サイコパスの父を持つ青年と、
そのサイコパスに両親を殺された女性。

主人公のそんな肩書きを見るだけで、
このドラマがどれだけ重いかがうかがい知れるかと思います。

ま、とにかく、
いつものように第1話だけあらすじをご紹介しますね。

ネタバレは1話の分だけなので、
どうぞご安心を。

(※オリジナル32話中の1話ではなく、
16話に編集されたものの1話です。)

__________

警察大学の面接会場。
チェ・ドジンがグループ面接を受けている。


面接官の1人が見覚えのある彼に気付き、
履歴書をチェックした。

__________

一方、
女優のハン・ジェイがオーディションを受けている。

明るく、元気もよく、
度胸もありそうだ。


が、渡された台本のセリフに「連続殺人犯」や「サイコパス」というワードが出てきたとたん、
まるで何かに怯えるかのようにおどおどし始め、
あれだけ生き生きと演じていたのが嘘のように、
セリフもまともに言えなくなってしまった。

__________

グループ面接の中の1人が、
具体例として、
2006年に起きた「ユン・ヒジェ事件」という連続殺人事件について語る。

ドジンへの質問は、
警察に関連したエピソードについてだった。

彼は表情を変えることなく、
淡々と、
さっきの「ユン・ヒジェ事件」の犯人が自分の父親であることを告げた。

一瞬、その場が凍りつく。

ドジンの履歴書を確認した面接官は、
当時、事件を担当していた刑事だった。

__________

オーディション会場から出てきたジェイに、
ある男性が、
母は女優のチ・ヘウォンさんではないかと声をかけてきた。

彼はかつて助監督で、
母と仕事をしたことがあるのだと言う。

度胸もあるし、
母親譲りの美貌だし、
もしやる気があるなら、
ドラマに推薦すると申し出てくれた。

今のオーディションは不合格だったようです。

芝居だけでなく、
人間性も素晴らしかったと母を褒め、
よりによって……と言いかけたところで、

ジェイが涙をこぼす。

慌てて涙を拭いて笑顔を作り、
「推薦してくださるなら、
必ず役を取ります」と力強く宣言した。

彼女の本名はキル・ナグォン。
事件で名前を知られたから、
今は芸名を使っているのだと説明していました。

母は、
恐らくユン・ヒジェ事件の被害者の1人なのだろうと想像しつつ……。

__________

面接会場では、
早速ドジンのことが噂になっていた。

彼をこっそり盗み見する冷たい視線。
こそこそひそひそ話しているのがドジンにも伝わってくる。

サイコパスは遺伝するのかとまで言っている。

ドジンは一緒にグループ面接を受けた男性に歩み寄り、
ユン・ヒジェ事件のネット情報が間違っていることを伝えた。

被害者自らが車に乗り込んだと書かれているが、
本当は無理矢理乗せられたのだと言い、
今度事件の話が出たときは、
正しておいてくれよと頼む。

そして、サイコパスは遺伝なんかしないし、
近くにいたって感染したりしないから、
加害者の家族にまでひどく当たらないでくれと小さく笑った。

重苦しい沈黙の中、
ドジンは会場を後にした。

__________

ヨンジュ発ヘヨン行きのバスを待つドジン。

待合室の席を立ったドジンの耳に、
「ねえ、元気だった?久しぶりだよね」という声が聞こえてきた。

はっと顔を上げると、
桜の花びらが舞う中で微笑むジェイの姿が。

化粧品のテレビCMだった。

「ナムが辛いときは、
私を訪ねてきてよね。
何があっても、
何が起ころうとも、
一生好きでいるから」

そんな言葉が頭の中に甦る。

テレビ画面を見つめながら、
ドジンは「ナグォン……」とつぶやいた。

__________

時は遡り、ある春の日。

