上流社会|第6話 あらすじ&感想

jrsk14上流社会

SBS 全16話 2015年

演出:チェ・ヨンフン

脚本:ハ・ミョンヒ

出演:ユイ(AFTERSCHOOL) ソンジュン キム・ヒョンシク(ZE:A) イム・ジヨンほか

最高視聴率:10.1%

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【主な登場人物】

チャン・ユナ(テジングループ 末娘)/ユイ(AFTERSCHOOL)
チェ・ジュンギ(ユミンデパート 代理)/ソンジュン
ユ・チャンス(ユミンデパート 本部長)/パク・ヒョンシク(ZE:A)
イ・ジイ(ユナの親友)/イム・ジヨン
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第6話

会長がユナ母を呼び、ユナを会社で働かせると告げる。
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朝食のときになって、ユナがいないことに家族が気づく。
友達の家に泊まったとホン執事に伝えるユナ。

が、ユナはそれよりジュンギがいないことが気になる。
ジュンギはいつものようにサイクリングで汗を流したあと、友達の記者に会っていた。
テジングループ会長の娘がアルバイトをしているというネタを提供するジュンギ。

な、なんなのコイツ!
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ユナが心配して電話をかける。
ジュンギが帰宅すると、ユナが朝食を作ってくれていた。

ジュンギの背中から抱きつき「男女って不思議な関係ですね。すぐ親密になれて。すぐに信頼できるのはなぜだと思います?」と話しかける。
ユナの手を外し、シャワーを浴びに行くジュンギ。
ユナは今日バイトを辞めると宣言した。
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会長が秘書にユナを中国戦略チーム長にしろと指示する。
ギョンジュンがユナに株を買い与えた理由を聞く会長に、秘書はユナが経営に興味があるからだと答える。
現在のバイトはユミンデパートだという報告も受けていた。

父はバイトのこと知ってたんだ!
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イェウォンが両親に離婚すると報告。
母はダメだと反対する。
イェウォンは夫婦の実情を話し、もはや修復はできないことを訴える。
離れを使い、今後は長女として父さんを支えたいと言うイェウォン。
あそこはギョンジュンの空間だと言い、イェウォンに使わせることを許さない母。
母が部屋を出て行ったあと、父はイェウォンに「離れを使いたいなら、母さんを説得して目を覚まさせろ」と言う。
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母の部屋へ行くと、またお酒を飲んでいる。
イェウォンが母を責める。
「ギョンジュンしか目に入らないのね」と。
「私たちが死んだら少しは悲しんでくれる?
私の気持ちも考えて」と言ってイェウォンは泣いた。

ユナへの愛情のなさはその最たる物だけど、ギョンジュン以外は誰も愛されていないって感じです。
とはいえ、母はギョンジュンの部屋をリフォームするようホン執事に命じてました。

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イェウォンとソヒョンがユナのことで話をする。
兄がユナ名義で株を買っていたことをイェウォンが伝えると、ソヒョンはケンカしたときにユナが「準備が整ったら出ていく」と言っていたことを伝える。
ユナが何か企んでいるのでは?と疑う姉たち。
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ユナがジュンギに家を出ると宣言。
ここに来いと言われるが、ソファで寝かせたくないし、自分名義の別荘や家くらい持ってるからと断る。
「お金には困ってないってことか」とジュンギが言うと、ユナは「お気楽に見えるでしょ?いい親に恵まれた人には理解できません」と答えた。
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ジイが専務に呼ばれる。
品定めするかのようにジイをチェックする専務。
ジイが「将来の約束はしてませんので」と言うと、専務は「2人がうまくいくように応援します」と意外な発言をした。
正社員への提案までしてきた。

応援する理由はもちろん優しさではありません。
利益を生まない結婚をして親から見放されれば、後継者争いから外れることになる。
兄の狙いはもちろんそこですよね。
財閥というのは、兄弟であってもライバルでしかないんですね。
やだわ~。

