第62話
テウンがナウンの母親の元を訪れる。
母はナウンがタムナにいるはずだから探してほしいと言う。
大金が入ったらタムナで暮らそうと話していたのだと。
死んだと思っていたナウンが実はタムナにいるかもしれないと思い、喜ぶテウン。
が、トリムはナウンが喜楽殿から出るのを見た者がいないので、タムナには行ってないだろうと言う。
テウンはもう我慢ならず王様に直訴する。
大事な弟子が死んだが、へ佐平はそのことについて調べるなと言っているのだと。
すると、王様は「ナウンのことか?」と答える。
驚くテウンにへ佐平が「今までつらい思いをさせてすまなかった」と言う。
へ佐平はテウンが申し出る前に、ナウンのことを王様に話していた。
スベクヒャンが現れたときから怪しいと感じ、ピムンをつけていたこと。
しかも、最近になってそのピムンが失踪したこと。
彼女は失踪する前、王女の秘密をつかんだと言っていたこと……。
テウンは、ナウンがもうすぐ大金が入ると母に話していたことを王様に伝える。
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スベクヒャンを呼びナウンのことを聞く王様。
すると、スベクヒャンは顔色一つ変えずに、ナウンは王宮の財産を盗んで逃走したのだと答える。
大事な侍女がいなくなったので王妃に言い、調べてもらったのだと。
それ以上は何も言えない武寧王。
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へ佐平がまた自分を窮地に追い込んだと憤慨するスベクヒャン。
ヨン達率に以前へ佐平を黙らせたときの方法を教えてほしいと頼む。
すると、証拠もないし、自分の推測でしかないがと言いながら、あることを耳打ちする。
20年前にペク・カが東城王を暗殺したとき、それをへ佐平が扇動したのではないかと疑っている件ですよね。
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王妃に王女の母の無実の罪を晴らしたいと言うソルラン。
王妃はとても喜ぶ。
王女の母チェファは、王妃の夫である武寧王が愛した女人なのに、なぜそんなに寛大でいられるのかとソルランは王妃の優しさと器の大きさに感動する。
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スベクヒャンの元にある人物が呼ばれてやってくる。
なんとマックムだった。
スベクヒャンはへ佐平を陥れるためマックムを利用しようとしていた。
スベクヒャンは自分がチェファと王様の娘であると嘘をつき、マックムはそれを信じる。
チェファをさらったクチョンとチェファの間には自分の妹も生まれたが、家族は自分以外みんな死んでしまったと嘘を並べる。
チェファお嬢さまが亡くなったと知り、嘆き悲しむマックム。
そんなマックムに家族を殺したのはへ佐平であることをほのめかし、へ佐平の娘が王妃であると伝える。
そこへ、チェファの無実の罪を晴らそうとしていることを大急ぎで知らせに来た王妃。
スベクヒャンはさも母のことを侮辱したかのように話をすり替え、母のことでいつも虐げられている風に装う。
へ佐平と王妃のいじめに耐える健気な王女を演じ、すっかり信じ込むマックム。
さらに先日マックムの元を訪れたソルランは王妃の右腕だと話す。
周りは敵だらけだと嘆くスベクヒャンのために、何とかお助けしたいと申し出るマックム。
スベクヒャンはヨン達率と引き合わせ、あることを企てる。
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王様が民の原情文を審理する日がやってきた。
そこへマックムが現れる。
王様に「昔、謀反人の使用人でありながら逃亡を。その罰を受けます」と申し出る。
「私の口を封じ、王様を騙すため、私を逃亡させた者も一緒に罰してください」と。
顔色が変わるへ佐平。
「ペク・カは謀反を企てたが、1人ではなかった。背後で扇動した者がいるのです」と言うマックム。
そして、それはへ佐平だと訴えた。
王様は激怒し、マックムは捕らえられる。
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牢獄のマックムの元を訪れるソルラン。
でも、スベクヒャンから王妃の手下だとそそのかされているので、ソルランの言葉には耳も貸さない。
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ソルヒを呼び、ヨン達率は以前から王様がペク・カの暗殺をそそのかしたと疑っている。
つまり、へ佐平の罪が事実となれば、王様への疑いがさらに強くなるということ。
ソルヒのせいで王様や太子様が危険な目に遭うかもしれない。
ソルランはついにソルヒを「あんたを引きずり下ろす」と宣告した。
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まんまと騙され、踊らされたマックム。
ソルヒのせいでへ佐平と王様の関係に亀裂が生じることもやむを得ないようです。
ソルヒは自分の保身のためなら、王様でさえ危険にさらす。
そういうところが本当に嫌いです。
あー。
早くソルランが本物の王女だとばれてほしいわ。
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