『秘密』韓国ドラマ7話あらすじ&感想

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第7話 「葛藤」

病室で眠るユジョン。

「おまえがこれじゃつまらない。起きろ。しっかりしろ」と心の中で叫びながら、

ユジョンを見つめているミニョク。

自分の存在は知らせず、会計を済ませて去る。

 

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魚をやるやらないでドフン両親がケンカをしている。

そんな2人にドフンは検事を辞めると言う。

「すぐ諦めてたら何も成し遂げられんぞ」と言う父。

「じゃあ、父さんは?なぜ諦めた?」とドフン。

僕は他の道も、他の人のことも考えず生きてきた。

父さんの夢を叶えたかったんだ。

そのために僕が何をしてきたか分かる?

どんな思いで耐えてきたか。

そう怒鳴るドフン。

 

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セヨンと話をするミニョク。

あの件は……と言いかけると、

「どの件?私が徹夜で練習した歌を聴かなかったこと?それとも、人殺しを私の前に座らせたこと?」と言うセヨン。

セヨンはミニョクが殺されたらどうするか考えてみたと言う。

しばらくは怒るし泣くはず。

でも、何年も続けるのは執着よ。彼女を痛めつけたら、ジヒが感謝すると?と言うセヨンに、

ミニョクがやめろと怒鳴る。

「そうよ、私に怒鳴りなさい。泣くのも怒るのも私の前で」と言うセヨン。

そして、「愛から始まった復讐の顛末を読んでみて」と1冊の本を床に落とす。

その本のタイトルは『嵐が丘』。

 

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誰かが自分を病院に連れて行き、夜通し看病し、精算も済ませてくれていたことを知るユジョン。

心当たりはあの人しかいない、そんな顏。

ユジョンの頭にある人は100%ミニョクではないでしょうね。

 

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ユジョンはボスの元を訪れる。

彼女は息子の具合が悪いことを打ち明け、悪かったと謝る。

ユジョンとサンを見ていたら、息子を思い出し、

それで意地悪をしていたのだと。

 

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ユジョンがミニョクを訪ねる。

返すべき債務が社長に移されたという書面を受け取ったがなぜなのかと聞く。

「おまえは俺に借りができたってことだ」と言うミニョク。

「必ずお返しします」と言って自分の連絡先を渡すユジョン。

だから、パン店はあのままでと頼むが、

「大切な場所なんだろ。だから、買ったんだ。つぶすために」と言うミニョク。

その様子を見ていたセヨンが、「手術の次は借金ね。厚かましいの?それとも恥知らず?」と言って、彼女を外へ出すように指示する。

 

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セヨンの個展に来たドフン。

「ほかの世界が見てみたくて。僕が生きる世界は息苦しくて」と言う。

「検事をやめたそうね」とセヨン。

ドフンは「今まで忙しくて絵を見る暇がなかった。なぜ人が絵を見るのかやっと分かった気がする」と言う。

 

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ヘジンを見つけて人混みの中を追うユジョン。

自転車に乗っていた人にぶつかり見失う。

自転車ごと倒れたおばさんを助けているうちに、おばさんがふといなくなる。

すると、警官が現れユジョンを連行する。

さっきのおばさんは違法のビラを運んでいたらしい。

違うと言っても誰も信じてくれない。

 

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セヨンが友達にドフンを紹介する。

ドフンが初めて会ったときことを話し、覚えていたのかと驚くセヨン。

 

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ユジョンの連絡先が書かれた紙を燃やすミニョク。

途中で思いとどまり、慌てて火を消す。

 

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ワインを飲みながらセヨンと話をするドフン。

「助けたい女がいました。救いたかった。でも、できなかった。あなたを見ると、彼女を思い出します」と言う。

「助けが必要に見える?」とセヨン。

「違いますか?」とドフン。

「噂を流しても関心のない人には聞こえない。目の前で見せるべきです」と言う。

そこへユジョンからの電話。

 

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身元引受人としてユジョンを助けてくれたドフン。

お礼を言い、呼べる人がいなくてと謝るユジョン。

ドフンは「僕の厚意を拒んでこんな仕事をしてるのか」と怒っている。

別れようと言ったのはユジョン。

もうこんな形で顔を合わせたくないと言うドフン。

 

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「代行、迎えに来い」とミニョクからユジョンの元へ電話が。

行くとミニョクはぐでんぐでんに酔っ払っていた。

免許取消になったから運転できないと言うユジョン。

「そうだった。ひき逃げしたんだよな。なぜ来た?」とミニョク。

「酔っているみたいだから気になって」とユジョン。

「人のことを心配する余裕があるんだな」と言って、自分で運転しようとするミニョク。

ユジョンは強引にキーを奪い取り、「私みたいになりたいの?」と叫ぶ。

代行に乗せたものの起こしても起きないミニョクを家に連れ帰るユジョン。

目が覚めると裸で、しかもユジョンの家で寝ていたことに驚くミニョク。

酔って吐いたのでユジョンが洗濯をしたみたいです。

出された朝食をすごい勢いで食べるミニョク。

のどに詰まり水をくれと言うが、慌ててコップを取ろうとして水をこぼす。

水がかかったユジョンは大丈夫ですと笑う。

「俺の前で笑うな」と怒り出すミニョク。

 

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ドフンがチョ会長のもとを訪れる。

Kグループとシン議員との癒着を示す資料を見せ、

もう1度私に機会をくださいと言う。

「検察も知ってる情報を持ってきた君になぜ機会を?」と言う会長に、

「私は検察と御社両方に詳しい。二度と会長を車いすに乗せません」と答える。

 

