登場人物
ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
キム・ジャジョム:チョン・ソンモ
ナム・ヒョク:チョン・テス
第13話 仕組まれた出産
ヤムジョンが産んだ子どもはまたしても娘だった。
早く捨ててきてと叫ぶヤムジョン。
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ヒョンイクは必死に息子を探すが、産まれたのは娘ばかり。
ジャジョムの腹心が今日中に息子を手に入れるのだと迫る。
残された夫婦はあと1組。
が、今日は産まれてきそうにない。
ジャジョムの腹心が腹から取り出せと言って剣を渡す。
子どもは助かるが母親は死んでしまうと言い泣いて拒むヒョンイク。
腹心が夫の方を殺す。
やるしかないと覚悟を決め、ヒョンイクは母親の腹を切る。
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産まれた娘をジャジョムの元へ連れてきたソクチョル。
ジャジョムは娘の身分を隠しておまえが育てろと言う。
情けをかけるのではなく、ヤムジョンの弱みを握るのだと。
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腹の中から出てきたのは男の子。
王様の耳に、ヤムジョンが王子を産んだとの連絡が入り、王様は大喜びする。
ヒョンイクが赤ちゃんを抱いて家に入ったのを見ていた医女。
(イ淑媛に頼まれて見張っていました)
女官が赤子をすり替えたのだ言う。
が、イ淑媛は王様に言いたくても証拠がないと言う。
ならば、実の子を探し出そうということになる。
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パク・ファンが帰国し、世子が捕らえられたことを王様に伝える。
清は釈放の条件として、王様が瀋陽に赴き謝罪することを求めていた。
怒り出す王様。
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投獄されている世子が、ポンニム大君から、釈放の条件に王様の謝罪を提案したのが嬪宮だと聞かされる。
ほかに方法がないのだと訴えるポンニム大君。
世子は父をかばい、嬪宮に勝手なまねをしたら、私はここで舌をかんで果てると伝えるようにと言う。
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嬪宮はポンニム大君に、王様がイムの投降を知らなかったはずがないと言う。
イムが投降すれば世子様がどうなるかも。
世子様をいけにえにしたのだ。
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産まれた王子をかわいがる王様。
ジャジョムは幸せそうな王様を見ていると感激の涙が止まらないと言い、涙を拭う。
王様はヤムジョンの官位を昭媛から昭容に引き上げ、大殿から一番近い所へ住まいを移すようにと指示する。
どうせなら嬪にしてくださいとおねだりするヤムジョン。
が、王様に昭容で十分だとたしなめられてしまう。
ジャジョムへのご褒美は兵判への任命。
念願が叶い大喜びする。
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そんなジャジョムにキム・インが声をかける。
兵判への昇進は王様の意向ではないと。
イムが投降した罪を清は王様に問うている。
その罪を私に着せるおつもりか?とジャジョム。
兵判に任じられた理由はキム昭容様にお聞きくださいと言うキム・イン。
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もう1人息子を産めば、ヤムジョンを嬪に、ジャジョムを領議政にしてやると言う王様。
嬪止まりですか?
その上は?とヤムジョン。
王妃が生きている限り、それは無理だと言う王様。
ヤムジョンは、そこまでは望まないと笑い、大妃ならともかくと言う。
大妃になるのは、世孫を産んだ嬪宮だと王様。
ヤムジョンは、私の息子を王にしてくださる約束では?
そんな約束をしたか?ととぼける王様。
ヤムジョンは、今の王様にとって頼れるのは私と父だけだと言う。
民の心は離れ、世子は清につき、重臣たちの中に王様の代わりに清へ謝罪に行こうとする者などいないと。
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キム・インに、今後私の許しなく王様に近づく女は容赦しないと警告するヤムジョン。
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ジャジョムがヤムジョンに兵判に推した理由を聞く。
世子が戻る前に、何としてでも王様と世子の仲を裂かなくてはとヤムジョン。
疑心をあおって大きくしてこそ、私の息子を王様にできるのです。
息子を王にして天下を掌握するのがお父様のお望みでは?
だから、清へ行き、世子夫妻に王様が生きている間は帰国できないと何度も言い、親子が骨肉の争いを起こすように仕向けるのだと。
私を操るつもりかと不服そうなジャジョム。
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清へやってきたジャジョム。
世子が釈放される。
ジャジョムが投獄される。
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嬪宮は広大な土地を見下ろしながら世子に言う。
今までこの地で上げた収穫で多くの朝鮮人奴隷を解放してきた。
が、王様は世子様を称えるどころか、嫉妬し疑いの目を向けている。
新しい国をお作りになるべきです。
民が平和に暮らせる若くて豊かな強大国を。
世子様の国。
民を救う唯一の道です。
王様は世子様を捨てました。
国と民を捨てたように。
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ヒョンイクは長年の夢が叶い、内医院に入り浮かれていたが、与えられた仕事は便の検査役だった。
ヤムジョンは慶徳宮の水剌間なら便の検査役よりマシよと言う。
うまくやり終えたら、主簿に昇格させてあげると。
慶徳宮といえば、王妃が幽閉されているところ。
そこの水剌間(食事を作るところ)へ行けということは、また何か良からぬことをやらされるということ。
ヒョンイクは恐ろしいことばかり依頼されることに肝を冷やし、便の検査役で我慢すると訴えるが、ヤムジョンはあの手この手で強引に引き受けさせる。
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ヤムジョンは母に言う。
ジャジョムの操り人形では終わりたくないのだと。
ヒョクが目の前で死んだとき、私も死んだ。
だからもう失うものは何もない。
何としてでも世の中をひっくり返してみせる。
そうすればあの人も成就できるでしょう?
王妃はもうすぐ19歳。
幽閉が解けないよう手を打たなければ。
ジャジョムが戻るのは早くて3年後。
それまでに王妃を破滅させ、王妃の座を奪わねば。
そうすれば、私がジャジョムを操れる。
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ジャジョムがヤムジョンにしてやられました。
策士としての腕はヤムジョンの方が上のようです。
恐ろしい女だわ。
今後ますます妖婦ぶりを発揮していくことでしょう。
嬪宮といい、ヤムジョンといい、女は肝の据わり方が違いますね。
そろそろ王妃も何か行動を開始するのかな。
ヤムジョンと好対照な王妃。
きっとやられっぱなしではないのでしょう。
興味津々。
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