食堂で働くチェ・オクヒが、
水の入ったたらいを持って店の外に出てくる。

外車が店の前を通り過ぎようとしたその時、
車に乗っていた大型犬が窓から顔を出し、
吠えた。

驚いて、
思わずたらいの水をかぶってしまったオクヒ。

すると、
車がバックしてきて、
中からかわいらしい少女とさっきの犬が降りてきた。

犬が興奮したみたいだと少女が謝る。

助手席から少女の母親も降りてきた。
驚くほど美しいその母親は、
女優のチ・ヘウォンだった。

お高く気取ることもなく、
娘と一緒になって謝ってきた。

気さくな態度で、
この町へ引っ越してきたことを伝える。

この少女がキル・ナグォン、
女優のハン・ジェイです。

__________

美しい桜並木がどこまでも続く道を走る外車。

道路の向こう側から、
女の子を背負って少年が歩いてくる。

すれ違い様に、
さっきの犬がまた窓から顔を出して吠えた。

おぶわれていた女の子が驚いて、
なめていた飴を落としてしまう。

通り過ぎた車がバックしてきた。
少女が窓から顔を出しながら謝っている。

少年たちの前で車が停まる。
少女と少年は何か惹かれ合うものがあったのか、
お互いに相手からしばらく目が離せずにいた。

__________

食堂ではオクヒたちが、
さっきのチ・ヘウォンの噂話をしている。

店の客にたばこを買ってくるように言われ、
オクヒはふてくされながら店を出た。

すると、店の前にあの少年が。

彼の名前はユン・ナム。

そう、後のチェ・ドジンです。

オクヒは父の4番目の再婚相手だった。
おんぶしていた女の子はオクヒの連れ子で、
ソジンという名前だ。

ナムは店の仕事が忙しい母に会いたがる妹を、
ここまで連れてきたのだが、
母は忙しいからと追い返した。

__________

バス停で女学生に絡む柄の悪い少年たち。
その中の1人ユン・ヒョンムは、
ナムの腹違いの兄だった。

そこへ軽トラに乗った父が通りかかる。
彼がユン・ヒジェだ↓。

父はこれからソウルへ仕事に行くと言う。
ヒョンムは父に小遣いをねだった。

ヒョンムが車に積まれた、
父の薄汚れたボストンバッグを見ていました。
何かを知っているような目線だったような……。

__________

ヒジェがある家の水道配管修理をしている。

人のよい笑顔で対応していたが、
その家の妻と話をしているうちに、
背筋が凍りつくような不気味な顔つきに変わる。

手にはかなづちを持っている。

ヒジェはすぐに笑顔に戻ったが、
妻はその異様な雰囲気に恐怖を感じていた。

__________

修理を終えて家を出ると、
ヒジェはその家の裏側へと歩いて行った。

何かするに違いない悪い顔のヒジェ。
怖いんですけど。

__________

すっかり夜も更けたころ、
ヒジェがトラックで戻ってきた。

地下室に入り、
ビニールシートを広げ、
窓を板でふさいだ。

何の作業をするのか想像するのも怖い……。

__________

ヒジェが帰宅した。
ナムとソジンに笑顔を向けるが、
父が怖いソジンは、
慌ててナムのそばに近寄った。

__________

ナグォンの家では家族4人で引越の片づけを終え、
食卓を囲んでいた。

仲の良い両親と素直に育った子どもたち。
絵に描いたように幸せで理想的な家族の光景だ。

__________

ナムの家でも3人で食事をしている。
そこへ兄が帰ってきた。

テレビニュースでは、
老夫婦が鈍器で殺害されたと報道している。

嫌な予感的中、恐らく。

殺害され、
放火されるという今回と同じような手口が、
少し前にもあったらしい。

ヒョンムがそのニュースを凝視している。

何かを感じているのか、
何かを知っているのか?

