『栄光のジェイン』11話あらすじ&感想

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第11話

ヨングァンを追い出せと言う会長に、ヨンドは試験の公正性を守りたいと言う。

なので、ヨングァンを不合格にするなら、入社試験を白紙に戻すと。

会長はヨングァンを追い出さない代わりに、自分が試験相手を担当すると言い出す。

自分に商品を売ることができたら試験への参加を認めようと。

ヨンドは困った顏をしているが、ヨングァンは会長が相手なら光栄だと言う。

 

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一方、イヌ母にビンタされたジェイン。

イヌ母は、公共の場で、しかもお父さんの会社でこんなことをされて社員に見られたらどうするのかと怒っている。

彼女は悪くないとかばうイヌ。

ジェインは場所をわきまえずに暴力をふるったのは奥様も同じ。

常識ある大人なら事情を聞いてから是非を判断すべきだと主張。

息子がどれだけ無礼で、どれだけ人を傷つけているか把握してくださいと言うジェインに、イヌ母の怒りはヒートアップ。

謝罪はしないと言ってその場を去るジェイン。

 

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ヨングァンにこんな話をするジェイン。

昔、巨人のゴリアテを石だけで倒した少年ダビデは、後にユダヤ人の王になったと。

じゃあ、会長を倒したら、将来コデ商事の王に?と言うヨングァンに、

不可能ではないわと答えるジェイン。

 

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オ検事がヨングァン母を訪ねてくる。

17年前の事故のことでご主人から何か聞いていないかと聞かれるヨングァン母。

オ検事は、ヨングァン父が亡くなった日に何度も電話があったことを伝える。

その日に何かなかったか聞かれるが、心当たりがないヨングァン母。

 

よくよく考えてみる。

そうだ、あの日はジェインが現れた日だ。

 

頭の中を整理するヨングァン母。

 

17年前。

飲んでばかりいる夫に、出棺して3日も経つのに出勤しなくていいのかと聞くヨングァン母。

ヨングァン父は大金を見せ、運転手はやめた、これが私の退職金だと言う。

退職金にしては多すぎると言うヨングァン母。

夫は「私の背負うべき業の見返りだ」と言って涙を流した。

 

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ヨングァンは会長にしつこいほどつきまとっては商品の売り込みを続けるが、相手にされない。

ヨンドがキツイかと聞くと、ヨングァンは、父はあんな人に何年も耐えた。

これ以上の屈辱を受けたはず。だから、俺も負けないと答える。

耐え抜いてみせるから安心してくださいと言うヨングァン。

 

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ランチタイム。

なくした登山靴の話になり、入手は難しいが2日もあるから何とかすると言うジェイン。

そして、ヨングァンに、こんな言葉を教えてくれる。

「天下の至柔は天下の至堅に馳騁す」

最も柔らかいものが最も堅いものを動かすという意味。

会長が強く出たら柔軟に対処する。

そしたら必ず勝てますと言うジェイン。

 

食器を持って立ち去ろうとしたヨングァンは、テソンにぶつかり、またもやテソンを汚物まみれにしてしまう。

潔癖症の彼の逆鱗に触れ「誓ってもいい。あなたは2次試験に落ちます」と宣言される。

 

ヨングァンとの会話からジェインが登山靴をなくしたことを知ったホンジュは、2人の関係をしつこく聞きたがる。

あまりにもしつこいので、ジェインは靴を買ってくれたら教えると取引。

ホンジュは2日以内に靴を持ってきたら買うと約束する。

 

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会長がヨングァンに、これから打ち上げがあるので、そこで私を笑わせたら商品を買ってやると言う。

喜んでついていくヨングァン。

しかし、そこはコリアンシリーズの打ち上げで、ヨングァンの元チームメイトたちが集まる場だった。

大盛り上がりの中、会長はヨングァンを呼び、ステージに上げる。

そして、この場で笑いを要求する。

耐えろと自分に言い聞かせ、ヨングァンはピエロのメイクで歌ったり踊ったり。

痛々しいほどおどけてみせるが、会長はあくび。

我慢できずにヨングァンは会場を飛び出し、悔し泣きをする。

それを見ているイヌはいつもの傲慢な顏ではない。

その後一緒に飲んだのか、飲んでいたヨングァンを見守っていたのか、

イヌがヨングァンを家に送り届ける。

酔ったヨングァンはジェインを見つめて「なぜ妹なんだ。俺は口うるさい准看護師がいいのに。ファン第1号がいいのに」と言う。

席を立とうとするジェインの手を握り引き止める。

そして、ほおに手を置き、「おまえのせいで困ったよ。おまえのせいでどうにかなりそうだ」と言い、キスをしようとする。

 

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一方、ヨングァン母はジェイン母の病院へ行く。

涙を流して再会を喜び合う2人。

子どもたちの話になったとき、ジェイン母が言う。

「ジェインはどこかで生きていると信じています」と。

ユン・ジェイン???

ヨングァン母はあまりの衝撃に、皮をむいていたリンゴを思わず落としてしまう。

 

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……こんな感じの第11話でした。

ヨングァンとジェインはキス……しないでしょうね、きっと。

だって、とりあえず2人は兄妹だから。

 

一方、ヨングァン母はいろいろなことが見えてきたことでしょう。

ユン社長が亡くなった17年前に夫は何かの見返りとして大金を受け取った。

夫は17年間施設にいたジェインに支援をし続けていた。

そして、ジェインが現れた日に亡くなった。

ユン社長の娘の名前はユン・ジェインといい、17年前から行方不明。

……これらのことが何を意味するのか。

おおよその見当がついたでしょうね。

亡くなる間際に夫が言った「ジェインを元の居場所へ」という言葉の本当の意味も理解したはず。

夫の死が単なる交通事故ではないことにも気がついたことでしょう。

ますますおもしろくなってきました。

次が楽しみ楽しみ。

 

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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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