スケッチ~神が予告した未来~|第1話あらすじ&最終回まで観た感想

私が歌手RAIN(ピ)さんの大ファンになるきっかけとなったドラマ
「サンドゥ、学校へ行こう!(2003)」。

そのドラマの中で恋敵同士だったRAIN(ピ)さんとイ・ドンゴンさんが、
15年ぶりに共演した作品ということで、

正直、もうそれだけで感無量だったわけですが、

ストーリー的には、
前回のそれとは全く違うテイストの、
シリアスで悲しいサスペンスでね。

↑こーんなにかわいかった2人が、
ごりごりに鍛え上げられた肉体で、
息を飲むほど激しいアクションバトルを繰り広げることになるなんて。

でも、そのたくましく男臭い姿は、
15年前には恐らく醸し出せなかったであろう大人の魅力に満ちていて、
実にセクシーでした(笑)

……と、熱く語り始める前に、
まずはいつものように第1話だけ、
あらすじを書いていきたいと思います。

ネタバレしているのは、
第1話の分だけなので、
どうぞご安心を。

__________

ソウル中期警察 強力班刑事のカン・ドンスが、
第3埠頭で張り込みをしている。

ほかの刑事たちは第4埠頭に集まっていた。
チョ・ヒチョルという詐欺犯の密航情報が警察と検察に入ったのだ。

が、ドンスはその情報を怪しみ、
第4埠頭ではなく、
第3埠頭にヒチョルが現れると踏んでいた。

そこへ後輩のアン・ギョンテ↓から電話。

続いて電話口に出たミン・ジス検事↓が、
危険な単独行動をするドンスを強い口調で叱責した。

そんな中、第3埠頭にヒチョルたちが現れた。

自分の読みが当たったドンスは、
彼らの写真を撮り、
得意気な顔でジスに送信した。


応援が到着するまで動かないようにと指示するジス。

__________

1人の女性が第3埠頭にやってきた。

彼女が手にしているスケッチブックに描かれた船に、
チニャン号と記されている。
ヒチョルが乗り込んだ船がそのチニャン号だった。

次のページをめくると、
そこには海に浮かぶ男性の絵が。
派手な柄のジャンパーを着ていた。

↑死んでいるようです。

その柄のジャンパーを着た男が2人、
船上にいた。
1人はヒチョル、
もう1人はヒチョルの替え玉の男だった。

ヒチョルは、
替え玉を使って密航中に溺死したように見せかけ、
捜査の手をかいくぐろうとしていたのだ。

ヒチョルの手下たちが、
替え玉の男を海に放り込もうとしていたその時、
ドンスが現れた。

ドンスが手下たちと乱闘になる。

あっという間に手下たちを片づけ、
あとはヒチョルともう1人を残すだけとなった。

その時、

なんと替え玉の男がドンスの落とした銃をドンスに向けてきた。
男はヒチョルの身代わりになることで大金をもらうことになっていたのだ。
それは病気の娘の手術費としてどうしても必要なお金だった。

そこへスケッチブックを持ったあの女性が船上にやってきた。
思いがけない状況に驚く女性。


彼女は泣きながら銃を構える男に、
正しい銃の撃ち方を教えながら、
ゆっくりと近づき、
一瞬の隙をついて男を投げ飛ばすことに成功。

慌てて引き金を引いた男の撃った弾が女性の耳元をかすめていきました。
あっぶなー!

ドンスは逃げていったヒチョルたちを追いかけた。

__________

替え玉の男が自ら海に飛び込もうとし、
それに気付いた女性が慌てて彼の腕をつかんだ。

彼女は男が着ているジャンパーを見て、
海に浮かぶ男の絵のジャンパーと同じ柄だと気付き、
はっとする。

そして、
娘さんに必要なのはお金じゃなくて、
そばで一緒に闘ってくれる人だと必死に訴えた。

男はその言葉に死を思い止まる。
__________

一方、ドンスはヒチョルたちを追いかけ、
別の船に飛び乗る。

最後の手下を倒したあと、
ヒチョルに反撃されたドンスだったが、
手元にあったいかりを海に投げると、
ロープがヒチョルの足に巻き付き、
ヒチョルもそのまま海へと投げ出された。

