町の弁護士チョ・ドゥルホ|第1話 あらすじ&感想

町の弁護士チョ・ドゥルホ

【主な登場人物】

チョ・ドゥルホ:弁護士、元検事/パク・シニャン

イ・ウンジョ:クムサン法律事務所の弁護士/カン・ソラ

シン・ジウク:検事、ヨンイルの息子/リュ・スヨン

チャン・ヘギョン:ドゥルホの元妻、クムサン法律事務所の弁護士/パク・ソルミ

シン・ヨンイル:ドゥルホの元上司、ジウクの父、ソウル中央地検検事長/キム・ガプス

チャン・シヌ:クムサン法律事務所代表/カン・シニル

チョン・グンモ:テファグループ会長/チョン・ウォンジュン

ファン・エラ:ドゥルホの事務所の事務長/ファン・ソクチョン

ペ・デス:DS金融社長/パク・ウォンサン

マイケル・チョン:チョン会長の息子/イ・ジェウ

キム・テジョン:クムサン法律事務所の弁護士、シヌの忠実な部下/チョ・ハンチョル

__________

第1話

冒頭は裁判のシーンから始まります。

テファグループのチョン会長(チョン・ウォンジュン)が病人を装い、車椅子で登場。
チョ・ドゥルホ(パク・シニャン)は、会長が仮病であることを証明するため、おもちゃのクモを頭に落とす。
車椅子から立ち上がり、大声で騒ぐチョン会長。

が、チョン会長は弁護人チャン・ヘギョン(パク・ソルミ)に、泣きながら検察に賄賂を渡したことを告白する。
渡した相手はドゥルホだと。

会長と親しげにしているドゥルホの写真や、借名口座などがヘギョンから証拠として公開され、ドゥルホは収賄の容疑で逮捕されてしまう。

ちなみに、このヘギョンという弁護士はドゥルホの妻。
2人は愛のない結婚をしたらしく、この逮捕を機にヘギョンはドゥルホに離婚を迫っていました。
ドゥルホはヘギョンの父であるクムサン法律事務所代表のシヌに助けてくださいとすがったけれど、義父もドゥルホを助ける気なし。
優秀な検事だったドゥルホが収賄罪で逮捕されるのには理由があるのですが、それは徐々に明かされていきます。

3年後。

クムサン法律事務所の若き弁護士イ・ウンジョ(カン・ソラ)は、キム・ヨンテという男を捜すため、ホームレスに聞き込みをしていた。

その中にドゥルホがいました!
ドゥルホは路上に寝泊まりする、まさにホームレス生活を送っていたものの、困っている人がいると放っておけない性分らしく、ホームレスの男がぼったくられたお金を取り返してやったり、なんてこともしてました。
ちなみに、このときぼったくった方の男はDS金融社長のペ・デスです。

ウンジョがキム・ヨンテ探しに明け暮れた帰り道、駅で酔っ払いから財布を奪う万引き現場を目撃。
慌てて犯人を追いかける。

路上のいつもの場所で娘の写真を見ながら、酒を飲もうとしていたドゥルホ。
万引き犯がそこに突っ込んでくる。
酒がこぼれ、娘の写真を蹴られ、「謝れ」と叫んだが、万引き犯はそのまま逃走。
ドゥルホは激怒し、彼を追いかけた。

ナイフを振り回す万引き犯をねじ伏せたドゥルホだったが、犯人の顔を見て驚く。
彼はカン・イルグ(チェ・ジェファン)だった。
イルグが何者かはもう少し先で明かされます。
ひるんだドゥルホの洋服のポケットに盗んだ財布をそっと突っ込んで、彼は再び逃走した。
そこへ警察官を伴ってヘギョンが到着。
ドゥルホのポケットから財布が出てきたため、ドゥルホは共犯者に間違われ、捕まってしまう。

ここで過去に遡ります。

上司のヨンイル(キム・ガプス)がチョン会長にドゥルホを紹介。
ドゥルホは酒の席を大いに盛り上げ、チョン会長は「これからよろしく」と彼をハグした。

このときの写真が冒頭の裁判で証拠として出された親しげな2人の写真だったようです。

ヨンイルが「ザコだ。おまえが処理しろ」とある書類をドゥルホに渡す。

それは放火事件に関する書類。
その容疑者がカン・イルグだったのだ。

担当検事がドゥルホだと知り、イルグの顔が曇る。
ドゥルホがいろいろ聞くと、不機嫌そうに「ほっといてくれ。俺たちを捨てたくせに」と吐き捨てた。

実はこの事件、チョン会長の息子が起こした事件でした。
イルグは児童養護施設への支援を約束され、その罪を被ったようです。
後に明かされるけど、ドゥルホもその養護施設の出身です。

それを知り、ドゥルホはヨンイルに公訴の取り消しを許可してほしいと頭を下げる。
事件の真相を明かすこともしないと。
ヨンイルは「おまえに任せる。好きにするといい」と答える。
許可してくれたヨンイルに感謝するドゥルホ。

