あなたが眠っている間に|第1話あらすじ&最終回まで観た感想

もう結論から言っちゃいます。

私はなぜこんなに面白いドラマを、
今まで見逃してきたのだろうかと、
もっと早く見るべきだったと、
めちゃめちゃ後悔しました(笑)

それぐらい何もかもが私の好みにぴったりと当てはまる、
ステキな作品だったな♡

実によく練られていて、
最初から最後まで、

全部が気持ちよく繋がっている、

そんなストーリーでした。

……と、また熱い語りが止まらなくなりそうなので、

とりあえず、
いつものように第1話だけあらすじをご紹介していきましょう。

ネタバレは第1話だけなので、
どうぞご安心を。

(※オリジナル32話中の1話ではなく、
16話に編集されたものの1話です。)

__________

雪が降る中、
頭から血を流した男性が立っている。

女性もケガをしているようだ。

女性が微笑みながらゆっくりと男性の方へ歩いてきて、
その男性に抱きついた。

「私はあなたを信じる。
私だから信じられる」

そう言いながら、
泣いていた。

__________

女性が目を覚まし、
今見たばかりの夢の内容を紙にメモした。

↑彼女の名前はナム・ホンジュといいます。

カーテンを開けに来た母が、
また夢を見たのかと聞く。

ホンジュは、
夢で男を抱きしめてたと苦々しそうに伝える。
彼氏がいるのにあんなことありえない、と。

そんなホンジュに母は、
「あんたの夢は現実になる」と言っていました。

__________

向かいの家に兄弟と見られる若い男性2人が越して来た。

弟の方が兄に餅を持って挨拶に行くよう指示。
兄はしぶしぶホンジュの家のインターホンを押した。

↑精一杯いい笑顔を作った兄です(笑)

夢で抱きしめた男だと気付くホンジュ。
ホンジュはインターホン越しに
「挨拶も好意も一切お断りです」とぶっきらぼうに言った。

__________

バス停のベンチにホンジュが座っている。
高校生が詰めて欲しいと訴えたが、
イヤホンをつけて母と電話中のホンジュには聞こえない。

そこへやってきた向かいの男。
わざわざホンジュの隣に座り、
ホンジュが避けようと席を隣にずれるたび一緒に動いてきた。


そうやってホンジュをベンチの隅に追いやって、
高校生たちの席を作ってやろうとしていたのだが、
ホンジュはそれをナンパの手法だと勘違い。
向かいの男が自分に惚れたのだと思い込んだ。

