上流社会|第10話 あらすじ&感想

jrsk14上流社会

SBS 全16話 2015年

演出:チェ・ヨンフン

脚本:ハ・ミョンヒ

出演:ユイ(AFTERSCHOOL) ソンジュン キム・ヒョンシク(ZE:A) イム・ジヨンほか

最高視聴率:10.1%

__________

【主な登場人物】

チャン・ユナ(テジングループ 末娘)/ユイ(AFTERSCHOOL)
チェ・ジュンギ(ユミンデパート 代理)/ソンジュン
ユ・チャンス(ユミンデパート 本部長)/パク・ヒョンシク(ZE:A)
イ・ジイ(ユナの親友)/イム・ジヨン
__________

第10話

泣いて抱きついてきたジイに「何かあったのか?」と聞くチャンス。
ジイはチャンス母に交際をやめるよう言われたことを黙っていた。
チャンスがジイを夜景のキレイな公園に連れて行く。
どんなにたくさんの女性を連れてきたことがあるのかといぶかるジイに、初めてだと答えたチャンス。
カネのかからないことが好きなジイのために探したのだと聞き、嬉しそうに笑うジイ。

ジイが足が痛いと言い出し、チャンスがおんぶする。

下半身が太いことを気にするジイに、チャンスは「最近の理想のサイズは9号だ」と言ってました。
下半身が太くてもOKって意味だから、9号=太いって言ってるんだよね。
がー、マジか。
世の女性たちにケンカ売ってませんかね?(笑)
ま、そもそもジイは全然太ってないし、むしろユナと並ぶと貧弱に見えるぐらいなのにこのセリフ。
ちなみにですが、ジイのお胸は全然貧弱なんかじゃなく、とても美乳です(〃∇〃)

チャンスの首にぎゅっと抱きついたジイ。
「暑いぞ」と言って降ろすと、ジイがまた泣き出した。
「別れません。まだ20代だもの。交際と結婚を結びつける必要はないわ」
チャンスが後ろからジイを抱きしめた。
__________

ユナがジュンギを家まで送る。
ユナの車が出たところで、元カノのミンジョンがジュンギの前に現れた。
やり直したいと言う彼女の申し出をきっぱりと断るジュンギ。
「私の家を調べて彼女と天秤にかけたでしょ?」と言われたが、完全否定。
「彼女を愛してるの?」という質問には答えなかった。
__________

ギョンジュンに関する調査結果をユナ母に報告するホン執事。
動線が単純過ぎるのが逆に怪しいとのこと。
また、最後に電話したのは会長だったことも伝える。
驚き、顔色が変わるユナ母。
__________

1人で食事をしている会長。
ギョンジュンのことを思い出していた。

思いやりの心を持ったギョンジュンに「心を捨てろ」と言う会長。
父は実の兄弟に何度も裏切られ、信頼していた人たちが自分よりカネを選ぶ現実に何度も対峙し、結局、得られるのは物質だけだと教えたのだ。
が、そんな父にギョンジュンは「人間なら意味も必要かと」と返した。

溢れる涙をどうすることもできず、1人泣きながら食事をする会長。

ユナ母に見せたかったです。
__________

ユナは兄の金庫にあったUSBを開いてみる。
「対外秘」「有害性の報告書を破棄」「医薬品安全庁」「基準値を上回るアスベストが検出」などの文字が並ぶ書類の数々。

ユナは兄がかつて言っていた言葉を思い出す。
「善が悪より迷惑になることもある。
善が裏目に出ることもある。
でも、人間は人生で善を追い求め、結局、善がすべてに勝つ」

__________

母がジュンギについてホン執事から報告を受ける。
会長はこのことを会社のイメージアップに利用するつもり。
「会社のためなら、わが子の人生など二の次なのね」と苦々しそうにつぶやくユナ母。

そこへイェウォン登場。
ユナのことなど放っておけばいいと言うイェウォンに、「火の中に飛び込もうとしてるのに放っておけと?」と答える母。
その中で、イェウォンは離婚訴訟に勝つため、しっかり準備をしてきたことを告白。
母にも父と離婚するときにお金をたくさん得るためのアドバイスをする。
「今後は私を頼って」とイェウォン。
__________