いや、実際はドゥルホがイルグを助けようとしたことで、ヨンイルにはめられちゃうんですけどね(TωT)

で、ここでリアルラインに戻ります。

翌朝、事務長のエラがやってきて、警察に留置されていたドゥルホは無事釈放される。
ウンジョも事情を聞かされていたらしく、ドゥルホに謝罪。
焼肉をごちそうする。

3年前の放火事件の容疑者が検挙されたことが報道される。
ヨンイルは息子のジウク(リュ・スヨン)に、一度は公訴を取り消したこの事件を一任する。
「けりをつけろ」と命じられるジウク。

容疑者はピョン・ジシク(キム・ギチョン)という男で、ウンジョが担当することになる。
ジシクはウンジョに無実を訴える。

ドゥルホがイルグのアジトにやってきた。
イルグのドゥルホへの敵対心は変わらない。
言い争いになり、ドゥルホは「あのときおまえを見捨てていれば、身を滅ぼさなかった」と胸ぐらをつかみながら怒鳴った。
イルグの仲間がドゥルホを後ろから殴り、ドゥルホが倒れたところを仲間たちが一斉に殴りかかろうとしたが、イルグがそれを止める。

ここで再び時が遡り……。

ある日、ヨンイルと一緒にいるドゥルホにイルグが神父さんが漬けたキムチを届けに来る。
ドゥルホは施設出身であることを隠しているのか、イルグにお金を渡して追い返す。
渡されたお金をドゥルホに投げつけて、「物乞い扱いするな」と怒鳴るイルグ。

イルグは大好きな兄貴分であり、憧れの存在だったドゥルホに「恥ずかしいもの」のように扱われ、傷ついたんですね。
このやりとりをヨンイルは車の中から見てました。
放火犯にイルグを選んだのもヨンイルの企みなんだろうな。

リアルラインに戻ります。

路上のドゥルホにイルグが会いに来て、コンビニでカップラーメンをおごってくれる。
最初は憎まれ口を叩き合っていた2人だったが、やがて小突いたり、逃げたり、ふざけ合ううちに、わだかまりが解けていった。
イルグにスリから足を洗うように諭すドゥルホ。
が、イルグは断る。
イルグもドゥルホの今の状況を心配し、「金に困ったら言え」と笑った。

意地を張るのをやめたイルグは、大好きなドゥルホとまたこうして仲良くなれたことが嬉しくてたまらない様子。
子どものようにはしゃぐ姿は実に微笑ましかったです。

別れ際、イルグは「兄さん、この間は悪かった」と謝り、満面の笑みを浮かべて手を振る。

そして、次の瞬間。

トラックがイルグに突っ込んできて、イルグは亡くなってしまう。

なーんか嫌な予感がしたんだよな……(TωT)

お葬式で号泣するドゥルホ。

消されたのか、本当に事故なのか。
トラックの運転手は事故現場でも、お葬式でも慌てふためいて、ひたすら謝っていたけれど。

お葬式も終わり、ドゥルホが町をさすらっていると、例の放火事件の初公判が開かれるというニュースが。
ドゥルホは容疑者が容疑を否定していることを知る。

自分が真実を伏せたせいだと思うドゥルホ。

何かを決意したかのように立ち上がり、汚れた洋服を脱ぎ捨てながら、力強く歩き始めた。
伸ばしっぱなしだった髪の毛もばっさりと切る。

ピョン・ジシクの初公判が始まった。
「ちょっと待ってください」と言いながら、入ってきた男を見て、誰もが驚く。
ドゥルホだった。
「傍聴人には発言権がありません」と言う裁判長。
ドゥルホは弁護人だと名乗り、弁護人選任申告書を見せた。

第1話の感想

わくわくするような終わり方でした。
ドゥルホ役のパク・シニャンさんはやっぱり小気味いい演技をする方ですね。
時々カン・ジファンさんとイメージが被っちゃうんだけど(笑)(^^ゞ

ヘギョン役のパク・ソルミさん、キレイだった~。
元々かわいらしいお顔でしたが、年齢を重ね、妻となり、母となり、女性の円熟味が増したんでしょうね。
まだ登場シーンはわずかでしたが、ほれぼれしながら眺めちゃいました。

ほれぼれといえば、ジウク役のリュ・スヨンさん。
何のドラマのときだったか、「スヨンさんも老けたな」とややがっかりした記憶があるんですが、なんのなんの。
今回はそんな劣化を全く感じさせないステキっぷりでした♡

ウンジョ役のカン・ソラさんも文句なしの美しさだしね。
ま、彼女の場合は若いから、もうそれだけでキラキラ感がみんなと違うレベル(笑)

あと、事務長エラ役のファン・ソクチョンさんが大好きなので、彼女の登場シーンにも注目していきたいと思います。

こんな感じかな。
早速続きを見てきます。
ではでは。
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第2話
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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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