「興味ないわ」と言い放ち、
逃げるようにバスに乗り込むホンジュ。

その声を聞き、
インターホン越しに聞いたあの感じの悪い向かいの女だと気付いたが、
バスはもう行ってしまった。

__________

ホンジュが母の飲食店を手伝っている。

レジで支払いをする男の手元を見て、
はっとするホンジュ。

絆創膏を貼った指と派手な柄がついたライター。
3か月前に見た夢に出てきた男だった。

このライターでたばこに火をつけたとたん、
男は火だるまになるのだ。

そのことを母に告げると、
母は急いでその男を追いかけ、
ライターを取り上げようとした。

ホンジュも、
「喫煙したら死にます」と必死で訴えたが、
男は聞く耳を持たず、
母とホンジュを突き飛ばして行ってしまった。

それでも母は男の手からライターを奪い取っていた。

母はおかしな人だと思われたとしても、
知っているなら、
その未来を変えようとするのが義務だと考えていた。

が。

男の車の中にはさっきのライターと同じ柄がついた別のライターがあり、
男がガソリンスタンドでたばこに火をつけたとたん、
爆発事故が起きた。

ホンジュが夢で見たのと同じように、
男は一瞬で炎に包まれた。

__________

ホンジュの家の向かいの男↓

彼の名前はチョン・ジェチャン。
検事だった。

今日は初出勤の日。
事務官のムン・ヒャンミたち女性陣はイケメンの検事が来ると色めきだっていた。

そこへ元検事で、
現在は弁護士のイ・ユボムがやってくる↓

彼はかつてジェチャンの家庭教師をしていたこと、
ジェチャンが落ちこぼれだったことを女性陣に教える。

__________

入口でジェチャンが自撮りしている。

落ちこぼれだったと聞いたこともあり、
女性陣はジェチャンへの期待が一気に薄れた。

__________

ジェチャンがチェ・ダムドン係長に挨拶する。

ヒャンミは握手もしてくれない。

ユボムはジェチャンに、
「助け合おう。Win-Winだ」と声をかけた。

__________

かかってきた電話の相手と話をしながら、
ユボムは紙の隅をちぎっては、
小さく丸めている。

この癖を見ながら、
ジェチャンはかつてユボムに勉強を教えてもらっていたころを思い出す。

ユボムはジェチャンの成績が上がると、
指導料も上がるから、
成績表を偽造しようと持ちかけてきた。

上がった指導料の半分をやるし、
成績が上がれば父親も喜ぶ。

Win-Winだ。

__________

ジェチャンは、
ユボムがちぎって丸めた紙くずを忌々しそうに払った。

__________

ホンジュが自分に宛てた母からの手紙を読んでいる。
病院のベッドの上だ。
傍らにはおばがいる。

ホンジュは、
私の事故が原因で母さんが死んだのねと号泣していた。

__________

泣きながら目覚めたホンジュ。

どうしようとどうしようと、
うろたえながら夢の内容をメモする。

泣きはらした顔で起きてきたホンジュを見た母が心配する。

ちょうどテレビのニュースが、
ガソリンスタンドでの爆発事故について報道していた。

やっぱり夢は現実になる。

ますます不安でいっぱいになったホンジュは、
夢の中の自分がロングヘアだったので、
とっさに自分の髪の毛を鷲づかみにして、
ハサミでばっさりと切った。

__________

ホンジュが夢の話を母に聞かせる。

母を失ったらと心配で心配でたまらないホンジュ。
もう髪は伸ばさないと誓う。

母は「心配しないでいい。そう簡単に死なないわ」と娘を抱きしめ、
ひどい髪型になった娘をおかしそうに笑った。

安心させるために笑い飛ばしたお母さんでしたが、
万が一に備えて、
保険や通帳の整理をしていました。

__________

2016年2月14日。
ジェチャンが届いたばかりの新車の前で自撮りしている。

そこへ偶然花束を持ったユボムが現れ、
続いてホンジュが現れた。

ホンジュの彼はこのユボムだった。

2人が付き合っていることを知り、
驚くジェチャン。

ホンジュたちが店に入っていった。

__________

ジェチャンが過去のある出来事を思い出している。

2003年冬。


警察官である父に「盗んだバイクなのか?」と聞かれているジェチャン。

成績表を偽造してユボムとカネを分け、
そのカネでバイクを買ったことを告白している。

父はジェチャンの成績が上がったことを喜び、
成績表を額に入れて、
自分のデスクに飾っていた。

偽造された成績表だったと知り、
父はそれをゴミ箱に投げ捨てた。

__________

雪が降り始める。

母と連絡の取れないことが気になって仕方ないホンジュ。
玄関の鍵をかけてこなかったことも思い出した。

悪い予感がするからと席を立ったホンジュをユボムが追いかける。

車にはすでに雪が積もっていた。

雪道を運転したことがないと言うホンジュを心配して、
ユボムが運転すると申し出た。

ユボムが運転席に、
ホンジュが助手席に乗り込む。

__________

母が暗い雪道を歩いている。

後ろから帽子を被った男がずっとついてきている。

母が家の鍵を開けようとしたそのとき、
男が母に声をかけた。

__________

助手席のホンジュ。

帰宅した母とようやく連絡が取れた。

連絡がつかなかった理由はカフェに携帯電話を忘れてきたから。
親切な青年が電話を届けてくれたと言う。

↑帽子の彼、
悪い人だと思ったら、

いい人でした(笑)