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会長の弁護士がドフンに言う。

「会長に育ててもらえるのはミニョクだけ。幾ら努力しても犬になるだけだ」と。

「どうかな」と言うドフン。

「私は会長とは違う。信念を捨てるヤツは信用なんかできない。とくと拝見しよう。気をつけて」と言う弁護士。

そんな2人の様子を見ているミニョク。

 

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刑務所仲間がまた1人やってくる。

どうやらボスと一緒にブランドの偽物を売る商売をしているみたい。

 

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会議中「代行」というプロフィールを見ていたミニョク。

うっかり電話をかけてしまい慌てる。

箸休め的なシーンですね(笑)

 

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ドフンとセヨンに出くわすミニョク。

ドフンが「いいことがあったので彼女に祝ってもらいたくて」と言う。

「俺も友達だ。一緒に祝いたい」とミニョク。

セヨンの家。

セヨンがお料理を作る。

ミニョクはドフンに、うちに入社したからにはそれなりの女性と付き合えと言う。

「いい人を紹介してください。彼女みたいな人はいませんか?」と言うドフン。

「セヨンは俺の婚約者だ。礼儀を守れ」とミニョク。

「なぜそんな人をぞんざいに扱うんですか。彼女はあなたから奪いたいほど素晴らしい人だ」と言うドフン。

「俺と同等だと勘違いしてるらしいが、俺は君より上だ」とミニョク。

「無賃乗車の方が見苦しい。親の七光りは恥ずかしくありませんか?」とドフン。

ミニョクは手料理をドフンにふるまったセヨンにも腹を立て、

料理を食べることなく出ていく。

「芝居が上手なのね」と笑うセヨンに、「本心です」と答えるドフン。

 

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ユジョンの元を訪れるミニョク。

ユジョンが提示した返済計画書にふざけてるのかと文句を言う。

「彼氏がいるんだろう。助けてもらえ」とミニョク。

黙っているユジョンに「振られたんだろう。前科と借金がある女じゃ嫌になるよな」としつこい。

「そんな人じゃありません」とユジョン。

そして、病院での出来事をミニョクに話す。

ユジョンはやはり病院に運んでくれて、一晩中看病してくれた人をドフンだと思っていました。

違うのに。

アイツはもう地に落ちたんだよ、ユジョン。

 

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「いつでも味方」と書かれた例の写真を見ながら、

「アン・ドフン。そんなに立派なヤツか?」とつぶやくミニョク。

そして、写真を握りつぶす。

 

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今まで貯めた金と退職金だと言って、通帳を両親に渡すドフン。

Kグループの法務部に移ったことを報告。

「自分の夢をあきらめないために決めたんだ。2人がケンカするところはもう見たくない。僕のために苦労したことが無駄にならないように恩返しする」と言うドフン。

 

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刑務所仲間と偽物のバッグを売りに行くユジョン。

相手がミニョクの継母だと気づき慌てる。

継母もユジョンに気づき怒り出す。

そこへミニョク。

「こんな女と付き合ってるの?」と言う継母。

「違うんです。そんな仲じゃ……」と言うユジョンに、

継母は「金目当てなのは人目見れば分かるわ」と。

その言葉に対し、「母が亡くなるやいなや、金目当てで家に来たくせに」と言い放つミニョク。

怒りで震える継母の前をユジョンの手を取り去って行く。

 

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「家に来るなんて正気か?」と言うミニョク。

知らずに来たと答えるユジョン。

そこへドフン登場。

ミニョクはこれ見よがしにユジョンの手を握る。

そして、「家に入社祝いを送ったが届いたか」と聞き、

「気に入るといいが」と不適な笑みを浮かべる。

 

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検事をやめてあの人と同じ会社に入ったのかとドフンに尋ねるユジョン。

ドフンはドフンでユジョンがミニョクと一緒にいたことを怒っている。

借金があると言うユジョンに、ドフンは「ヤツが何をしたと思う?」と言う。

「罪は償った。僕の言うことを聞け。ヤツから離れろ」と。

 

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町でヘジンを見つけ追いかけるユジョン。

「叩きなさいよ」と開き直るヘジンをユジョンは叩きまくる。

「叩いたらサンが生き返る?じゃあ、何千回でも叩くわ」と言いながら。

「どういう意味?」といぶかしげな顔で聞くヘジン。

ユジョンはサンが死んだこと、サンに会ったのはあのときが最後になったことを伝える。

そして、どうしてあんなことをしたのか知りたかったと言う。

ヘジンは仮釈放の審査を受けられないようにしてくれと指示されたのだと告白。

 

「ヤツが何をしたと思う?」と言うドフンの言葉を思い出すユジョン。

ミニョクに言われた数々の言葉が脳裏によみがえってくる。

 

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箱を開けるドフン。

入社おめでとうと書かれたカードと一緒に入っていたのものを見て、

顔色が変わる。

そこにあったのは、「いつでも味方」と書かれたあの写真だった。

 

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ユジョンはヘジンに指示をした人間がミニョクだと気づき、

ミニョクに対し恨みを抱くようになるでしょうね。

ヘジンがあんなことをしなければもう少しサンと一緒にいられたし、

星を見せてあげることもできたし、

サンが死んでしまうこともなかったと思うはず。

本当に悪いヤツなのはミニョクではなくドフンなのにね。

 

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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