ジュンギが帰宅すると、部屋に母がいた。
母はユナが令嬢だと知り、ジュンギが傷ついているのではと一日中心配でたまらなかったのだ。
「あなたは立派だけど、私たちは正直、財閥が喜ぶような家柄じゃないでしょ」という母の言葉に、ジュンギが食ってかかる。

「人間は人柄なんだろ?
カネより人柄が重要だろ?
なぜ信条を曲げるんだ?
これだから貧乏は嫌いだ。
人柄が大事だから、財閥にも気後れするなと言うべきだろ」

声を荒らげたジュンギに謝る母。
__________

母に呼び止められ、恋人と別れるように言われたユナ。
結婚相手は自分で決めると宣言し、ジュンギは素性など知らずに、ありのままの自分を受け入れてくれたのだと語る。
素性を知らなかったことは確認したのかと聞く母。
「彼を侮辱しないで」とユナ。
「お互いが背負った不幸に、他人を引きずり込むのはやめましょう」と言い、席を立った。
__________

帰宅したチャンスに、母がジイに会ったことを告げる。
ジイのことを芯がしっかりしていてかわいかったと褒めた上で、それでも嫁としては認めないとバッサリ。
近々くれるはずだったホテルの株もあげないことにしたと言う。

さらに、チャンスのお見合い相手を横取りしたジュンギをクビにすると言い出した母に、チャンスが「いい加減にしろ」と怒鳴る。
「ジュンギをどうするかは俺が決める」
__________

眠れない夜を過ごすジイとチャンス。
「おやすみ」というチャンスからのメールにジイは涙を流す。
__________

ユナが兄の部屋へ行くと、イェウォンが来ていた。
イェウォンとジュンギの話になり、ユナは彼と結婚するつもりだと話す。

唐突に「ところで、テジン製薬の訴訟問題は解決したの?」と切り出したユナ。
驚く姉。
何食わぬ顔で「もう決着したはずよ」と答えつつ、「なぜ知ってるの?」と聞いてきた。
兄から聞いたことを告げるユナ。
「人間は人生で善を追い求め、結局、善がすべてに勝つ」と言っていたことも話す。
「私は目には目を、歯には歯をだと答えた」とユナ。
同感だわと姉。

「テジンは姉さんが継ぐんでしょ?」と言うユナに、ソヒョンかユナかもしれないと答えた姉。
ユナは興味ないと答えるが、それなのに出社するのは矛盾してると姉。
ユナは事情があるのだと告げた。
__________

ジュンギと会社に向かうチャンス。
「おまえのせいで俺は笑い者だ。親友だと思ってたのに利用しやがって」と文句を言う。
「勝負しよう」とジュンギ。
__________

会長秘書がソラに家政婦を解雇するよう指示する。
ジュンギ母とは気が合い、心から信頼しているので、解雇などしたくない。
ソラはきっぱりと否定した。
解雇の理由を説明しようとしたが、ジュンギ母が来てしまったので、秘書は言えないまま帰っていく。
__________

チャンス母が再びジイを呼び出す。
__________

昨夜、突然ミンジョンからジュンギのことで話があると電話で言われ、会うことにしたユナ。
ミンジョンは2人の結婚を止め、ジュンギのことを「女を財力で選ぶ男」だと侮辱した。

同じ女として心配だから忠告に来たと言うミンジョンに、「彼が別れた理由が分かった」と答えたユナ。
「私なら愛した人の悪口は言いません」
__________

ジュンギの言う「勝負」とは自転車レースのことだった。
初めてブレーキをかけず、ジュンギが勝利した。

今までわざと負けていたことを告げたジュンギ。
ジュンギは、自分の目標はナンバー2であり、ナンバー1にはなれないからおまえを選んだのだと言う。

「あのとき俺を助けたのも芝居か?」とチャンス。
「おまえがあいつらに嫌われてたのは事実だ」とジュンギ。

もっと大きなきっかけがあって仲良くなったのかと思いきや、結局あの記者の男がチャンスに絡もうとしたのをジュンギが止めた、あれがきっかけだったってことなんですかね。
ふーんって感じ(笑)