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主任にバイトを今日付けで辞めることを言いに来たユナ。
突然のことにあきれるが、「チェ代理に免じて認めてやるよ」と主任。
自分たちのことを知られていたことに驚いていると、主任はジイと本部長が付き合っていることまで教えてくれた。
本部長と付き合ってる?
ユナはため息をついた。
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ユナはその足でチャンスの部屋へと向かう。
仕事を辞めてきたことを伝え、ジイとのことをどうするつもりなのかと聞く。
付き合ってはいるが結婚する気はないし、ジイもそれを納得していると答えるチャンス。
ジイは大事な友達だから傷つけないでと頼むユナ。
すでに社内で噂になっていて、専務にも呼ばれたことを伝えると、チャンスはいても立ってもいられなくなる。

そこへジュンギ登場。
ユナとジュンギは他人のフリをするが、すれ違うときにそっとニヤニヤ(笑)
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売り場で仕事中のジイのところへ行くユナ。
本部長とのことを確認。
「彼は悪い男。でも好きなの」とジイは答えた。
好きにならないように努力したけど、ダメだったことを伝え、「チェ代理を譲ったことを忘れないで」とちくり。
最初は相手が本部長だということで心配していたユナだったが、お互いにお互いの恋愛を応援することになる。

家族のことで話があると切り出したところで、ジイに本部長から電話。
思い切って「私、テジンの会長の娘なの」と告白したが、ジイは「私はビル・ゲイツの娘よ」と言いながら、本部長の元へ行ってしまった。
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屋上で会うチャンスとジイ。
専務と会い、反対はしないと言われたことを話す。
気に入られたけど不愉快だったと言うジイ。
「辛いときは別れればいい。ただの恋愛だから平気」と必死で自分に言い聞かせるかのように言った。
チャンスがジイの顔を手で覆い、「謝りたいが、顔を見て言う自信がない」と言う。
ジイはその手を外し、「それじゃあ、気持ちが伝わらない」と言うが、チャンスは何も言わず「褒美をやるからあとで電話に出ろ」と言い、立ち去った。
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ジュンギに記者からお礼の電話。
財閥令嬢がアルバイトしてるなんて話題になると喜んでいた。

そこへユナから会いましょうとメール。
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売り場に戻ったジイは主任からユナが辞めたことを聞かされる。
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ユナはジイがチャンスの兄に侮辱されたことを話す。
ジュンギはすでに知っていた。
「私の家族に侮辱されるようなことは絶対ないようにします」と言うと、ジュンギは「侮辱されたらバネにするだけだ」ともしそんなことがあっても大丈夫だと励ました。

以前ジュンギに言われた「本当のプライドとは傷つかないこと」という言葉をユナ自身が口にしてました。
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チャンスが兄の部屋に行き、ジイに会った理由を聞く。
「弟の恋人に温かい言葉をかけちゃダメか?」と兄。
チャンスは令嬢たちとの見合いは続けること、ジイは遊び相手の1人に過ぎないことを兄に伝える。
兄は弟に「老後も面倒見てやるから遊べ」と言い、弟は兄に「俺が働いて兄貴を養ってやるよ」とお互いに相手が退くことを勧める。
その中でチャンスは兄が言った「おまえもジュンギもバイトと付き合うとはがっかりだ」という言葉に驚く。
ジュンギがユナと付き合っていることを知ったチャンス。
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チャンスはさっき部屋で他人のような顔をしていた2人を思い出す。
隠しているジュンギに違和感を覚える。
すぐにジュンギを呼び出すが、そのことを言い出せない。
「俺に話すことは?」と言ってみたが、ジュンギがユナのことを打ち明けることはなかった。
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スケジュールをキャンセルしたいと言うユナ母。
代わりがいないので、ユナに奥様の代理をさせてはどうかとホン執事が提案。
母も了承する。
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ソラの家に会長がランチを食べに来る。
食事後ベッドルームへ行くが、ソラがユナ母から暴力を受けたことを伝えると、会長はたちまち気分を害し、別れると言い出した。
秘書がソラに「今、会長に必要なのはしおらしい女だから、キャラを変えるように」と助言。

