元カレは天才詐欺師~38師機動隊~|第5話 あらすじ&感想

元カレは天才詐欺師~38師機動隊~

【主な登場人物】

ヤン・ジョンド:天才詐欺師/ソ・イングク

ペク・ソンイル:市庁税金徴収3課課長/マ・ドンソク

チョン・ソンヒ:ソンイルの部下/スヨン(少女時代)

ノ・バンシル:38師機動隊、財布/ソン・オクスク

チャン・ハクチュ:38師機動隊、飛ばし/ホ・ジェホ

チョン・ジャワン:38師機動隊、キーボード/コ・ギュピル

チョ・ミジュ:38師機動隊、花/イ・ソンビン

チョン・ガプス:市長/アン・ネサン

サ・ジェソン:刑事/チョン・インギ

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第5話

突然突っ込んできたトラック。
ジョンドは激しく頭をぶつけ、頭から血を流した。

過去の記憶がぼんやりとジョンドの脳裏に甦る。
テレアポのバイトをしたいとソンヒがやってきた。
ミジュが契約書の説明を始めたが、ジョンドはミジュにお茶を頼み、その隙に「ここは勧めない」とソンヒに助言する。
時給はいいけど、辞めようと思ってる、と。

事故現場には人だかりができ、みんな心配そうに2人の運転手を見守っている。
ジョンドはふらふらだったが、必死に立ち上がり、別の車に乗り換えた。

懲戒委員会が3日に決定した。
ソンヒからの電話を無視するソンイル。

華城へと向かう道は思いの外すいていて、このままでは1時間で着いてしまいそうだ。
ソンイルがジョンドに連絡すると、時間を稼ぐようにと返信が来た。
時間を稼ぐ方法を必死に考えるソンイル。
とりあえずトイレに寄ってもらい、刑事のドクペに電話してヘルプを求めた。

ドクペはジンソクの車を盗難車だとウソの指令を出す。
すぐにジンソクの車は発見され、停車するようにと指示される。
自分の車だと主張するジンソク。
が、盗難車の届けが出ている以上、身分証の提示などをしてもらわなければいけない。
ジンソクが足止めを食らっている中、ジョンドが無事彼らの脇を通り過ぎて行った。
到着したドクペがナンバーの間違えだったとジンソクに謝罪した。

バンシルがキム専務の面会に。
ハンミ流通の合併の件を伝える。
バンシルがジョンドの作戦から手を引いたことをすでに知っていたキム専務。
ジョンドがワン会長を救ったという話がどうにも信じられずにいるバンシルに、キム専務は紛れもない事実であること、二度も救ったことを伝えた。

ジョンドが華城市庁に到着した。
トイレで血を洗い流し、着替え、素早く行動を開始する。
まず、自分がなりすます都市開発係長に電話をかけ、車の移動を依頼。
席を外した係長の席に向かって歩きながら、何気なくその課の職員たちの名前やデスクの上にあるものなどをチェックした。
ジョンドは係長の席の辺りに立ちながら、デスクにあったものをヒントに職員たちと会話をする。
みんな誰だろうと思いつつも、名前を呼ばれ、実際自分に関係のあることで話しかけられるので、それほど警戒せずに返事をしてしまうんでしょうね(笑)
このテクニックはさすがです。

到着したソンイルとジンソクの目には、部下に仕事を指示する係長の姿にしか見えなかった。
すっかり信じたジンソク。
職員に聞かれたらまずいから場所を変えて話をしましょうと言うジョンドの言葉に何の疑いも持たず、ジンソクは市庁を出た。
本当に儲かるのかと確認したジンソクにジョンドは、「確実にカネを増やしたいなら銀行に預けた方がいいですよ」と言い、手数料を10%出してくれる人を探そうとソンイルに言った。
ほかにも希望者は大勢いるのだと強気な態度を見せたジョンドをジンソクは気に入り、カネを出す覚悟を決めた。
40億だと言うジョンド。

ソンヒがアン局長にジンソクの件は諦めると言いに行く。
課長は賄賂を受け取るような人ではない、助けたい、と。
が、局長は懲戒委員会で解雇されるからジンソクの件も好きにしていいととりつく島もなかった。

そんなソンヒに2課のカン課長がソンイルを助ける方法があると持ちかけてきた。
ジンソクは2課が以前担当していたパン・ピルギュとつながっていること、彼が組むのはウヒャングループのチェ・チョル会長であることを伝える。
チェ会長の滞納額は1000億、パン・ピルギュの滞納額は500億。
カン課長はピルギュを上げればソンイルを助けることができると言うのだ。
方法は俺に任せておけ、と。