「俺はおまえを高く買ってたのに、実は権力に寄生するクズだったのか」とチャンス。

ジュンギが「人脈作りだ」と反論。
「おまえだって財閥の集まりに顔を出してるだろ。
同じことなのに僕はクズなのか?
おまえはほかの財閥一族と違い、純粋で情が厚いから、僕と友達になった。
だから、僕もおまえの下で働いた」

「おまえをパートナーだと、家族だと思ってた。
なのに、裏切りやがって」とチャンス。

「誰の心でも得られると思っているだろうが、僕の心は無理だ。
おまえの階級意識を容認できない。
イさんとも結婚できないはずだ。
おまえは階級意識を乗り越えられない」

「分かってないな。俺も変われる」

「価値観を変えたければ、まず自分の壁を越えろ。
それができないと、一生自分を卑下することになる」

「偉そうに言うな」

ジュンギは自分のプラスになる人なら誰とでも手を組むと言い、チャンスが望むならチャンスの手も取ると言う。
そして、家族の話をする。
父、母、弟。
彼らは貧乏でも幸せだと思って生きるから、一生貧乏から抜け出せない。
でも、僕は嫌だ。

そう語るジュンギに「何も知らずにおまえを愛してるユナがかわいそうだ」とチャンス。
ジュンギは「意図は不純だが、ユナを愛してる」と告げた。

今までひた隠しにしてきた本音をすべてさらけ出したジュンギ。
__________

ジイがチャンス母に会い、息子にあげるはずだった株をあげないことにしたと言われる。
「あなたと別れない限り、息子はすべてを失うわ」と母。
__________

母からジイに会ってきたを知らされたチャンス。
ジイと会う約束をする。
__________

ジイはチャンスに会うなり「別れましょう」と切り出した。
「ごめん」と言うことしかできないチャンス。
涙が止まらないジイ。
チャンスの目にも涙が光っている。

すると、突然雨が降ってきた。
「今日はやめようぜ」とチャンス。
「雨の日に別れたくない」とジイも同意した。
2人は手をつなぎ、雨の中を走った。

実に幸せそうな2人です。
切なくなるぐらいに。

車の中で熱いキス。
「今日は一緒にいよう」とチャンス。
__________

ジュンギの部屋でジュンギ母に会うユナ。
ユナを見つめ「なぜ隠してたの?」と聞く母。
困った顔のユナに母はすかさず「素直でいい子に育ったわね」と続けた。

そんな中、母が言った「子どものころの面影があるわね」という言葉に驚くユナ。
息子が持ってる写真を見たのだと言う母。

母は引き出しを開けて、子どものころのユナの写真を見せてくれた。
引き出しにはユナがなくした髪飾りも入っていた。
たちまち凍りついたような表情になるユナ。

ユナはすべてを悟った。
そう、ジュンギが最初からユナの素性を知っていたのだということを。

急用を思い出したと言い、家を出たユナ。
帰宅したジュンギがユナを見つけて「なぜ外に?」と声をかける。

ユナは冷ややかな目でジュンギを見上げた。

第10話の感想

オーマイガー!
ついに恐れていた日がやってきてしまいました。
ジュンギが意図的に近づいたのだと知ったユナはどうなっちゃうんでしょう。
あの冷ややかな目を見る限り、ショックを受けるというより、いきなり攻撃的になってしまいそうな予感です。
一度心を開いた人のことはずっと信頼するみたいなこと言ってたのにねぇ。
怖い怖い。

ジイとチャンスも切ないなぁ。
雨が降ったことで「今日はやめよう」って言い出した2人。
何でもいいから理由をつけて別れる日を先延ばししたい2人の気持ちが痛いほどよく分かって、見てる私も辛かったです。
ジュンギが言うように、チャンスは階級意識を捨てることはやっぱりできないのかな。

とにかくユナが暴走しないようにと願いつつ、次に行ってみましょう!

__________

「上流社会」あらすじ&感想 一覧へ

第9話へ
第11話へ
__________

お帰りの際は応援ポチポチよろしくお願いいたします↓↓↓


韓国ドラマ ブログランキングへ

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ

スポンサーリンク

hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

おすすめ記事