋が、
双子に近づいていった。
__________
次長が葬儀会場にやってきた。
目の前を通り過ぎたボンに気づき、
「テリウス?」とつぶやく。
捕まえるよう指示を出すと、
一緒にいた男たちが一斉にボンを追いかけた。
逃げるボン。
次長はドウに、
ミョンイン大学病院の防犯カメラ映像とアクセスするよう指示する。
そして、そこを通った男が、
コードネーム「テリウス」か照合するよう命じた。
キム・ボン。
NIS要員。
彼がテリウスであることが証明された。
ヨジンが驚いたように、
画面を見つめている。
__________
トイレから戻ったサンリョルは、
公園に双子の姿がなくなっていることに気づき、
血相を変えながら、
葬儀場のエリンに知らせた。
呆然とするエリン。
__________
↑↑↑
……と、まあこんなふうに物語は始まっていくわけです。
確信に触れない程度に、
少しだけネタバレさせていただきますが、
ボンは3年前、
ポーランドである作戦に失敗し、
北の物理学者だった恋人(コードネーム:キャンディ)を殺されてしまいます。
冒頭にボンが見た夢がまさにそれ。
(てか、キャンディとテリウスだなんて、
昭和生まれにはたまらん響き(笑))
NIS(国家情報院)のクァン・ヨンシル次長は、
ボンが裏切り者だと思い、
姿を隠しているボンを探しているし、
ボンもまた1人で、
事件の黒幕を密かに追い続けてきたんですね。
あの時恋人を撃った男。
それがチン社長と通じていたあの殺し屋で。
ボンは、
エリンの子どもたちを誘拐しようとしたのがあの男だと知り、
なぜ?となるわけです。
一方、夫を突然失ったエリンは、
不採用になったはずのJインターナショナルから、
チン社長の秘書として採用されることになり、
双子を見てくれる人が必要になるんですね。
エリン家族を殺し屋から守りたい+殺し屋が双子を狙った理由を探りたい
(それがひいては、3年前の事件に結びつくかもしれないから)
……というボンの思いと、
子どもたちを預かってくれる人が欲しい
……というエリンの思いが合致して、
ボンは、
双子のベビーシッターになるんです。
無表情で無口なボンなのに、
その内面の優しさが読み取れるかのように、
ボンのことが大好きになる双子たち。
無邪気な2人に、
あんなことやこんなことをやらされるジソブさんに、
にやにやが止まりませんでした(笑)↓↓↓
血生臭くなりがちなサスペンスが、
かわいい双子たちのおかげで、
ちょいちょいほっこりほのぼのムードに。
ただ、この双子ちゃんたち、
ボンに会えないときは、
会いたがって大変だったのに、
パパに会いたいとは全く言わなかったのが、
ちょっぴり切なかったな……。
そう、時々忘れそうになるんだけど、
そもそもエリンは夫を亡くしたばかりの身。
なので、早々にボンとエリンがお互いをそういう目で見始めちゃうと、
さすがに共感しづらいというか、
興ざめなわけですよ。
そういう意味で、
今回の2人の関係性は、
その距離感といい、
スピード感といい、
まさに「ちょうどええ」って感じでした。
↑↑↑
エリン役のチョン・インソンちゃん。
めっちゃかわいかったな。
子役出身だけあって、
演技力も高く、
周りのみんながほっとけない愛されキャラ エリンそのものでした。
ちなみに。
片思いのベクトルは、
ほかにもジヨンからボンに向けられ、
↑↑↑
ジヨンにはドウから向けられ。
↑↑↑
残念ながら、
みんな一方通行。
これがどう変わっていくかも見どころの一つです。
あとね。
いい味出してるのがこの人たち↓↓↓
なんてったってウナさん率いる「KIS」は、
国家情報院も舌を巻くほどの情報収集能力を持っていて、
本物のスパイ顔負けだったりするから笑えます。
また、この3人+エリンが思いかげない形で、
ボンたちの捜査に絡んだり巻き込まれたりして、
それが黒幕にたどり着く大事な要素になっていくのが面白い(笑)
とにかく。
Jインターナショナルのチン社長は何者なのか?
(ソン・ホジュンくんは、
正統派のイケメンくん♡)
信じられる人は誰?
この人は敵?味方?
黒幕は一体誰?
その答えは、
ぜひとも本編でご確認くださいませ。
いや、まじでジソブさん、
かっこいいから♡
ラストの画像は、
双子たちも大好きな「お鼻」で(笑)
↓↓↓
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公式サイトより動画キャプチャと、
画像をお借りいたしました。
感謝!
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ランキングに参加しています。
お帰りの際は応援ポチポチよろしくお願いいたします↓↓↓
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