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第43話
キムンの王スニムンは、いよいよ本格的に武寧王の脅しにかかる。
ミョンノンの短剣を見せ、捕らえたことをほのめかし、
命が尽きるまでに時間がないことを強調する。
小屋からの脱出を試みてあれこれ画策するソルランとミョンノンだが、
外には見張りがいるため、容易には出られない。
唯一の食料源だったソルランの(大切な!ww)干し肉も尽きてしまった。
そして、寒さは2人で寄り添い合うことでしのいでいたが、
このままでは本当に長くはもたないであろう。
ついに、武寧王はスニムンの要求をすべて聞き入れると決断する。
一方、ならず者たちを使ってソルランの動向を追っていたスベクヒャン。
ならず者たちの報告が怪しいことに気づき、本当のことを話すように迫る。
すると、実は何者かによってどこかへ連れ去られたことを白状。
しかも、同行していた仲の良さそうな男性も一緒にいなくなったとのこと。
それがミョンノンであることに気づいたスベクヒャンは、
すぐにその場所へ案内させる。
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第44話
小屋の中。
「だから、申し上げたのです。私にきれいなものを買ってくださると何か起こります」と言うソルラン。
「そうだ、すまない」と謝るミョンノン。
「冗談です。太子様の元気がないので笑わせたかっただけです」とソルラン。
「すまないと思っている。おまえをこんなところで震えさせている。何もしてやれなくて情けない」とミョンノン。
「それは違います。もうすぐ誰かが助けに来てくれます」とソルラン。
ソルランはぐったりとしてかなり衰弱している。
「今まで何度も危ない目に遭わせた私を恨んだであろう」と言うミョンノン。
「そうですね。でも、なぜか恨みきれませんでした。それがとても不思議です」とソルラン。
見つめ合う2人。
ソルランは意識が薄れ、今にも眠ってしまいそう。
ミョンノンはソルランを眠らせまいと何度も「眠るな。起きろ」と声をかける。
そして、ソルランに自分の気持ちを話し始める。
妹が生きていると言い張って、見つけようと必死になるソルランを不思議に思っていたこと。
子どものときからずっと周りに怯えながら生きてきた自分は、すぐ悲観的なことが思い浮かぶということ。
今もここから出られず、ソルランを守れないのではと怖いこと。
「太子様、おやめください。必ず誰かが私たちを助けに来てくれます」と言うソルラン。
スニムンの要求は、百済に逃げたキムンの数千の民を皆殺しにすることだった。
印章を押そうとする武寧王。
だが、その前に最後の賭けに出ることを決意する。
スニムンと一緒に来たコヨンというスニムン唯一の忠臣を呼び出し、たとえ太子を失ったとしても民を絶対に殺さない。そのかわり、スニムンが太子を殺しても、民を殺しても、スニムンの命はないと話す。
「太子様の居場所を教えたら、何が得られるのでしょうか」と尋ねるコヨン。
武寧王は「スニムンの命を保証してやろう。約束したことは何があっても必ず守る」と言う。
すると、ミョンノンはキムンではなく熊津で監禁されていることを白状するコヨン。
でも、場所は本当に知らないと言う。
薄れゆく意識の中で、ソルランは夢を見ている。
ソルランの家で妹ソルヒと一緒に暮らしている。
ソルランの夫は太子様。
「旦那様」とミョンノンに抱きつき幸せそうなソルラン。
ミョンノンは「そうだな。このまま眠った方が楽だろう。良い夢を見て眠れば、もう寒さも感じないし腹もすかない」と言う。
そして、こう続ける。
「王様に聞かれた。慕っている女人はいるのかと。よく考えてみよと。“姿を見ていると時が経つのを忘れ、心に思えば顔がほころぶ。笑い声を聞けば幸せな気持ちで満たされる、そんな女人に出会え。幸せになってほしい”。王様の言葉を考え、あてもなく歩いていたらある女人の前で止まった。誰か分かるか?」