__________

ヒョンムが挨拶もしないソジンに生意気だと怒る。

机の上にはソジンが描いた家族の絵が。

「ナムお兄ちゃん」と記された笑顔のナムに対し、
ヒョンムの顔は目がつり上がり、
「バカ兄ちゃん」と書いてある。

「あのガキ」とつぶやくが、
父の顔を見てヒョンムは驚いた。

父の顔には、
目も鼻も口も描かれていなかったのだ。

__________

ナグォンの転校初日。

制服がないので、
カジュアルな服装で登校したが、
そのことで校門前に立っていた教師とトラブルになる。

それをナムがかばってくれたが、
教師は余計に腹を立て、
2人をグラウンドで走らせた。

何周も走ったが、
教師はまだまだ走らせるつもりのようだ。

すると、
ナグォンは演技することをナムに耳打ちした後、
その場にばったりと倒れ込んだ。

慌てて駆け寄る教師。
ナムがナグォンを背負うと申し出る。

意識がないふりをするナグォンを背負いながら、
ドキドキしているナムです♡

__________

ナグォンはナムのクラスに転入してきた。


自己紹介し、
母が女優のチ・ヘウォンだと言うと、
クラスメイトたちがざわついた。

担任からナムの隣の席に座るように言われ、
ナムというのがあの少年だと分かると、
ナグォンは嬉しそうに駆け寄った。

__________

ナグォンは再会できて嬉しいと、
ぐいぐいナムに話しかけてくる。

ナムは目も合わせず、
彼女の問いかけに返事をするだけ。

ナムに何とか笑顔を向けてほしくて、
どこまでも追い回すナグォンだったが、
なかなかナムは心を開かない。

__________

外はどしゃ降りの雨。

ヒジェの軽トラが道にいた犬を引きそうになり、
急ブレーキをかける。
ナグォンの家の大型犬ラッキーだった。

ヒジェが車から降りてきた。

ラッキーを見るヒジェの目が超怖いんですけど。
絶対怖いことをしようとしてる目。

__________

兄のムウォンを迎えに行くため家を出たナグォンは、
ラッキーがいないことに気付く。

雨の中、ラッキーを探す。

すると、
ある建物の前で「ラッキー」と書かれた名札が落ちているのを発見。

ヒジェが作業していたあの建物です。
ぶるぶる……。

恐る恐る金網でできた門扉を開けて、
中に入るナグォン。

「犬肉の販売」「水道配管修理」と記載された軽トラを横目に見ながら、
進んでいくと、
どこかから犬の鳴き声が聞こえてきた。

犬肉の販売ってヾ(ーー )ォィ

建物に灯りがついている。

大きな声で声をかけたが、
誰も出てこない。

また犬の鳴き声が聞こえた。

ナグォンは建物の中に入っていき、
床についた扉を開けてみる。

地下につながる階段をこわごわと降りていくと、
金属を叩くような音が時々聞こえてきた。

ケージの中にラッキーらしき犬が入れられているのが見えた。

誰かが降りてきたことに気付いたのか、
ケージの前に立っていた人が振り向く。

ナムだ。

ナムとナグォンはお互いを見つけて驚く。

ナグォンはこの状況がつかめず、
ただただナムの顔をじっと見つめている。

ナムはケージに入っている犬を助け出そうとしていたんだと思います。
鍵をかなづちで叩き壊そうとしていたみたい。

その直後、
「誰だ?」という低い声が聞こえた。

ヒジェだった。

驚いて振り向いたナグォンは、
近づいてきたヒジェに怯え、
じりじりと後ずさりし、
最後に尻もちをついた。

ヒジェがナグォンを、
そして、そこにいたナムを凝視した。

ナムもまたかなづちを握りしめながら、
父から目をそらすまいとしていた。

__________

ぶるぶるぶる……。
サイコパスであるヒジェの異常性が端々に描かれていて、
悪魔がじわじわと近づいてくるような恐怖感に包まれる第1話でした。

で、ここから先は、
全話(第16話)見た感想をネタバレなしで、ね。

ネタバレなしと言いつつ、

サイコパスの父を持つ青年と、