__________

母の無事が確認できて、
ホンジュはようやく安堵。

そして、

「もしも私が事故を起こしたら、母さんを守ってください」

とユボムに頼んだ。

突然の申し出にユボムは驚きながらも、

「分かった。何があってもホンジュさんとお母さんを守る」

と約束してくれた。

ユボムがホンジュの顔色が悪いことを心配し、
「大丈夫?」とのぞき込んだ瞬間だった。

激しい衝撃。

ユボムが人をはねたのだ。

母に携帯電話を届けてくれた、
あの帽子を被った青年でしたが、
彼は亡くなってしまいました。

そのまま車は電柱に激突。

2人は血だらけになり、
ホンジュは意識を失った……。

__________

目を覚ましたとき、
ホンジュは病院のベッドの上にいた。

ふと鏡に映る自分が目に入る。
ロングヘアだった。

今日はクリスマスイブ。
事故が起きてから10か月間も眠り続けていたことを知るホンジュ。

そして。

母が亡くなったことも知る。

ホンジュが起こした事故で人が死に、
その慰謝料とホンジュの治療費を工面するため、
母は家も店も売り払い、
寝ないで働き、
過労で亡くなったのだとおばが泣きながら説明してくれた。

夢で見たことが現実になったのだ。

__________

病室で取り調べを受けることになったホンジュ。
やってきたのはチョン検事だった。

ホンジュはユボムが運転していたことを必死に主張する。

が、運転席のエアバッグからはホンジュの血痕、
車載カメラからは、
ホンジュが運転席から救出される映像が確認されているとのこと。

ユボム本人も、
ホンジュが運転したと証言したという。

ホンジュはユボムが自分に罪を着せたのだと、
何度も何度も訴えた。

刑事にも同じことを伝えた。
検事にも訴えた。

でも、ユボムが運転していたことを証明するものは何もなかった。

__________

ホンジュはユボムに電話するが、
ユボムは出ない。

誰も信じてくれない。

絶望したホンジュは死を選んだ。

病院の屋上から飛び降りようと、
手すりを越える。

ジェチャンが「俺が信じる。信じるからこっちへ」と歩み寄り、
ホンジュに手を差し出した。

「これが夢ならどんなにいいかしら。
あなたの夢なら。
ありがとう、信じてくれて」

ホンジュはその言葉を残して、
手すりから手を離した。

ジェチャンが手を伸ばし、
一瞬ホンジュの手をつかみかけたが、
手はそのままするりと抜け、
ホンジュは下へと落ちていった……。

__________

「ダメだ!」
手を伸ばして叫ぶジェチャン。

目が覚めた。

それはジェチャンの夢だったのだ。

あまりにもリアルすぎる夢について、
ジェチャンは弟のスンウォンに話して聞かせた。

今日は2016年2月14日。
夢に出てきた事故の日だった。

__________

バス停でホンジュと会ったジェチャン。


唐突にユボムのことを知っているか聞き、
「騙されたと思って聞いてほしい。
今日は彼に会わず、車も運転しない方がいい」と訴えた。

ホンジュは、
向かいの男をストーカーなのだと思い、
逃げるようにタクシーに飛び乗った。

__________

ジェチャンの新車が届き、
そこでユボムとホンジュに会う。

↑で起きたのと同じことが起きている状況ですね。

ジェチャンは何とか2人のデートを阻止しようと試みるが、
当然のことながら、
不審に思われただけだった。

弟のスンウォンが、
新車で友達のピアノの演奏会に行かないかと兄を誘う↓

ジェチャンもお節介はやめておこうと車に乗り込んだが、
雪が降りだしたのを見て、
念のために、
ホンジュとユボムのどちらが運転するのかだけ見届けることにした。

そして、
運転席に乗り込んだユボムの姿を確認する。

ジェチャンは何度もこんな馬鹿げたことを信じるのをやめようとしたが、
夢の中で、
つかみかけたホンジュの手の感覚が忘れられず、
とうとう弟を置いて、
ホンジュたちのあとを追いかけていく。