やがて命が尽きたのであろうヒチョルが、
海に浮き上がってきた。

それは彼女のスケッチブックにあった絵と同じ光景だった。

__________

女性が激しい頭痛に襲われる。

それが合図かのように、
彼女は持っていたスケッチブックに向かって、
絵を描き始めた。

目はうつろ。
まるで何かに取り憑かれたかのように、
一心不乱にペンを走らせている。

__________

ヒチョルの手下たちが全員逮捕される中、
ドンスはさっきの女性を探すため、
船へと戻っていく。

ドンスに気付いた女性は、
先手を打ってドンスを投げ飛ばすと、
部屋に鍵をかけ、
逃げていった。

彼女が残したバッグに入っていたスケッチブックを開くドンス。

__________

署に戻ってきてからもドンスは、
スケッチブックに描かれた絵を熱心に眺めていた。


特に、
死んでいるような女性を抱きしめている男性の絵がどうにも気にかかる。

そこへジスがやってきた。

__________

無謀な行動をとったドンスを責めるジス。

実は2人は恋人同士。
婚約中だった。

ジスは検事としてカン刑事を怒っているのではなく、
恋人として、
彼の身を心から案じているのだ。

自分を心配して怒っているジスを愛しく思うドンス。
抱きしめてキスをした。

ジスの指には出来上がったばかりの指輪がはめられている。

ドンスに見せるのはこれが初めてだ。

ドンスのDと、
ジスのJが刻まれた指輪。

この世にたった1つの指輪だと嬉しそうなジスとは対照的に、
不安気な顔になるドンス。

それはまさに、
さっきの絵の女性が指にはめていたのと全く同じデザインだったからだ。


__________

改めてスケッチブックを調べ始めたドンスは、
ここに描かれている絵が、
すべて実際に起きた事件のものだと分かる。

さらに不思議なことに、

幾つかの事件の現場映像にあの女性が写っていた。

それはつまり、

事件が起きるより前に女性が現場へ行ったということ。

理解できず、
ドンスは混乱した。
__________

後輩のギョンテにもこの絵の話を聞かせたドンス。

ギョンテがある絵を見ながら、
子どもにぶつかる直前の車に、
運転手が描かれていないことを指摘する。

その絵は、
例の女性が子どもの交通事故を回避したときのものだった。

ドンスはその現場へ行ってみる。

横断歩道で子どもたちの横断をサポートしていた女性から、
例の女性の話を聞き、
連絡先も教えてもらった。

また、警察も知らない情報として、
運転手は落とした携帯を拾おうとしてかがみ、
事故を起こしそうになったのだということも教えてくれた。

運転手が描かれていなかったことと一致する情報に、
ドンスはますます混乱した。

__________

ドンスが警察署の前で女性に電話をかける。

そこへ電話相手の女性が現れた。
彼女はすでにドンスのことを知っているようだ。

スケッチブックの絵について聞くドンス。
そして、絵に描かれていた指輪と同じものを自分の婚約者がはめていることを伝えた。
俺より先になぜあの指輪のことを知っていたのか?

