登場人物
ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ボンニム大君:キム・ジュヨン
ナム・ヒョク:チョン・テス
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
第22話 代理聴政
清の通訳チョン・ミョンスに激怒する仁祖。
仁祖は、三田渡の屈辱を晴らすまでは王位を譲るつもりがないと泣き叫ぶ。
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王妃の指示でイ淑媛の様子を見に行ったチョン尚宮。
が、イ淑媛はキム昭容を恐れているようで、昭容の悪行を暴露することを拒否。
チョン尚宮は、ヤムジョンが赤子がすり替えたのなら、産んだ娘がどこかにいるはずだと言う。
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チョン尚宮がイ淑媛を訪ねたことを知ったヤムジョンは激怒し、夜中に母を呼びつけ、怒鳴り散らす。
急いで娘を誰に預けたのか調べるよう指示する。
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チョ・ミョンスに会う嬪宮の兄。
嬪宮からポンニム大君に当てた手紙を預ける。
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王様と話をするヤムジョン。
ヤムジョンは世子に政事を任せるよう提案する。
譲位ではなく、代理聴政。
清に屈したと思われるとヤムジョンの言葉を遮るキム尚膳。
では、また侵攻されてもいいのかと言い返すヤムジョン。
ヤムジョンは王様に病で寝込んだことにして、その間だけ世子に政事を任せるように提案する。
それなら病が治ったときにいつでも代理聴政をやめることができると。
ほいほい提案に乗る仁祖。
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病で倒れた(ふりの)王様を見舞う王妃。
そこには王様を手厚く看病するヤムジョンの姿があった。
ヤムジョンに甘え、王妃が来たから戻ると言うヤムジョンを止め、おまえがいないと落ち着かぬとまで言う仁祖。
ヤムジョンが誇らしげな顔で王妃を見る。
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ヤムジョンが王様の看病をしていると知った嬪宮は、王様の身に何かがあっては大変だと言い、自ら看病をしに出かけていく。
それを聞きつけ、嬪宮が到着する時間目がけて、これ見よがしに王様の背中に薬を塗るヤムジョン。
肌をあらわにして、ヤムジョンに薬を塗らせる仁祖。
何もできずに戻ってくる嬪宮。
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キム・リュに代理聴政のことを話す仁祖。
ためらう世子に、譲位ではないのだから引き受けるようにと勧めるキム・リュ。
領議政とジャジョムにそのことを報告すると、ジャジョムはなぜ賛成したのかと責める。
キム・リュは、これが王様の本心のはずがないと言い、我々を騙しておられるときは騙されておけばいいのだと答える。
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嬪宮にお祝いの言葉を言うため王妃が訪れる。
席を替わろうとする嬪宮に、今日から嬪宮が王妃になったのでそのままでと笑う王妃。
王妃はヤムジョンに王様の看病は尚宮に任せるから休んでいいと言う。
が、王様のご意向だからそれはできないと答えるヤムジョン。
宮殿のしきたりだけではなく、王様のお気持ちを考えるべきだと泣いてみせるヤムジョンに、ほかの側室たちもうんざり顔。
任せるわと笑顔で言う嬪宮。
ヤムジョンは、味方をしてくれた嬪宮に、王様に世子様への譲位を強くお勧めしたとアピールする。
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嬪宮はヤムジョンを王様から遠ざけたくて、内命婦の権限を使い、ヤムジョンを追放するよう王妃に示唆する。
王妃はそれができることは分かっているが、なかなか難しいのだと答える。
私に任せなさいと言う王妃。
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王様に遠慮して代理聴政を行わない世子。
いちいち王様を通してから物事を決めようとするので、重臣たちはやりにくくて仕方がない。
重臣たちの助言も聞かず、あくまで父を守ろうと考えている世子。
世子は父の屈辱を晴らすため、清の風習を学んだのだと言う。
そして、清の態度を和らげるために100日だけ政事を執ると宣言する。
だからもう代理とか譲位という言葉を聞きたくありません。
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チョン尚宮が女官にイ淑媛からの合図が出ていないか確認するよう指示。
この女官はヤムジョンと通じている女官。
合図とは、イ淑媛が話す気になったら出すことになっているものだと知ったヤムジョンは、合図が出ていたら、先に知らせるようにと言う。
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ジャジョムを付け狙っていた黒ずくめの男が、屋敷に忍び込み、ジャジョムに斬りかかる。
その男はヒョクだった。
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世子の王様への思いをどうしても王様に伝えたいと言い、夜遅くやってきた領議政。
そこへ王妃。
まるで自分が王妃のような振る舞いを見せるヤムジョンに、席を外しなさいと王妃。
言うことを聞かないヤムジョンに、聞こえないの?と一喝する。
物静かな王妃の大声に誰もが驚く。
王妃は、王室のしきたりに従い、キム昭容の横暴を戒めますと王様に宣言する。
王妃の命令で、ヤムジョンが大殿からつまみ出される。
暴言を吐きながら連れて行かれるヤムジョンだった。
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王妃のやっていることは正しくて、ヤムジョンのやっていることが間違いですからね。
正そうとする王妃を恨んだり、陥れたりするのはお門違いというもの。
したたかで卑しいヤムジョンを王妃と嬪宮でバッサリ切ってほしいけど、愚王のせいでそうはならないんですよね。
仁祖ってホントに・・・(TωT)
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