第36話 母の嘆き
ユンチャンのことが全く分からなくなってしまったウンソン。
ウンソンを見つけて近づいてくるユンチャン。
顔色の悪いウンソンを心配して触れようとしたユンチャンを、さっとかわすウンソン。
いつもと様子が違うことを察するユンチャン。
ウンソンは兄貴は暴力的な人なのかと質問する。
ユンチャンは何が聞きたいのかはっきり言ってくれと答えるが、ウンソンはまた今度話そうと言い、去って行く。
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ファンソのこと、ラヒのこと、兄貴のこと。
何からどうやって解決したらいいのか途方に暮れるウンソン。
ウンソンを心配する母と姉にも悩みを隠し、1人で何もかもを背負っている。
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AJが民事再生を申し立てたことがチャン会長の耳に入り、マスコミにも報道される。
可能性は低いが、ソル会長のことを調べるようにキム秘書に依頼するウンソン。
調べた結果、SSグループの資料に怪しい点はなかったが、証券街ではSSがKPフードをファンソと同じ手口で襲ったという噂があるらしい。
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ラゴンがソル会長の秘書とAJの人間が一緒にいるところを目撃し、両者がつながっていることを知る。
早速家族に報告する。
チョンランたちはおじいさまが知ったら大変なことになると慌てるが、ラヒはSSとファンソと両方手に入れるチャンスだと強気の姿勢。
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ドヒョンがファンソを助けてもらうため父に会いに来る。
秘書が来客中だと言うのも聞かず、勝手に部屋に入ると、そこには父とウンソンがいた。
部屋を出るドヒョン。
ウンソンはAJを操っているのはソル会長なのかと単刀直入に聞く。
同じ手口で攻撃された会社の人間から聞いた内容を伝え、SSが敵でないならどうぞ援助をしてくださいと言う。
民事再生の申し立ての取り下げを依頼するウンソンは、三者協議を行うと言う。
AJの実態が分からないのにどうやって呼び出すのかと聞くソル会長に、
もし呼び出せたら、助けてくれると約束してくださいと強い口調で迫るウンソン。
あくまでも白を切るソル会長だったが、疑惑を晴らすためにもウンソンと約束するしかない。
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ドヒョンが父と何の話をしたのかと聞いてくる。
はぐらかすウンソンにドヒョンは自分も父に助けてもらうよう頼んだと言う。
ウンソンは助けてくれないと思うと答える。
ドヒョンは最近のウンソンの態度に腹を立てていた。
自分に気がないのは分かった。
でも、冷たすぎる。
普通に接してくれるだけでいいのに。
ウンソンが気持ちを隠して、必死に遠ざけようとしていることが分からないドヒョンは、苦しい胸の内をぶつける。
ウンソンは受け入れようとせず、ドヒョンを突き飛ばして去り、1人泣いていた。
そんなウンソンを物陰から見ているラヒ。
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ヒョソンがキム秘書にチョンランたちが旅館を出たことを伝える。
カードや通帳も返されたので、お金の出所が気になる。
キム秘書は早速チョンランたちを訪ね、ソウルを出るという約束はどうなったのかと質問する。
つぶれそうな会社のために尽くしている自分をバカだと思わないかと暴言を吐くチョンランたち。
ぐっと耐えるキム秘書。
何かを企んでいるようだとヒョソンに報告し、資金ルートを探ると言う。
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ラヒがヒョソンを呼び出す。
ウンソンの秘密を知ったことをほのめかし、
ウンソンが「母さんは悪くない、自分で決めたことだ」と言い張ったことを伝える。
必死に許しを請うヒョソン。
そんなヒョソンに、ウンソンを助けたければ、ウンソンとドヒョンを引き離してと言うラヒ。
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ウンソンがラヒに脅されていたことをハミョンに伝える母。
2人はウンソンの苦しみを思い、胸を痛めて泣く。
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ファンソが民事再生を申し立てられたと知る社員たち。
ラゴンがチャン会長を訪ね、この危機的状況は待令熟手のせいだと言い、僕がAJに掛け合うと申し出る。
金儲けのために人の会社を攻撃する者と交渉する気はないと声を荒らげる。
さっさと出ていけと怒鳴られるラゴン。
ウンソンはラゴンがAJと接触したのではと考える。
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ラヒに会ったことをウンソンに伝えるヒョソン。
1人で苦しませてしまったことを謝る母。
姉は弟がどんなに辛かったかを想像して涙が止まらない。
このまま不安を抱えていないで、おじいさまにすべて話そうと言うヒョソン。
が、ウンソンはそれを断る。
この状況の中、おじいさまは僕だけが心の支え。
今の僕は時限爆弾だけど、いつそのときが来ようとも後悔しないために自分の仕事をするよと言う。
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ウンソンが寮に戻るとラヒが来ていた。
部屋に入るとドヒョンが追いかけてきて、助けになる人を紹介したいと言う。
ウンソンはそれを断り、ラヒ姉さんを待たせるなと部屋から追い出す。
そんなウンソンにラヒが激怒。
これじゃあ逆効果。
もっとうまくやりなさい。
が、今日のウンソンは昨日までのウンソンと違う。
母さんを苦しめるなと頼んだはずなのに、母さんに話してしまったラヒを責める。
約束を破るなら、僕もドヒョンに女だと明かして付き合うぞと言う。
すべて失ったら、姉さんを攻撃するかも。
それが嫌なら行動を慎め。
僕の家族に手を出すな。
そんなウンソンの反撃に何も言い返せないラヒだった。
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ユンチャンが民事再生を切り抜ける方法を考えたと言って、資料を持ってくる。
なぜ僕を助けるのか理由を教えてくれと言うウンソン。
今の僕は誰が敵で誰が味方か分からない。
兄貴に対する疑いを晴らしてくれ。
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ウンソンは公開調査をすると発表する。
新聞の全面広告にてその旨を知らせ、テレビカメラの前で記者会見を行う。
攻撃しているAJインベストメントの情報を募ります。
実態を知る方はご連絡ください。
400年続くファンソ醤油を助けてくださいと訴えるウンソン。
そして、必ずファンソを救ってみせますと力強く宣言した。
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ユンチャンがドヒョンを呼び出し、おまえならウンソンを助けられると言う。
ウンソンが表に出そうとしているのは、おまえの父親だ。
その言葉に驚き、どういう意味だ?と聞くドヒョン。
ファンソを攻撃してるのはおまえの父親だ。
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ソル会長に真実を確かめにやってきたドヒョン。
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ついに父の裏の顔を知ったドヒョンです。
自分のウンソンへの気持ちを知っていながら、こんなことをしていた父に大きな不信感を抱くでしょうね。
ソル会長はどう取り繕うのでしょうか?
そして、公開調査。
国民に愛されているファンソを攻撃していたのがソル会長だと知られたら、ソル会長のダメージは相当なもの。
若造だと思ってなめていたウンソンに思いがけず追い詰められてしまったソル会長です。
さあ、どうなる?
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