ミョンノンはソルランのおでこに唇を当てる。
「太子様」とソルラン。
「ソルラン、愛している。おまえを愛している」
ミョンノンはついにソルランの唇に自分の唇を重ねた。
一方、ならず者と一緒にソルランを探しているスベクヒャン。
彼女は王様の信用を取り戻すため、自分が2人を見つけて手柄にしよう必死。
同じ頃ピムンも同じ場所で捜索を始めていた。
王妃の留守中、チンム公が王妃の部屋に勝手に入り、
王妃のフリをさせられている侍女のナウンを見てしまう。
スベクヒャンが一晩中王宮の外にいたことを知るチンム公。
行くと幽霊が取り憑くと言われている人気(ひとけ)のない路地。
そこでテウンがついにミョンノンとソルランを発見。
カンボクも命がけで見張りの者たちと戦い、無事救出に成功する。
あと一歩のところで先を越されたスベクヒャン。
ミョンノンが王宮に戻り、武寧王はスニムンに会う。
合意書をスニムンに渡すが、武寧王の印章がない。
慌てるスニムンに王は言う。
どう考えても太子がキムンへ行ったとは思えないので、もう少し待ってみると。
太子を見殺しにするのかと怒鳴るスニムン。
コヨンに「余の話を信じてないのだ。太子の耳を切って見せてやれ」と命じる。
ソルランは小屋での出来事を夢で見ている。
「目覚めたときも私がおまえのそばにいる。そして二度と離れぬ」と言うミョンノンの言葉をうわごとで繰り返す。
心配するトルデたち。
ソルランは家の前で放置されていたらしいです。
トルデと妻が見つけて看病してくれたから良かったものの、誰にも気づかれなかったら死んでしまったかもしれないですよね。
ミョンノンはカンボクにソルランのことを聞いていました。
何と答えたのか???
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第45話
カンボクはミョンノンがソルランと抱き合い、手を握り合って発見されたことをテウンに口止めしたとのこと。
良からぬ噂が立たないようにと気を遣うカンボク。
ミョンノンは寒かったからだとごまかす。
ソルランもミョンノンも順調に回復。
お互いに小屋での出来事を思い出しては幸せな気持ちに浸る。
スニムンが太子様の耳を持ってきたと言って武寧王に差し出すが、入っていたのは豚の耳。
そこへミョンノンが登場。
信じられないスニムン。
武寧王は今回のことを理由にスニムンを殺すこともできるが、私はそなたの命などいらぬと言い、
代わりに谷鎚(コクチュ)を要求する。
ここは百済とキムンの境界地域で、小さいながらも非常に重要な場所だとのこと。
谷鎚を手放すことになかなか承諾しきれないスニムン。
ミョンノンがスニムンを訪ねてきて言う。
「キムンの王が敵に追われ、百済に逃げたが非業の死を遂げた。無能な王の悲惨な最期だったと噂を流す」と。
谷鎚を渡してキムンへ戻るのが賢明だとスニムンも認めざるを得ない。
印章代わりに、自らの手を剣で切りつけ、血まみれの手のひらを合意書に押しつける。
ミョンノンとの幸せな時間を噛みしめながらも、
ミョンノンには後ろ盾となるような立派な家柄の娘が釣り合うと、
ソルランは身を引こうと考える。
一方、テウンはトリムに黒い指輪を見せ、この指輪の持ち主を探してほしいと頼む。
それは死んだサドの遺品の中にあったもの。
サドの死に関係があるはずだと言うテウン。
武寧王がお茶会を開くことになり、王女も招かれる。
へ佐平のことで長く謹慎中だったので、スベクヒャンは殊の外喜び、王様も嬉しそう。
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黒い指輪の持ち主がスベクヒャンだと分かってしまう日が近いのでしょうか。
へ佐平事件の黒幕がスベクヒャンだと。
家族水要らずのお茶会風景が楽しそうな分、ドーンと奈落の底に落とされそうで不吉な予感です。
ドキドキ。
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