花たちの戦い~宮廷残酷史~|26話 あらすじ&感想

kyuutei登場人物

ヤムジョン:キム・ヒョンジュ

仁祖(インジョ):イ・ドクファ

ソヒョン世子:チョン・ソンウン

嬪宮カン氏:ソン・ソンミ

ボンニム大君:キム・ジュヨン

ナム・ヒョク:チョン・テス

チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ

 

第26話 具申書に託された思い

ヒョンイクに世子殺害を持ちかけたヤムジョン。

ヒョンイクは必死に断るが、ヤムジョンはまるで王様が許可したことのようにほのめかす。

王様が知っているとなれば、断るわけにいかない。

ヒョンイクは泣く泣く承知する。

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世子に挨拶するポンニム大君。

嬪宮はポンニム大君にあれこれ愚痴り、世子が具申書を作ったにもかかわらず王様に渡せなかったことをポンニム大君が知る。

ポンニム大君はそのことを王様に伝える。

世子の具申書には清を討つと書いてあると。

興味を持つ王様。

ポンニム大君は世子がそんなことを書いていないことを知ってて、王様にそう伝えたようです。

もし書いていなかった場合、王様が世子へどれほど怒るか分かっていてやったということ。

くー。

嫌なヤツ。

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王様が具申書に興味を持ったと知り、大喜びで再び筆を執っていた世子だったが、またもや原因不明の高熱で気を失う。

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回復し、具申書を王様に見せる世子。

ヤムジョンは世子の体調を心配するフリで、ヒョンイクに鍼を打たせたらどうかと提案する。

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具申書を読む前、仁祖はキム内官に言う。

もしこの中に蛮族の魂が詰まっていたら、世子を殺さねばならぬ。

もし世子の考えが正しいなら、余は退かねばならぬ。

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世子は自分の命がそう長くないことを自覚していた。

自分が死んだら、ソクチョルが王になる。

嬪宮は大妃として国作りを支えてくれと言う。

世子様と一緒に新しい国を作りたいのだと泣く嬪宮。

二度と悲惨な歴史を繰り返してはならない。

それは世子の思いも同じだった。

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清が朝鮮侵攻に先立ち、王の意向を確かめるために使節を送ったので、都の警備を強化したと王様に言うジャジョム。

重臣たちも清の使節のことは知っているので、謀反も起こりかねない。

王様の不安を煽るジャジョム。

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仁祖がなかなか開けずにいた具申書をついに開く。

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一向に回復しない世子に世子が清からつれてきた天主教の宣教師たちが祈りに来る。

そこへ仁祖が現れ、弁髪の宣教師たちに不快感をあらわにする。

世子が理想とする身分の差のない国。

清が明に勝てたのは、貴賤の区別なくみんなが力を合わせたから。

その考えを完全否定し、激怒する仁祖。

屋敷の外にいた王妃、ポンニム大君、そしてヤムジョンが、仁祖の怒鳴り声を耳にする。

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あーあ。

やっぱりこうなりましたか。

所詮、仁祖には世子が目指す新しい国など理解できないのですよ。

ポンニム大君もかなり腹黒い男のようです。

正しいことを訴える人間がバカを見て、権力のある者にのっかる小賢しいヤツらが台頭するのってほんと腹立たしい構図ですよね。

王様が情けなくて見てられませんわ。

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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