それを聞いた女性は驚き、
ムン課長に慌てて電話をかけた。
「2人目の被害者が判明しました」と。

被害者という言葉に憤慨するドンス。

女性が、
「私が話すことを信じてくれますか」と言った。

__________

女性がドンスを連れてきたのはボミョン印刷所。

中から先ほどムン課長と呼ばれていた男性が出てきた。

彼の名前はムン・ジェヒョン↓。
警官なら誰もが知っている人物だ。


彼女はオ・ヨンシム警衛↓。
ハッカー世界大会3年連続優勝者だ。

スケッチブックの女性は、
ユ・シヒョン警長↓。
彼女もまた刑事だった。

彼らは、
犯罪抑止に特化した特殊捜査チームとして活動をしていた。

彼らが「スケッチ」と呼ぶこの絵は、
すべて事件後に描いたものではなく、
1日前から3日前に描いたものだという。

信じないドンス。

でも、シヒョンを探したのは、
絵を信じたから。
婚約者が危険だと思ったから。

シヒョンはそれを指摘し、
「信じてもらえなくても、私たちは動きます」と宣言した。

__________

今回シヒョンが新たに描いたスケッチについて検証する。

妊娠検査薬、
黒いものをつけた足元、
横たわる女性……。

妊娠検査薬は妊娠を示している。
黒いものは何だか分からない。
女性の部屋の時計は6時50分を指している。

今回だけでも一緒に捜査しないかとムン課長がドンスを誘う。

が、ドンスはそれを断った。

信じないと言いながらも、
どこかでそれを信じて恐れ、
だとしたら、
ジスのそばにいようとドンスは思っていた。

帰り際、
ドンスはあの黒いものが、
電子足輪だとシヒョンに教えた。

__________

電子足輪だと分かり、
性犯罪者が関わっていることが手掛かりの一つとなる。

時計は銀行が顧客に配った記念品だったが、
500個も配ったので、
持ち主の特定は不可能だろう。

女性が飲食店で会計をしている絵。
店の様子などから手掛かりを得ようと、
あれこれ探るシヒョンとヨンシム。

絵に描かれた男性客が身に着けている社員証のロゴから、
それが鍾路にある会社だと分かった。

鍾路中の飲食店から女性を探すのは気の遠くなるような作業だが、
手掛かりはこれしかなかった。

__________

コンビニでおにぎりを食べるジス。
ゆっくりランチを食べる暇もないほど忙しいようだ。

ドンスは明日から2日間、
一緒に仕事を休もうと提案する。

忙しいから無理だと言うジスに、
ドンスは頼みを聞いてくれたら、
挙式後は内勤に異動すると申し出た。

現場で危険なことばかりするドンスを心配していたジスは、
ドンスの申し出に大喜びし、
彼に抱きついた。

__________

女性が飲食店で料金を支払っている。
シヒョンのスケッチと同じ光景だ。

店を出ると、
別の女性がスケッチの女性に「ジニョン」と声をかけてきた。
彼女も「スヨンさん」と言い、
2人はお互いに偶然の再会を喜び合う。

その様子をメガネをかけた不審な男が、
車の中から写真に撮っていた。

__________

帰宅途中のジニョンは、
誰かにつけられているような気がするのか、
辺りを気にしながら歩く。

そして、恐る恐る家の中に入っていった。

買ってきた食材を冷蔵庫にしまっていると、
家の奥から人の気配が。

驚き、
悲鳴を上げるジニョン。
が、それは急な出張が決まり、
準備のために帰宅した夫だった。

部屋にはスケッチと同じ時計がある。

__________

ジスが食事を作っている。
ドンスはジスに「俺の指輪ができたら一緒にはめよう」と言い、
指輪をはずすよう頼んだ。

__________

いまだスケッチの飲食店は見つからない。

そんな中、
ドンスがシヒョンに電話をかけてきた。
スケッチが外れたことは一度もないと言うシヒョンに、
今回は外れる、
ジスは死なないと言うドンス。
まるで自分自身に言い聞かせているようだ。

シヒョンもそう願うと答えた。

__________

ついにヨンシムが飲食店を見つけた。
シヒョンもスケッチと同じ店で間違いないと確認する。
ほっと安堵しながら、
店員にスケッチを見せ、
女性のことを尋ねた。

イ・ジニョンという名前だということが分かる。

__________

耳にケガをしている男性が、
パソコンで女性の写真を見ている。
足には黒い電子足輪。
スケッチと同じだ。

そこへメガネの男がやってきた。
次のターゲットの写真を撮ったことを伝え、
いつやろうかと聞く。

ケガをした男が「明日だ」と答える。
6時半に女性の家の前で会うことになった。

2人の会話から、
耳のケガは、
前回犯行に及んだ際に負ったものだと分かります。

__________

ジニョンが妊娠検査薬を見ている。
妊娠していると分かり、
みるみる苦痛に満ちた表情に変わる。
妊娠検査薬を床に叩きつけ、
絶望的な顔で悲鳴を上げた。

__________

シヒョンがドンスに会いに来た。
彼女は「因果律」の話をする。

今、起きていることには必ず原因があり、
今、起きていることは必ず未来の原因となる。

スケッチは結果。
経緯までは分からない。

結果を変えるには、
原因を変えなければならない。

指輪をはめたジスのスケッチを見せ、
女性がジスなら、
男性はカン刑事。

ならば、
2人は一緒にいてはいけない。

シヒョンは、
そうしたからといって、
結果が変わる保証はないが、
できることはしたいと必死に訴えた。

__________

ドンスはジスを家に置いて、
出かけることにした。

何があっても家から出てはいけないとジスに約束させ、
後輩のギョンテにジスの見張り役を頼んだ。

__________

ドンスはシヒョンと一緒にジニョンの家へと向かう。

シヒョンはジニョンを安全な場所に移すと言うが、
ドンスは彼女が家にいればこそ、
犯人をそこで捕まえられると主張。
今日犯人を捕らえなければ、
被害者が変わるだけ。