奥様が慎ましく貞淑な妻だったから、派手で気の強い愛人を好んだということなのでしょう。
ギョンジュンの死後、気が荒くなった妻に会長は辟易しているので、愛人はその逆のキャラにならざるを得ないということのようです。

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会長に呼び出されたユナ。
明日から出勤しろと言われるが、ユナは育ててくれたことに感謝しつつも独立すると宣言。
愛する人がいること、彼をチャン家に入れて苦しめたくないことを伝えた。
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チャンスがお見合いの場に行くが、顔だけ出してすぐに帰る。
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ソラの家に会長が来たので、ジュンギ母はそのままジュンギの部屋の掃除に行く。
そこへそのままにしてきた朝食の後片づけをするため戻ってきたユナが入ってきて2人は鉢合わせ。
「ユナさんが息子の恋人だったのね」とジュンギ母は驚きながらも嬉しそう。
ユナは正直に一晩お世話になったこと、何もなかったことを伝える。
笑顔がかわいいユナをジュンギ母はますます気に入った。
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ユナのバイトに関する記事が報道される。
秘書は会長にこれをイメージアップに使うことを提案。
会長はユナの恋人について調べるように指示する。
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ジイはご褒美として遊園地へ行くことをねだる。
しぶしぶ付き合うチャンス。
2人で撮った写真をSNSにアップしようとしたジイは、ユナのバイトについての記事を見てしまう。
ユナが本当にテジングループの娘だったことを知り、ショックを受ける。
「知らなかったのか?」と驚くチャンス。
チャンスはユナと以前見合いしたことも伝える。
私を騙したの?と怒り出すジイ。
自分だってジュンギに気が合ったくせにとチャンスが言い返す中で、ジイもユナとジュンギの関係を知っていることを知ったチャンス。
口論になったままジイは帰ってしまう。
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掃除や洗い物を終えたユナとジュンギ母は焼肉を食べに。
ジュンギもやってくる。
すっかり意気投合し、ジュンギを困らせることを言って笑う女性陣。

そこへチャンスから電話。
バーで飲んでいるチャンスに呼ばれるが、断るジュンギ。
チャンスは再び「来い」と言い、電話を切った。
これは親友としての言葉ではなく、上司としての言葉。
というか、力ある者が力のない者へ言う言葉。
ジュンギは行かざるを得なかった。

ジュンギ母とユナも帰ることにする。
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バーへ来たジュンギ。
チャンスの様子がいつもと違うことに気づく。
チャンスは「おまえを信じてる。
おまえは俺を信じてるか?」と言う。

チャンスは事あるごとにジュンギのことを好きだと言い、ジュンギにも聞くんですが、ジュンギはいつもはぐらかして答えなかったんですね。
好きだと答えるのはジュンギのキャラじゃないし、チャンスも今まではそれで納得していたのだと思います。

が、改めてそのことを指摘するチャンス。
「言葉で表現しない理由は2つ。
1つ目は何とも思ってないから。
2つ目は嫌いだけどそばにいたいから」

ジュンギが戸惑っていると、そこへユナがやってきた。
チャンスが呼んだのだ。
顔を見合わせて驚くジュンギとユナ。

第6話の感想

ジュンギが記者にユナのネタを流したのを見てショックでした。
何のためにやったんだろ。
ユナのためになる?
それが世間にバレることによって得する人って誰だろう。
自分の得になるからやったんだよね、恐らく。
すべてが計算ずくな感じがしてジュンギが怖いです。
前回チャンスと仲良くなったのにはきっかけがあったという会話がなされていたけれど、そのきっかけも実はジュンギによって作られたものだったりして。
怖いわ~。

チャンスはジュンギの腹の中にあるギラついた野望に気づいたんでしょうね。
親友として付き合い、親友だからこそ部下として支えてくれているのだと信じてきたけれど、もしかしたら俺は利用されているのか?という疑問が生まれたのでしょう。
疑念は疑念を生むからね。
チャンスとジュンギの関係がぐらついていくことは間違いないかも。

ジュンギがどこまで上り詰めることができるのかお手並み拝見です。
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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