ジンソクがジョンドを信用し、土地を買うことを決めたので、ソンイルはほっと一息ついていたが、実はまだ彼がやるべきことは残っていった。
ジンソクはこれから買う土地の地積図を検索するはず。
ジャワンが今、偽の地積図を作っているので、作業が終わるまでソンイルは時間を稼がなければいけないのだ。
ソンイルはとりあえずジンソクを食事に誘った。

ミジュとジャワンはジンソクの会社のパソコンを細工しに、市庁の管理課だと偽って会社を訪問。
が、このビルの視察は先日終わったと言われてしまう。
ゴリ押しすれば怪しまれるので、ミジュはあっさり退散した。
一方、自宅のパソコンはハクチュが無事細工を終えた。

ジンソクが会社のパソコンを使って調べたら、一発で土地に価値がないことがバレてしまう。
ジョンドが頭を抱えていると、ソンイルがあることを思いつく。
国税庁の課長に今すぐ家宅捜索をするようにと連絡したのだ。
ジンソクの会社にやってきた国税庁の人間とすったもんだしている隙に、ジョンドが何食わぬ顔で社内に忍び込み、無事パソコンの細工を完了した。

のろのろと無駄な動きを加えながら食事をし、時間稼ぎをしていたソンイルだったが、その任務も無事終了。
ジンソクは会社からの連絡を受け、急いで会社へ戻っていった。

次の作戦をジョンドが指示する。
ハクチュは仲介業者の役。
ミジュは劇団で破格のお金を配り、地主になりすましてもらう役者を揃えた。
早速ジンソクを騙すための芝居が始まった。
公示価格よりだいぶ上乗せしてようやく地主たちが土地を売ってくれることになったが、その後再開発の話が地主たちの耳に入り、彼らは再び売り渋り始めた。
揺さぶりをかけながら金額を上げていく。
かなりつり上げてから、ようやく地主たちは土地を売ってくれた。
その様子を刑事のジェソンが全部見ていた。

いよいよあさって12時にジンソクと契約を交わすことになった。
判を押すまで油断するなとジョンドがハクチュに言う。
ハクチュが「あの件は?」「もう済んでる」「2億入れておいたから、後で埋め合わせてくれよ」などと会話しているところへソンイルが登場。
突然やってきて「誰の話をしてる?」と聞いたソンイルに「ジンソクの話だ」と答えていたけれど、何だかごまかしている感じです。
特にハクチュはすごく慌ててたみたい。
何だろう。

市庁で荷物整理をしているソンイルにソンヒが「解雇だと決まったわけじゃないのに」と言う。
悔しくないんですか?
ソンイルは「生き残ろうとあがくのは辛い。卑屈になりたくない」と答えた。

ソンヒがカン課長に電話をかけ、先日の話をやってみると申し出た。

ソンイルの家に刑事が来た。
ジェソンは不敵な笑みを浮かべ、ソンイルを連行した。

ハクチュが捕まり、契約書が刑事の手に渡る。
ミジュもジャワンも捕まった。

契約書を持って刑事がジョンドに家にやってきた。
仲間はみんな留置所にぶち込んだ。
おまえももう逃げられないぞと刑事が言う。
仲間の拘束時間は48時間。
契約は明日。
つまり、ジンソクと契約をしに行けるのはジョンドしかいない。
刑事はジンソクが判を押した瞬間に逮捕してやると宣言した。
ここまで追い詰めれば観念するだろうと思っていた刑事。
それに反し、ジョンドは「分かりました。契約にしに行きます」と答えた。
刑事の顔色がみるみる変わる。
ジョンドは「捕まえてみてよ、逃げ切るから」とさらに刑事を挑発した。

第5話の感想

いやー、めちゃめちゃ面白いです、このドラマ。
トラックが突っ込んできたときにはもう打つ手なしと思ったけれど、そこから見事復活したジョンド。
その後の騙しのテクはまあ見事なものでした。
完璧な連係プレイと詐欺師たちの演技力の素晴らしさにはほれぼれしちゃいます。
てか、実際こんな騙し方されて大金を奪われたら、もう人間不信になって、その先まともに生きていける気がしないけどね(笑)
今回は悪人相手に成敗してるんだから、良しとしましょう。

さ、いよいよジンソクとの契約。
刑事が手ぐすね引いて待つ中、ジョンドは本当に逃げ切れるのか?
楽しみです。

ではでは。
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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