そのサイコパスに両親を殺された女性。

と、すでに冒頭で書きました。

そう、このあとナグォンの両親は、
ヒジェによって惨殺されます。

ここのくだりは、
このドラマの序章でしかないのでね。

ネタバレとは言えないと判断し、
あえて書かせていただきました。

あしからず。

そんなわけなので、
ストーリーはとにかく重い。

そりゃそうよね。

加害者の息子と、
被害者の娘なんだもん。

いくら好き合っていた2人だったとしても、
こんな境遇の2人に未来なんてあるの?

と、最初から絶望的な気持ちで見始めたわけですよ。

しかも、ヒジェはサイコパス。

もう徹底的に、
0.1ミクロンも理解できないほど、
およそ人間とは思えないほどのサイコパスなんです。

そんな韓国中を震撼させるほど有名なサイコパスの息子は、
どんなに正しく、
真面目に、
慎ましく生きてきても、

世間から疎まれ、
蔑まれ、
距離を置かれる存在であることから逃れられないし、

被害者の娘も、
同情という名の好奇の目から逃れることはできなくて。

ナムはどこまでもかわいそうだし、

ナグォンもどこまでもかわいそうなの。

ずっとそうやって苦しみながら生きてきた2人に、
さらなる悪魔たちが容赦なく襲いかかり……。

……。

「たち」ってのがイヤでしょう?

世の中には、
人の傷口に塩を塗ることに何の躊躇もない人が山ほどいるんだな。

自分の欲望を満たすために。

あー。
なんでこんな悲しく切ないドラマ、
見始めちゃったんだろうと何度後悔したことか(笑)

でもね。
断言します。

ただ悲しいだけじゃないです。

救いもたくさんあります。

だから、
辛い境遇を耐え忍びながらも、
希望を求めて、
必死にもがいているナムとナグォンの生き様を見てあげてほしいなと、

今はそう言えるかも。

とにかくね、
ナム(ドジン)役のチャン・ギヨンくんがとんでもなくステキでした♡↓

時々ものすごくソ・ジソブさんに似てると思うのは、
私だけ?

少し猫背になって、
ゆっくり歩いてくる姿とか、

悲しそうな目とか。

ナムの苦悩が見事に表現されていたと思います。
ギヨンくん大好き♡

ナグォン(ジェイ)役のチン・ギジュさんも、
かわいかったよ↓

ただ、正直なところ、
中学生時代のナグォンの演技がうますぎてうますぎて↓

ナグォンに関しては、
子役のリュ・ハンビちゃんに軍配かな。

最初は、
そのいかにも「私ってかわいいでしょ?」的な振る舞いとかしゃべり方が、
ちょっと鼻につく感じだったんですが、

いやいやいや、

とても演技とは思えないリアルさで、
見事だったと思います。

もちろん演技力という意味では、
サイコパス役のホ・ジュノさんは言うまでもなく↓

ナムの義理の母オクヒ役のソ・ジョンヨンさんにも拍手でした↓

ほかにも、
ナムの兄ヒョンム役のキム・ギョンナムさんとか↓

記者パク・ヒヨン役のキム・ソヒョンさんとか↓

あ、もちろん中学生時代のナム役ナム・ダルムくん↓などなど、

実力者がずらりで、
流石!な仕事っぷりを見せていただきました。

ナムとナグォンが、
どういう結末を迎えるのか、
ぜひ本編でご確認くださいませ。

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キャストについてはコチラからチェック!

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動画サイトよりキャプチャー画像お借りしました<(_ _)>感謝!

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投稿者プロフィール

hacchi
hacchi
『冬ソナ』以来、韓国ドラマにのめり込んで早10年以上。その間に見てきた膨大な数のドラマの情報を踏まえつつ、私独自の視点に基づいた自由な切り口で、ドラマを紹介していきます。