登場人物
ヤムジョン:キム・ヒョンジュ
仁祖(インジョ):イ・ドクファ
ソヒョン世子:チョン・ソンウン
嬪宮カン氏:ソン・ソンミ
ボンニム大君:キム・ジュヨン
ナム・ヒョク:チョン・テス
チャンニョル王妃:コ・ウォンヒ
第27話 父子の決裂
具申書に清への恨みを晴らす方法が書かれていないと激怒する仁祖。
世子が天主教の教えを説いても、何を語っても、仁祖は恨みを晴らすことが最優先でないこの具申書が許せない。
怒り狂い、怒鳴り散らす仁祖。
嬪宮におまえが書かせたのだなと言い捨て、部屋を出て行く。
それでも、王様が会いに来てくれたこと、具申書を何度も読んでくれたことを喜ぶ世子。
嬪宮は健気な世子を泣きながら抱きしめる。
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ヤムジョンは仁祖に世子を操っているのは嬪宮だと言い、世子の病が治るまで嬪宮と離すべきだと言う。
鵜呑みにし、早速嬪宮を実家へ行くよう命じる仁祖。
嬪宮は子どもを連れて行きたいと申し出るが、それも叶わない。
世子の嬪宮を止める泣き声、子どもたちの泣き声に胸が張り裂けそうな思いで宮殿を出る嬪宮。
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嬪宮はソクチョルに世子を守るように言い残した。
が、そのことをヤムジョンが尾ひれをつけて王様に報告する。
世子は毒殺されるかもしれないから世子のそばを離れてはいけないとか、さらには世子が亡くなったら、父親の敵を討てと言ったなど大嘘を吹き込む。
信じる仁祖。
しかも、嬪宮の廃位まで勧め、言葉巧みに世子の廃位を仁祖に言わせる。
清の使節団がもうする来る今、世子を廃位するなんてとてもできない。
ならば、到着する前に決断をするようにと煽るヤムジョン。
殺すしかないと思わせているようです。
そこへジャジョムがやってきて、チョン・ミョンス(清の通訳)が持ってきたドルゴンの親書には世子への譲位以上のことが書いてあるかもしれないと言う。
王様を不安にさせる小芝居を打つヤムジョンとジャジョム。
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世子はふらふらの体で、王様に嬪宮の誤解を解きに行こうとするがキム内官に止められる。
世子は自ら廃位して、嬪宮と2人瀋陽で暮らすとまで言ったが、王位に就く日が来るまで辛抱するのだとキム内官が泣きながら諭す。
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ジャジョムがヒョンイクを呼び、世子を回復させるために鍼を打つよう言う。
まずは信頼を得ることが先。
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ポンニム大君に世子への譲位について意見を聞く仁祖。
子の道理に反するが、王様の望みなら世子様もやむを得ず承諾するだろうと答えるポンニム大君。
ヤムジョンは反対だとはっきり言えばいいと煽るが、ポンニム大君は態度をはっきりと表しはしなかった。
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三男のインピョン大君に、いずれ何かが起きるだろうが、まずは生き延びる策を探るように言うポンニム大君。
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ヒョンイクの鍼で体が楽になったと喜ぶ世子。
ヒョンイクは信頼を得ることに成功した。
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チョン・ミョンスが仁祖の元を訪れ、親書には、仁祖に北京で皇帝陛下に謝罪するよう書かれていると伝える。
明に勝利した清への祝辞がなかったことを皇帝陛下が激怒しているとのこと。
再び三田渡の屈辱のようなことをやらされるのかと怒りに震える仁祖。
チョン・ミョンスとジャジョムが手を組んでいる様子です。
ヤムジョンは王様に、生きる道はただ1つ。
息子はまたもうければいいと言う。
仁祖が下がれと怒鳴るがひるむことなく食い下がるヤムジョン。
まずは、私を殺してくださいと叫ぶ。
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王妃もすっかり影が薄くなり、台頭するヤムジョンにがつんと言う人がまるでいない今日この頃。
王様はヤムジョンとジャジョムの言うことに惑わされ、操られ、正しいことを見極める目など完全に失ってしまったようです。
恨みを晴らすことを望むだけの愚王。
やっぱり正義が勝つストーリーじゃないと、見ていてすかっとしないですねー。
もやもやイライラするばかり。
正直、ギブアップ寸前ですぅ(TωT)
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