第57話
スニムンの返書に大満足の武寧王。
ミョンノンが大きな手柄を立てたことにチンム公とヨン達率は危機感を覚える。
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指示に従わないクチョンをスベクヒャンに差し出そうと企むウルミル将軍。
スベクヒャンは以前、手柄を立てるために高句麗の刺客を教えてほしいと言っていたのだ。
そうすることでスベクヒャンに恩を売るつもりのウルミル将軍。
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ソルヒのために百済を去ることを決め、チンム公に別れの挨拶をしに来たクチョン。
チンム公は友情の証だと言って、自分がはめていた腕輪を外し、クチョンに渡す。
ソルヒも泣きながら父を見送る。
父はソルヒがウソをついていることに気づいていた。
ソルランは生きているのかもしれないと。
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キムンでの仕事が成功し、百済に戻ってくることになるピムンたち。
病気療養中のソルランがもうすぐ戻るらしいと聞きつけたソルヒは、キムンで手柄を立てたのはソルランなのかもしれないと考える。
戻ってきたトルデたちは王様から身分を上げてもらい大出世。
ミョンノンはソルランの帰りを待ちわびていたが、ソルランはほかのピムンと一緒に戻らず、まだキムンにいた。
戻るつもりはないんですよね。
スニムンに「やっと恨みが晴らせると両親に報告したいので、数日休みがほしい」と願い出るソルラン。
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ヨン達率はスベクヒャンに、ミョンノンが王になったらスベクヒャンは邪魔者扱いされるはずだと言う。
または利用されて、敵国に嫁がせられるかもしれないと。
百済で生き残るためには、チンム公を王にして、スベクヒャンは王妃になるしかない。
そうあおられ、その気になるスベクヒャン。
ナウンのことで自分を助けたのはそのためだったのかとチンム公に問うと、彼は「私が必要とすれば、私の元へ来ますか?」とだけ答える。
「できることなら、チンム公を王にして差し上げたい」と言うスベクヒャン。
そして、そのためにはミョンノンに手柄を立てさせてはならないと、キムンとの同盟を阻止しようと企む。
どうすればいいか。
太子が密偵を送ったことをスニムンに明かすことにする。
スニムンへの合意書を届ける者に名乗りを挙げるヨン達率。
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ソルランは懐かしいふるさとに着いた。
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時を同じくしてふるさとに向かっているクチョンとソルランは会えるのかしら。
でも、その前に密偵の存在を知ったスニムンが激怒し、ソルランが偽王女事件のときのように投獄されたりするのかと思うと、泣きたくなります。
ソルヒはナウンの一件以来、ますます誰も信じられなくなっているので、もう戻らないと言って百済を去ったソルランのことも信じていないんですよね。
戻るという噂を聞き、私をだましたのだと思うわけです。
ソルランが愛しい愛しいミョンノンの元へ帰らず、キムンに残っている切ない思いをくみ取ることもできないソルヒ。
保身のためにどんどん悪魔のようになっていくソルヒが本当に憎らしいです。
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