__________

夢で見たあの現場が近づく。

ジェチャンはホンジュたちの車に猛スピードで突撃した。

はねられるはずだったあの帽子の男が、
目の前で起きた事故を呆然と見つめている。

頭から血を流したジェチャンが歩いてくる。

ドアを開け、
シートベルトを外し、
ホンジュを車から降ろした。

ユボムも降りてきた。

雪のせいで滑ったとジェチャンは言ったが、
ユボムは「わざとだろ」と言い、
ジェチャンを突き飛ばした。

ジェチャンが「殺人犯になるのを止めた」と叫ぶと、
ユボムは「いかれてる。バイク事故のせいか」とつぶやいた。

__________

過去の出来事。

ユボムがバイク事故を起こしたようだ。

運転していたのはユボム。

なのに、
ユボムは「おまえが運転してたことにしろ」とジェチャンに罪をなすりつけた。

ジェチャンが正直に話すと言うと、
ユボムは「俺もおまえだと言う。警察が誰を信じるか見物だな」と答え、
その場から逃げていった。

ユボム、最悪男……。

__________

ジェチャンは「俺が止めなきゃ、あの人(帽子の男ね)を殺してた。
そして、彼女に罪を着せてた。
彼女は前科者になり、
そのせいで母親も死んだ。
彼女は悔しくて自殺したはず。
ユボムさんならやりかねない」と訴えた。

ユボムはそんなジェチャンに呆れながら、
「ホンジュさん、ヤツの言葉を信じる?」と聞く。

ジェチャン自身も、
誰が夢で見た未来を変えに来たなんて信じるかと、
自分の行動に呆れていた。

が。

ホンジュがまっすぐにジェチャンに向かって歩いてくる。

そして、ジェチャンに抱きついた。

ホンジュが見たあの夢の光景だ。

「私はあなたを信じる。
私だからあなたを信じられる。
ありがとう」

ジェチャンもホンジュの背中を優しく抱きしめた。

__________

第1話はこんな感じで始まります。

もうのっけからめっちゃそそられません?(笑)

これまでは夢で見てしまった未来を、
どんなに努力しても変えることができずにいたホンジュ。

でも、ジェチャンは変えることができた。

ホンジュが自分と母を救ってくれたジェチャンに対し、
好意と信頼を抱くのは、
まあ当然といえば当然ですよね。

彼氏であるユボムの、
小賢しくて腹黒い人間性も知っちゃったわけだし。

あんまりネタバレしたくないけど、
ユボムって男は、
カス中のカスです。

ジェチャンも最初はあちこちで自撮りしまくりの、
ナルシスト男かなと思いきや、

実は、この自撮りには理由がありまして、
その意味を知ったときは、
ワタクシ号泣でした。

今、そのシーンを思い出しても泣けちゃう。

深くは書かないけれど、
ホンジュとジェチャンがこうして出会ったことも、

未来を夢に見ることも、

全部ちゃんと納得できる背景が後々描かれていきます。

でね。

1話ではほとんど正体を語られなかったこの人↓

そう。

ホンジュ母の携帯電話を届けてくれて、
そのあとユボムの車にひかれて死んじゃうはずだった青年。

ジェチャンのおかげで死なずに済んだ青年ね。

彼の名前はハン・ウタクといいまして、
警察官です↓

かわいい笑顔がたまらんでしょ(笑)

彼もまたドラマの鍵となる重要な人物です。

ネタバレしたくないから、
もっともっといろんな表情の彼の画像を貼りたいところを我慢我慢(笑)

笑った顔だけじゃなくて、
凛々しい顔も、
必死な顔も、
切ない顔も……。

どんな表情の時も、
彼の感情はストレートに胸に響き、

何度も何度も心を揺さぶられちゃいました。

ウタク、大好き♡

いや、もちろんジェチャンも愛すべきキャラでした。

いつもいつもカッコイイわけじゃなく、

時にだらしなかったり、
大人げなかったり、
頼りなかったりして、

だからこそ、
その等身大のジェチャンは魅力的だったんだと思います。

ホンジュはね~、
もう何をやってもチャーミングでした。

スジのいいところが全部詰まっていたって感じ。

とにかく、
最終回がこんなにも待ち遠しかったドラマは、
久しぶりでした。

めっちゃオススメ♡

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キャストについてはコチラからチェック!

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動画サイトよりキャプチャー画像お借りしました<(_ _)>感謝!

__________

お帰りの際は応援ポチポチよろしくお願いいたします↓↓↓


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hacchi

『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早15年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。

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