シヒョンは、
ドンスがジスのために、
ジニョンをおとりにして犯人を捕まえようと考えていることを指摘した。

__________

ドンスとシヒョンがジニョンの家にやってきた。
部屋にはスケッチに描かれていた時計があった。

シヒョンたちは不審人物からの脅迫状が警察署に届き、
ジニョンの名前があったから来たのだと、
それらしいことを告げ、
近隣に住む性犯罪者たちの写真を見せる。

__________

シヒョンは家の中で、
ドンスは外でそれぞれ来るべき時に向け待機。

__________

シヒョンがトイレに行き、
ゴミ箱に捨てられていた妊娠検査薬を見つける。

スケッチで見たものだ。

シヒョンがジニョンに、
「妊娠おめでとうございます」と言ったとたん、
ジニョンの様子が激変した。

パニック状態で泣き出したジニョンを見て、
シヒョンはすべてを悟った。

__________

ジニョンは今回のターゲットではなく、
1か月前、
すでに暴行されていた。

男の耳のケガは、
ジニョンが抵抗して噛んでできたものだった。

今回のターゲットは、
ジニョンと一緒に写真を撮られたもう1人の女性。
スヨンさんと呼ばれていた女性の方だったのだ。

__________

スヨンにはキム・ドジン中士という軍人の夫がいる。

その日、夫は久しぶりに帰宅することになっていた。

バスから降りた夫が妻に電話をかける。
夫にサプライズがあると嬉しそうなスヨン。

妊娠しているようです。

スヨンは愛する夫にもうすぐ会えることが楽しみで仕方ないようだ。

ドジンは帰宅する前に、
人と会うと妻に告げた。

__________

ドジンが会おうとしていた人物、
それはジスだった。

ジスに「今からお会いできますか」と電話するドジン。


ジスは見張り役のギョンテに買い物を頼み、
その隙に家を出て行ってしまった。

__________

……と、ここまでが第1話の内容です。

ジスにはドンスとの約束を破ってでも、
ドジンと話したい理由があったのですが、
それは後々明かされていきます。

とはいえ、
ジスに身の危険があることを知っている私たち視聴者にしたら、
家を出ていってしまった彼女が心配でたまらないわけですよ。

また、
ドジンの妻が犯罪者たちの魔の手から逃れられるのかも、
気になって気になって仕方ない。

そんなふうに、
第1話からがっつり心をつかまれてしまったんですよね。

その後も、
シヒョンはスケッチを描き、

次々に事件は起き、

その度に、

なぜ?
誰が?
何のために?

という疑問が膨らむ一方で。

その答えが一刻も早く知りたくて、
夢中になって見進めていった感じでした。

なので、
少しずつ答えが明かされていく課程は、
たまらなく面白かったです。

臭わせておいて、
バッサリ裏切ってくる展開も多く、

思わず「えーーーっ!」と叫びたくなる場面も。

ただ、裏を返すと、
ある程度分かってしまってからは、
知りたい欲求や、
スリル感が、
少しずつ薄れていったような気がしなくもなかったかな。

いや、
もちろんすべての謎が早々に明かされるわけではないし、

最大の「誰?」についての答えも、
ほぼラストまで引っ張られるし、

何より、
登場人物たちがどういう結末を迎えるのかについては、
最後まで見なければ分からないので、

大ラスまで十分に楽しませていただきはしましたが。

第1話には出てこないけれど、

内査課課長のチャン・テジュンとか↓

シヒョンのお兄ちゃんで検事のユ・シジュンとか↓

脇でいい仕事してる人もいっぱい。

シジュン役のイ・スンジュさんは、
多分、私的にはお初だったのですが、

穏やかで優しげな顔立ちで、
スーツ姿もしゅっと品がよく、

RAIN(ピ)さんやイ・ドンゴンさんとはまた違った、
スマートでジェントルマン的な魅力を放っていました♡

あとさ。

特殊捜査チームのサイバー担当ヨンシム役のイム・ファヨンさん↓は、


全然気付かなかったけれど、

「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~(2017)」で、
グァンスクだった人だね↓

猫なで声のグァンスクと、
頭脳派ヨンシムがギャップありすぎて笑える(笑)

シヒョン役のイ・ソンビンさん↓は、


「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~(2016)」を見て以来、
ずっと好きです♡

本当はとってもデリケートなのに、
どこかぶっきらぼうで、
かわいげがない、
クールビューティ。

そんな役がとても似合う人。

ま、いつも似たようなキャラと言えなくもないんだけどね(笑)

ラブラインがあるのかないのかについては、
ぜひ本編でお確かめくださいませ。

__________

キャストについてはコチラからチェック!

__________

動画サイトよりキャプチャー画像お借りしました<(_ _)>感謝!

__________

お帰りの際は応援ポチポチよろしくお願いいたします↓↓↓


韓国ドラマ ブログランキングへ

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
にほんブログ村

__________

スポンサーリンク

hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

おすすめ記事